奈良ブランド豚肉「郷Pork(郷ポーク)」について知るべきこと村田養豚場(村田畜産/村田商店)、奈良県、奈良市のこれまで

※この動画は2018年から2019年ごろのものです。最新の状況については、本編目次下の動画をご覧ください。

奈良県と奈良市が推奨し、奈良ホテルや奈良バーガーが採用した、奈良を代表するブランド豚肉「郷Pork(郷ポーク)」。この奈良ブランド豚を生産する村田養豚場(村田畜産/村田商店)は、2002年(平成14年)頃に赤田川北側の山林を大きく掘削しはじめた頃から、隣接地所有者との土地境界トラブル、数十頭もの犬の放し飼い、事実上の公道占拠など、この間、途切れることなく、次々と様々な問題を引き起こしています。しかし、奈良県は嘘の説明を行ってまで、これら村田養豚場(村田畜産/村田商店)による不法行為や迷惑行為をむしろ擁護しており、奈良市も問題解決には極めて消極的で、奈良市のふるさと納税返礼品として村田養豚場(村田畜産/村田商店)の「郷Pork(郷ポーク)」を採用するなど、村田養豚場(村田畜産/村田商店)を積極的に支援しています。一方、奈良市に隣接する木津川市では、村田養豚場(村田畜産/村田商店)下流の水質汚濁が長年にわたり問題視されています。

目次

2023年2月24日 村田養豚場の敷地の間にある木津川市道に関して、木津川市側の地元地域などから要望書が提出されました

京都府警木津警察署からの要請により、現在、村田養豚場の敷地の間にある木津川市道について、奈良市の里道として境界確定が検討されています。この木津川市道は、ちょうど村田養豚場の敷地の間の部分だけ奈良市域を通っているため、この部分については奈良市の里道として境界を確定する必要があるとのことです。この奈良市側で進められる境界確定に対し、この道を主に使ってきた木津川市側の地元地域浄瑠璃寺などから、道幅に関する要望書が提出されました。現在奈良市は、この道は奈良市では市道ではなく里道であるから、幅91cmが基準であるといった説明を試みるようになっており、木津川市側地元地域などでは、奈良市が極端に狭い道幅で境界を確定してしまうのではないかと心配されています。この道の現状や、この道の通行が困難となった経緯については、FACT.3をお読みください。里道境界確定は今後100年200年と影響のあるものです。奈良市には、木津川市側地元地域の要望を尊重し、将来に禍根を残さない判断を行うよう強く求めます。

令和5(2023)年2月24日-木津川市道加2092号線奈良市域区間の境界確定に関する要望書-西小地区-01

令和5(2023)年2月24日-木津川市道加2092号線奈良市域区間の境界確定に関する要望書-西小地区-02

令和5(2023)年2月24日-木津川市道加2092号線奈良市域区間の境界確定に関する要望書-浄瑠璃寺

2023年8月28日 情報公開審査会の答申が出ました

情報公開審査請求に至った経緯

2007年、木津川市は京都府警の求めにより赤田川北側の土地の境界を明らかにするため、赤田川北側の木津川市道に関する市有土地境界確定図を作成し、その際市道隣接地の土地所有者が示した土地の境界も同確定図に確定線で書き込みました。しかし、2018年8月と11月、木津川市は村田養豚場(村田商店/村田畜産)の要求に応じる形で、手続きに誤りがあったことを理由に、同確定図から木津川市と奈良市の市境にあたる土地境界の確定線及び確定点を、2度にわたり削除しました。木津川市としてはその後市境を元の位置のまま再確定させることを予定していましたが、奈良市の協力が得られず再確定作業は全く進みませんでした。そして再確定作業が停滞するうちに、2019年8月末に村田養豚場(村田商店/村田畜産)が赤田川北側の市境に接する奈良市側の土地を買い取り、市境にあたる土地境界は市有土地境界確定図から削除されて未確定になったとして、2020年1月、2007年に木津川市が作成した市有土地境界確定図に記載された土地境界を越える位置に養豚場の防護柵を設置しました。このことは、2021年9月に木津川市側隣接地の土地所有者らが、境界確定、所有権確認、妨害排除、損害賠償を求めて村田養豚場(村田商店/村田畜産)を提訴した理由の一つともなりました。こうして市境の再確定は結局宙に浮くこととなりました。市境に接する土地の新しい所有者となった村田養豚場(村田商店/村田畜産)が、元の位置で市境を再確定することを拒否したからです。現在は木津川市も奈良市も、市境の確定は、当事者による裁判の結果に従うほかないということで一致しています。一連の出来事については、「FACT.1 絶え間ない土地境界トラブル」でくわしく触れていますので、ぜひご覧ください。

この間、奈良市は木津川市に市境にあたる土地境界の削除を求めるばかりで、市境の再確定に必要な事前調整には全く協力しませんでした。しかし市境に接する奈良側の土地の元々の所有者は、2007年に木津川市が作成した市有土地境界確定図に記載された土地境界に合意しており、もし奈良市が市境の削除から間をおかず市境を再確定できるよう木津川市に協力していた場合、元々の土地所有者は、2007年に木津川市が確定した位置で市境を再確定することに何の異論もなかったと考えられます。そして奈良市も関与した上で市境が迅速に再確定していれば、村田養豚場(村田商店/村田畜産)がその再確定された市境を越えて防護柵を設置することは極めて困難だったことでしょう。つまり、この間の奈良市の振る舞いは、村田養豚場(村田商店/村田畜産)が市境に接する土地を購入した後、土地境界について紛争を起こせるよう不当に協力したものとも評価され得るものです。

そこで、当会代表が2019年5月と6月に、奈良市に対し2018年1月以降の関連行政文書を開示するよう請求したところ、2018年3月に村田養豚場(村田商店/村田畜産)が奈良市に送ったファックス4枚(収受日時を示す文書や供覧したことを示す文書はなし)と、2018年8月に奈良市が木津川市に送った、村田養豚場の要求をそのまま伝えるファックス1枚(なぜか2枚目はなし)、それに木津川市が奈良市に提供した市有土地境界確定図(収受日不明)しか開示されず、関連行政文書はそれら以外に存在しないとされました。木津川市側には奈良市との協議に関する報告書がいくつもある一方、奈良市側には上司の決裁印のある文書は一枚もなく、ファックス数枚と図面1枚しかないというのです。奈良市が木津川市に送った、木津川市に市有土地境界確定図という重要な書類の変更を求めるファックスにさえ、行政文書上は上司の決裁を得た形跡がありません。また、そのファックスの送り主でもある奈良市土木管理課の仙波氏は、行政文書開示時に当会代表と面談した際、村田養豚場(村田商店/村田畜産)に赤田川北側の市境に接する土地を購入する意思があることを知っていたと明言しました。

市民の財産権に深く関わり、隣接市とたびたび協議している案件で、奈良市の意思決定過程がわかる行政文書が一切作られていないことはあまりにも異様です。そのため当会代表は2022年7月に奈良市情報公開審査会に対し、情報公開審査を請求しました。2023年3月1日の情報公開審査会では、この審査請求に関して、当会代表による口頭での意見陳述と、奈良市土木管理課担当者による口頭での説明などが行われました。

審査会の答申について

木津川市とたびたび協議している案件で、奈良市の意思決定過程がわかる行政文書が何一つ存在しないことは極めて不自然です。奈良市が木津川市に伝えたことに関し、上司による決裁を行政文書で確かめられないとすれば、奈良市の意思決定過程は無責任極まりない状態にあると言わなければなりません。

答申では、この点につき特に「付言」として、「本件処分等の妥当性に疑義が生じたのは、処分庁における文書管理が適切であるとは必ずしもいえない部分があったことによるものである。行政文書の開示制度が有効に機能し、条例の趣旨の沿った適正な制度運用が行われるためには、適切な文書管理が前提となる」と指摘して、「処分庁におかれてはこの点に留意し、適切な文書管理に務めること」を求めています。審査会の結論そのものは、後から追加開示されたファックス文書の二枚目を除き、文書不存在決定が妥当であったとするものでしたが、「付言」として適切な文書管理を求める意見がついたことを当会としては高く評価します。この答申は実質的に、奈良市土木管理課の文書管理が不適切であったことを認めるものだと言えるでしょう。今後、奈良市管理課が、審査会の「付言」を重く受け止め、適切な文書管理に務めるよう望みます。

なお答申の全文は、奈良市情報公開審査会のウェブサイト公開されています

当ウェブサイト掲載の記事(本編)に関し、村田養豚場を経営する村田商店から、2019年7月18日、訴訟が提起されました。本裁判では、犬の放し飼い、公道の違法占拠、村田養豚場が赤田川水質汚濁の原因者として疑われていることなど、本編に記載されている記述の大半について真実性が認められました。また第二審判決で大阪高裁は、2022年9月に改訂された本編(現在の記事のベース)には、不法行為と認定する記載は含まれていないとの判断を示しています。くわしくは裁判編(2023年6月5日更新)をご覧ください。 »

FACT.1
絶え間ない
土地境界トラブル

 村田養豚場(村田畜産/村田商店)は、2002年(平成14年)頃から賃借していた赤田川北側の山林を大きく掘削しはじめ、2004年(平成16年)には、隣接する京都府側の山林の所有者から、越境して掘削していると抗議されましたが、村田養豚場(村田畜産/村田商店)は抗議を受け入れず、掘削は2007年(平成19年)まで続きました。その後も村田養豚場(村田畜産/村田商店)は、土地境界あるいは土地使用をめぐるトラブルを次々と引き起こしています。

村田養豚場の位置

まず、村田養豚場の位置を確認しておきましょう。村田養豚場は京都府木津川市と奈良県奈良市の市境に接する位置にあり、主な敷地は奈良市側にあります。また村田養豚場は、木津川に流れ込む赤田側の上流で、赤田川に隣接しています。京都府木津川市の浄瑠璃寺からは、直線距離で南に約300mのあたりにあります。下Googleマップでは「村田畜産」と表示されている場所が村田養豚場です。

FACT.1 目次

FACT.2
執拗に続く
犬の多頭放し飼い

村田養豚場(村田畜産/村田商店)は、一時は50頭以上の犬を放し飼いにし、長年にわたり周辺地域を徘徊犬による危険にさらしてきました。2014年(平成26年)から2020年(令和2年)ごろにかけては、村田養豚場(村田畜産/村田商店)が放し飼いにしている犬が多数、隣接する観光地である浄瑠璃寺周辺を頻繁に徘徊し、それらの犬が多いときには10頭単位で浄瑠璃寺の境内にまで入り込む事態ともなっています。しかし奈良県農林部畜産課は、木津川市と京都府警木津警察署に嘘の説明をしてまで、村田養豚場(村田畜産/村田商店)による犬の放し飼いを擁護し、2024年(令和6年)現在も、公道上での犬の放し飼いをやめさせようとはしません。

FACT.2 目次

動画で見る徘徊犬の状況

下動画は2018年(平成30年)から2019年(令和元年)にかけての徘徊犬の状況です。最新の状況については、本編目次下の動画をご覧ください。

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村田養豚場周辺地域での徘徊犬捕獲数の推移

捕獲犬数の推移

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犬の飼育環境

2024年(令和6年)2月28日に木津署とともに村田養豚場を訪れた木津川市は、「通行帯の周辺でおびただしい数の犬の糞便が放置されており、通行がためらわれる箇所があった。さらに、通行帯に血痕らしきものが確認できた」と報告しています。こうした状況は犬の飼育環境として望ましいものとは言えません。

令和6(2024)年2月28日-(株)村田商店による道路占用及び道路使用の状況確認-01

令和6(2024)年2月28日-(株)村田商店による道路占用及び道路使用の状況確認-05

なお、奈良市保健所が記録している経過文書によると、2019(平成31年)年4月には村田養豚場で多数の犬(連絡があった数で20頭弱)が血便を出すなどして死亡したといいます。

平成31年2月12日-平成31年4月25日

これは何らかの感染症によって村田養豚場の犬が多数死亡したものと考えられますが、これほどの事態が起きても、奈良市保健所が村田養豚場(村田畜産/村田商店)に飼い犬の係留を強く指導した形跡はなく、その後も、感染を拡大させる恐れがある犬の放し飼いを、事実上放置しました。またこのとき奈良市保健所は、村田養豚場で深刻な犬の感染症が発生したことを、周辺地域に知らせることもしていません。奈良市保健所のこのような対応は、地域、とりわけ地域住民の飼い犬を致死性感染症の危険にさらすものであり、疑問を覚えます。

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FACT.3
奈良県畜産課
ぐるみの公道占拠

村田養豚場(村田畜産/村田商店)は、日常的に公道を作業場としており、公道上でフォークリフトやミニローダーを用いて餌を混ぜ合わせる作業などを日中頻繁に行っています。それだけでなく、公道を衛生管理区域に設定し、「防疫」を理由に、事実上の公道占拠を行政に追認させることを、繰り返し試みています。しかも奈良県畜産課は、そうした村田養豚場(村田畜産/村田商店)の要求をことさらに擁護し、嘘の説明を繰り返してまで、木津川市と京都府警木津警察署に、「防疫」という「公益」のため市道を封鎖することを認めるよう求め、嘘が判明した後になっても、頑なにその主張を変えようとしません。

FACT.3 目次

動画で見る市道上での作業

下動画は2017年(平成29年)から2019年(令和元年)にかけての、村田養豚場の敷地の間にある木津川市道の状況です。最新の状況については、本編目次下の動画をご覧ください。

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動画で見る村田養豚場の衛生管理

下動画は2017年(平成29年)から2019年(令和元年)にかけての、村田養豚場における餌の管理状況です。最新の状況については、本編目次下の動画をご覧ください。

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FACT.4
赤田川下流の
水質汚濁

木津川市議会では、村田養豚場(村田畜産/村田商店)からの排水が、下流に著しい水質汚濁をもたらしている可能性について、長年にわたり何度も議論されています。そうした中、2017年(平成29年)には、農業被害があり得るレベルの水質汚濁が赤田川で検知されました。木津川市はこれを「府県境を跨ぐ公害問題」と捉えて詳細な水質調査を実施し、調査結果を確認した木津川市長は、奈良市長と奈良県知事に宛てて「赤田川の水質改善に向けて特段のご配慮」をお願いする文書を発出しました。その後赤田川の水質はやや持ち直したものの、今も汚い状態が続いています。

FACT.4 目次

動画で見る2016年(平成28年)から2019年(令和元年)の赤田川

下動画は浄瑠璃寺奥之院から砂防ダム付近で撮影した赤田川の状況です。2016年(平成28年)5月から2019年(令和元年)10月までの動画を一つにまとめました。2016年(平成28年)から2017年(平成29年)ごろ、浄瑠璃寺奥之院の少し下流にある砂防ダムでは、初夏から秋にかけ、水底からメタンと見られる気泡があがり、水面が泡だらけとなっていました。臭いも酷く、砂防ダムでできた池のそばにいると、気分が悪くなるほどでした。

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2017年(平成29年)に行われた木津川市による詳細な赤田川水質調査

木津川市による赤田川水質汚濁状況調査報告書は、赤田川水質汚濁の原因について、次のように結論づけています。

連続モニタリング調査の結果から、赤田川の水質汚濁については、「奥の院」における水質を著しく悪化させるような、高濃度かつ大量の有機汚濁成分が、人為的に、高い頻度で主に夜間に排出され、河川に流入することによって生じている可能性が高い。


4月17日の水質調査では、「奥の院」で従来見られなかった高濃度の有機汚濁が確認されたが、これは、有機汚濁成分の流入時の水質である可能性が高い。

本年度の赤田川の水質は、参考資料2のとおりだが、河川への汚濁成分の流入が短時間に集中していると考えられる今回のようなケースでは、通常の水質検査では、汚濁状況を十分把握することが困難である。

一方、底質は、河川水の影響を蓄積するため、一時的な汚濁成分の流入についても、一定捕捉することができる。汚濁源の確認調査において、底質に大きな差異が認められたのは底質⑤と底質⑥の間であり、底質⑤から下流側で底質の有機物汚濁を示す化学的酸素要求量(COD)が高い状況であった。

また、養豚場周辺の流入水に強い有機物汚濁が認められたことから、府県境に位置する養豚場付近で、高濃度かつ大量の有機汚濁成分が排出されて、赤田川の水質汚濁を引き起こしていると考えられる。

なお、事業所敷地内の状況が不明であることから、付近の事業所の汚水処理等の調査が必要である。

平成29年11月 赤田川水質汚濁状況調査報告書

この結論を受け、2017年(平成29年)11月14日には、木津川市長から奈良県知事に赤田川の水質改善に配慮を願う要請書が送られました。

平成29年11月14日-赤田川水質汚濁状況調査の結果について(奈良県知事宛)

次いで2017年(平成29年)11月22日には、木津川市長が奈良市長を訪問して、奈良県知事宛と同じ内容の要請書を手渡しています。


平成29年11月22日-赤田川水質汚濁状況調査の結果について(奈良市長宛)

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合同会議における村田養豚場(村田畜産/村田商店)の主張

2018年(平成30年)3月29日、村田養豚場(村田畜産/村田商店)の強い要求で、奈良県、奈良市、京都府、木津川市、村田養豚場(村田畜産/村田商店)による合同会議が開かれましたが、その席上、村田養豚場(村田畜産/村田商店)は次のように発言しています。

  • 排水基準の50㎥/日等の知識も持っていないのではないか。
  • 排水が法規制にかからず、産業廃棄物の問題もないのであれば、何が問題なのか。奈良県も奈良市も指導できないのではないのか。
  • 村田養豚場は、基準を満たしており、BOD、CODは基準に含まれていない。河川の水の色で汚濁していると言えるのか。塩水を流してやろうか。
  • 苦情を言う市民や、議会の言い訳としてお願いをするのは勝手だが、市も県も指導できず、効果はないのではないか。
  • なぜ木津川市は、養豚場内に立ち入りができないと思うか。
  • 行政は、法律・条例に基づいて行動すべきで、木津川市の職員には勉強しようとする努力が見られないからである。民間より知識や経験が欠けている。京都府は、よく勉強しているし、時と場合によっては対処法が違うと理解できる人たちだから入ってもらっている。
  • 木津川市は、来年度も水質調査を継続し、その結果を奈良県・奈良市に伝えていくと言っているが、おかしくないか。奈良県はどう思う。
  • 村田養豚場としては、会社としてやるべきことはやっていくつもりで、奈良県や京都府に協力も求めていく。しかし、その内容については、一切、木津川市に伝えないよう言っている。知りたかったら木津川市も変わってほしい。

平成30年4月16日 赤田川の水質汚濁に係る合同会議について

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赤田川の水質汚濁状況(BOD値)

下図は赤田川の各調査地点におけるBOD値の変化を表したグラフです。太線は環境基準の8mg/Lと排水基準の160mg/Lを示しています。

水質調査結果グラフ

下図は浄瑠璃寺奥之院付近の赤田川と京都市下水処理場の流入下水の水質比較です。時に赤田川の河川水が、京都市の下水処理場に送り込まれる汚水(流入下水)よりも、ずっと汚くなっていることを示しています。

浄瑠璃寺奥之院付近の赤田川と京都市下水処理場の流入下水の水質比較。時に赤田川の河川水が、京都市の下水処理場に送り込まれる汚水(流入下水)よりも、ずっと汚くなっていることを示している。

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FACT.5
奈良を代表する
ブランド豚

村田養豚場(村田畜産/村田商店)の生産する「郷Pork(郷ポーク)」は、奈良県および奈良市のみならず、奈良のタウン情報誌や有名レストランからも支持される、奈良を代表するブランド豚です。

木津川市や周辺住民から村田養豚場(村田畜産/村田商店)の迷惑行為や不法行為に関して、さまざまな申し入れがある中、奈良市は村田養豚場の生産する「郷Pork(郷ポーク)」を、奈良のブランド豚として積極的に宣伝しています。下写真は2016年(平成28年)ごろ奈良市役所奈良ブランド推進課の外壁に貼られていた「郷Pork(郷ポーク)」のポスターです。

奈良市奈良ブランド推進課

2016年(平成28年)3月に奈良市観光センターで開かれた「第23回奈良まちなか市場 SAKE×HOME 奈良の地酒とふるさと納税物産展」でも、村田養豚場の「郷Pork」が奈良のブランド豚として誇らしげに売られていました。また奈良市は「ふるさと納税」の記念品に「奈良が誇る、流通量の少ない希少なブランド豚」として「郷Pork(郷ポーク)」を採用しています。

奈良市ふるさと納税記念品

大阪市も、2015年(平成27年)7月10日、村田養豚場に対し、優良食肉出荷者に対する感謝の意を込めて、市長感謝状を授与しています。大阪市は「永年にわたり南港市場へ『郷ポーク』ブランド豚の多大な出荷を頂き、当市場の発展に寄与して頂きました」としていますが、「郷Pork(郷ポーク)」が商標登録されたのは2012年(平成24年)ですから、「郷Pork」はたった3年で大阪市から「永年にわたり」と評価されたということになります。

7月10日(金)大阪市では、村田商店郷ポーク村田憲重様(奈良市)に赴き、優良食肉出荷者に対する感謝の意を込めて、市長感謝状を授与しました。永年にわたり南港市場へ「郷ポーク」ブランド豚の多大な出荷を頂き、当市場の発展に寄与して頂きました。

なお、大阪市に対し、木津川市議会で長年問題となっている農場と知った上で村田養豚場に感謝状を送ったのか問い合わせたところ、「大阪市として他の地方公共団体が管轄する内容について回答をすることができません」との回答を得ました。

タイトル
平成27年12月23日付けでいただいたご意見の回答について
日時
2016年1月6日午後4時19分
発信者
大阪市中央卸売市場南港市場

****** 様

平素は大阪市政にご協力いただき誠にありがとうございます。

このたび、平成27年12月23日付けでご意見をいただいた件ですが、大阪市として他の地方公共団体が管轄する内容について回答をすることができませんのでご理解いただきますようお願い申し上げます。

今後とも大阪市政に対しまして、一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【本件に関するご質問・お問い合わせ先】
大阪市中央卸売市場南港市場
(担当:小島 電話番号:06-6675-2010)

また、村田養豚場は、2015年(平成27年)2月に農林水産省生産局畜産部飼料課がまとめた「各地域でのエコフィードの取組事例(PDF)」に奈良の事例として掲載されていました(No.15)。事例として農林水産省に推薦したのは近畿農政局です。

各地域でのエコフィードの取組事例 No.15

こちらについても村田養豚場の実態を知った上で事例に含めているのか問い合わせました。その回答がこちらです。エコフィードの利用は重要なので、他のことは関知しないということのようです。

タイトル
エコフィードの取り組み事例で紹介されている村田商店に関するご質問の回答
日時
2016年4月14日午後0時2分
発信者
近畿農政局

当局からの返信が大変遅くなりまして、申し訳ございませんでした。

家畜を飼養する際の衛生管理のため、家畜伝染病予防法第12条の3により定めた、飼養衛生管理基準の遵守につきましては、都道府県が家畜の所有者に対して指導及び助言をすることになっており、当局としては、奈良県畜産課(家畜保健衛生所を所管)に対して、丁寧な対応をとっていただけるよう、お願いしております。また、農林水産省消費・安全局動物衛生課からも、奈良県畜産課に対して助言を行っております。

一方、食品残さ等を原料に製造されるエコフィードの利用については、輸入に大きく依存している家畜用の飼料の代替となり、飼料自給率を向上させ、安定的な畜産経営を実現させるものであることから、当局としては推進しております。この推進活動の一環として、当局HPにおいて、近畿管内における特徴的なエコフィードの取組事例として4事業者の取組について紹介させていただいています。

エコフィードの利用については、資源の有効利用、食品製造業者における処理費用の低減、畜産農家側における飼料費の低減等のメリットもあり重要な取組でありますので、このような取組について何とぞご理解いただきますようお願いいたします。

このメールアドレスは回答専用です。
本メールに対しての返信にはお答えできませんのでご了承ください。

以上のように、奈良県も奈良市も農林水産省も、村田養豚場(村田畜産/村田商店)を、問題があるどころか、優良農場だと評価しています。ただ、2020年(令和2年)6月の「エコフィードの取組事例」には、村田養豚場は記載されていませんでした。

さらに、行政だけでなく奈良のホテルやレストランも「郷Pork(郷ポーク)」を高く評価しています。中でも奈良を代表するホテル「奈良ホテル」は、県庁食堂と同時期にいち早く「郷Pork(郷ポーク)」を採用しました。「Main Dining 三笠」の当時のシェフ、杉谷光弘氏は、新聞などの取材でも「郷Pork(郷ポーク)」に好意的なコメントを寄せています。奈良ホテルの「Main Dining 三笠」や「日本料理 花菊」では、今でも村田養豚場が生産する「郷Pork(郷ポーク)」を、奈良ブランド豚として時折メニューに加えています

奈良ホテルのランチメニュー「八重桜」

また奈良の地域情報誌「ぱーぷる」も、2016年(平成28年)1月、タウン情報全国ネットワークによる「地元編集者が選ぶ各県の旨い肉を読者プレゼント」企画に、奈良の旨い肉として「郷Pork(郷ポーク)」を推薦しています。

「地元編集者が選ぶ各県の旨い肉を読者プレゼント」企画

奈良の自然豊かな村里で育まれた 口あたりの優しい絶品ブランド豚

奈良の自然豊かな村郷で育てられた、ブランド豚「郷ポーク」。飼料は食品関連会社の協力のもと、野菜・果物・麺などを利用し、60年前から循環農法に取り組んでいる。肉の赤身は柔らかく旨味がありジューシー、脂の溶ける温度は人肌と同じで口当たりが優しく噛むと肉汁がじゅわりと広がり、素材の生命感あふれる豊かな味わい。

TJの日 地元編集者が選ぶ各県の旨い肉を読者プレゼント|タウン情報全国ネットワーク

そこで「郷Pork(郷ポーク)」を推薦した「ぱーぷる」の杉本さんに、その理由を伺いました。

地元編集者が選ぶ各県の旨い肉というコーナーに掲載する際に「郷ポーク」と「大和肉 鶏」どちらかがいいのではないかという案が出ました。編集部内で話し合い「郷ポーク」は奈良のブランド豚と呼ばれていること。そして今、様々なお店で使用されており、私たちも実際においしいと感じたお肉でもありましたので「郷ポーク」がいいのではないかという結論に至りました。

奈良において、「郷Pork(郷ポーク)」は「大和肉鶏」と肩を並べる、奈良が誇るブランド畜産物だと認められていることがわかります。下写真は、近鉄奈良駅近くのレストランに掲げられていたポスターです。

レストランに掲げられていたポスター

こうした高評価を受け、奈良市の生涯学習推進団体「奈良ひとまち大学」は、2014年(平成26年)6月に「奈良ブランド、郷ポークの挑戦 ~若き3代目が挑む、畜産とは?~」と銘打ち、村田養豚場(村田畜産/村田商店)の娘さんを「奈良ひとまち大学」の講師として招いて、「授業」を開催しています。ちなみに、「奈良ひとまち大学」のブログ「人と同じものを食べる豚?! ~その2~」では、犬の放し飼いが常態化している村田養豚場の異様な状況がそのまま報告されています。

さらに、2018年(平成30年)5月には、奈良市の興福寺で行われた第76期名人戦において、奈良ホテルが佐藤天彦名人と羽生善治竜王のそれぞれに「郷ポーク」を用いた料理を提供しましたが、このことは新聞やテレビのニュースで、地元の食材が使われたという、明るい話題として取り上げられました。

2018-05-20-将棋:第76期名人戦七番勝負 第3局 老舗ホテルが食・宿用意 大盤解説は満席 /奈良---毎日新聞

FACT.6
「中川越」古道と
清流赤田川

FACT.3で触れましたが、村田養豚場から南へ伸びる道が県道33号と交わる地点には、奈良交通のバス停があり、その停留所は近年まで「浄瑠璃寺南口」という名前でした。この停留所名からも、現在は村田養豚場の敷地の間となっている木津川市道「加2092号線」が、奈良側から浄瑠璃寺へ向かう多くの観光客に長らく利用されてきたことは明らかです。この木津川市道「加2092号線」は、村田養豚場から南へ伸びる道の途中で西側の山林に入っていきますが、この道は府県境ともなっており、その歴史は古く、享保20年(1735年)頃に出版された大和志にも、中ノ川から西小田原(浄瑠璃寺周辺)へ抜ける道として「中川越」という名前で記録されています。

五畿内志/中巻/大和志/区域

また浄瑠璃寺の歴史を記録した古文書「浄瑠璃寺流記事」には、平治元年(1159年)の十万堂棟上をはじめとして、中川寺の僧侶が度々浄瑠璃寺に出仕していた記録が残っています。中川寺(奈良市中ノ川町にかつてあった寺院)から浄瑠璃寺へ至る道は、村田養豚場の敷地の間を通る道、つまり「中川越道」以外にはあり得ませんから、中川越道が遅くとも平安時代後期に存在していたことは、古文書から明らかです。

当尾地域は、奈良の喧騒を嫌い、修行の地を山岳に求めた僧らによって、その歴史と文化が育まれてきました。中川越道は、まさにそうした僧らが歩いた道であり、当尾地域の歴史と文化のルーツを体現する道と言えます。そしてこの道は遠く笠置寺まで続いていました。鎌倉時代初期に解脱房貞慶が再興した笠置寺は、鎌倉時代には弥勒信仰の聖地として参詣者が絶えなかったといいます。この中川越道は奈良から浄瑠璃寺を経て、その笠置寺までをほとんど一直線に繋いでいます。そのうち現在いわゆる「当尾の石仏の道」として多くのハイカーに親しまれている区間には、鎌倉時代に盛んだった笠置詣でを反映するかのように、鎌倉時代から南北朝時代に造立された石仏が道沿いにいくつも点在しています。このような歴史ある古い道を、一農場の身勝手な都合で、敷地の一部のようにして事実上封鎖し、途中で途切れさせてしまうことは、到底許されません。まして、多数の犬が放し飼いにされ、その犬の一部が、当尾地域の観光ハイキングコースや、本来静謐であるべき浄瑠璃寺庭園(国の特別名勝)にまで現れていたことは極めて異常です。しかも関連行政機関は、村田養豚場(村田畜産/村田商店)による公道上での犬の放し飼いを、未だやめさせられずにいます。これは行政が正常に機能していないことを示すものです。

また、赤田川の「アカ」は神仏に供える水「閼伽」に由来すると言われ、当尾地域のお年寄りは、昔の赤田川はとても美しい清流だったと話します。村田養豚場より下流の赤田川は「当尾京都府歴史的自然環境保全地域」に接しており、浄瑠璃寺奥之院付近は「当尾磨崖仏文化財環境保全地区」にも指定されています。

平成29年4月24日-市長・府庁訪問用資料-01

しかしながら現在の赤田川は、とりわけ村田養豚場のすぐ下流に位置する浄瑠璃寺奥の院付近において、ほとんど常に川の水が泡立ち、時には谷中に酷い臭いが充満するという状況にあり、かつての清流の面影はもはやなく、現状は「環境保全」からかけ離れたものとなっています。

REQUEST
行政・警察へ
積極的な通報を!

奈良県家畜保健衛生所に対する5項目の要望

当会では、2016年(平成28年)春頃、奈良県家畜保健衛生所に対し、村田養豚場に次の5項目の指導をするよう要望しました。しかし奈良県家畜保健衛生所は、単に現状を説明するばかりで、今後どのように指導するつもりなのか一切答えませんでした。そしてその後全く返答がありません。当会は、現在も返答を待ち続けています。

  • 市道の通行をいっさい妨げないよう指導すること。
  • 敷地を柵で囲い、常時市道の安全な通行を確保するよう指導すること。
  • 犬を放し飼いにせず、犬を飼う場合は、柵の中で飼うよう指導すること。
  • 規模に応じた浄化槽を設置し、排水の水質を十二分に改善するよう指導すること。
  • (必要あれば消毒等したうえで)奈良市保健所職員、木津川市職員、京都府職員の敷地への立ち入り(検査)を認めるよう指導すること。

※上記の二項目めで敷地を柵で囲うことを求めていますが、言うまでもなくこれは、市道の両側にある敷地のそれぞれを柵で囲うよう求めるものです。そうすることなしに、市道を封鎖する形で門扉を設置することは、市民の通行権を一方的に侵害していると考えます。

ぜひ関連行政機関に何度でも繰り返し通報や要望をお願いします!

行政機関が自発的に調査をして、問題の存在を認識し、解決に動くということは、残念ながら滅多と起こりません。多くの場合、行政に対する、市民からの通報や苦情、要望、問い合わせなどがきっかけとなって調査が行われ、必要な場合は何らかの対応がなされた上で、問題が解決しなかったとしても、一連の対応が行政文書として必ず記録されます。逆に言えば、市民からの通報などがなければ、問題は存在しないものとして扱われてしまう可能性が高いのです。ですから、一度通報したり苦情を申し立てたことでも、その問題が続いている限りは、誰かが繰り返し通報し続けなければなりません。そうでないと行政機関は、ともすれば問題が存在しないかのような対応しかしなくなります。多くの人が何度でも繰り返し通報することは、問題を解決していく上で非常に大事です。通報により問題が解決しなかったとしても、そうした出来事があったということが、行政文書に記録されていくことが重要なのです。記録の積み重ねは、いつか必ず説得力を持つようになります。ぜひ積極的な通報、苦情、要望、問い合わせを、よろしくお願いいたします。

通報・問い合わせ先リスト

奈良県 家畜保健衛生所 業務第一課(養豚場の指導)
電話:0743-59-1700
FAX:0743-59-1740
E-mail:kachiku-hh@office.pref.nara.lg.jp

奈良県 県政の窓

奈良市 建設部 道路室 土木管理課(奈良市の里道の管理)
電話:0742-34-4893
E-mail:dobokuk@city.nara.lg.jp

奈良市 ご意見・ご要望

仲川げん 奈良市長 Twitter アカウント

奈良市保健所 健康医療部 保健衛生課(犬の放し飼い)
電話:0742-93-8395
FAX:0742-34-2485
E-mail:hokeneisei@city.nara.lg.jp
Twitter(問い合わせには非対応)

奈良市 環境部 環境政策課(カラス)
電話:0742-34-4591
E-mail:kankyoseisaku@city.nara.lg.jp

京都府 環境部 自然環境保全課(赤田川の水質汚濁)
電話:075-414-4706
E-mail:shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp

京都府山城南保健所 環境衛生室(犬の放し飼い・赤田川の水質汚濁)
電話:0774-72-4302(犬の放し飼い)
電話:0774-72-4303(赤田川の水質汚濁)
E-mail:yamashin-ho-minami-kankyo@pref.kyoto.lg.jp

京都府 環境部 自然環境保全課(赤田川の水質汚濁)
電話:075-414-4706
E-mail:shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp

木津川市 市民部 まち美化推進課(赤田川の水質汚濁)
電話:0774-75-1215
E-mail:machibika@city.kizugawa.lg.jp

木津川市 市民部 管理課(市道の通行)
電話:0774-75-1221
E-mail:kanri@city.kizugawa.lg.jp

京都府警 木津警察署 交通課(市道の通行)
電話:0774-72-0110

FACT.3で見たとおり、現在村田養豚場の敷地の間の道を通行するには、村田養豚場(村田畜産/村田商店)が設置した門扉を開閉する必要があります。この門扉の設置を許可しているのは、木津川市管理課と京都府警木津警察署交通課です。門扉があることなどが、通行の妨げとなっていると感じた場合は、ぜひ木津川市管理課と京都府警木津警察署交通課にその旨お知らせください。多くの人からそうした声があることが、現状を改善していく根拠となります。

村田養豚場(村田畜産/村田商店)が生産する
「郷Pork(郷ポーク)」は
あらゆる意味で奈良を代表する
ブランド豚です。

更新履歴

2016年6月
本ウェブサイトを公開しました。
2019年9月11日
2016年以降の状況の変化や新しく判明した事実をふまえ、記事の内容を一部修正しました。
2019年10月20日
赤田川を撮影した動画を、2016年5月から2019年10月までの動画をまとめたものに差し替えました。それに合わせ、2016年に公開された当時のままだった、赤田川の水質に関する動画や写真について説明した文章を、現在の状況に合わせ修正しました。
2019年11月30日
2019年9月の木津川市による赤田川水質調査において、奥之院付近で環境基準値の10倍近いBODが検知されていたことが判明したため、それに合わせ水質汚濁に関する記述を変更しました。
2020年2月9日
赤田川の最新の水質検査結果を記事に反映させました。また、いくつかの記述を、より誤読を招かない表現に修正しました。
2020年3月12日
冒頭に2019年12月〜2020年3月の村田養豚場を撮影した動画を追加しました。
2020年3月30日
長尾2の土地境界を越えてコンテナなどが置かれていることを示した図を、その後の検討を反映したものに変更しました。また、いくつかの文章をより読みやすいものに修正しました。
2020年5月25日
奈良県畜産課の赤田川の現状に対する見解を追記しました。
村田養豚場の敷地の間にある木津川市道に三箇所の門扉が設置されたことなどを追記しました。
2020年6月15日
冒頭に2020年3月〜2020年6月の村田養豚場を撮影した動画を追加しました。
2020年8月26日
奈良県畜産課が虚偽公文書を作成したことについて追記しました。
FACT.6 を現状に即したものに修正しました。
2020年12月1日
防護柵補助金の振り込みが、現在のところ保留されていることを追記しました。
2021年3月9日
令和2(2020)年3月26日に開かれた赤田川の水質汚濁に係る連絡調整会議で、村田養豚場の新しい汚水処理施設に関する京都府畜産課の見解について追記しました。
2021年6月7日
冒頭に2020年6月〜2021年6月の村田養豚場を撮影した動画を追加しました。
2021年6月13日
防護柵補助金が振り込まれたことと、その問題点について追記しました。
2021年12月1日
奈良県が木津川市に村田養豚場の敷地の間にある市道を通行止めにするよう求めてきたことを追記しました。
2021年12月27日
資料編に農林水産省が令和2(2020)年10月1日に作成し、令和3(2021)年10月5日一部変更した、「飼養衛生管理基準遵守指導の手引き(豚及びいのししの場合)」の抜粋を、追加しました
農林水産省が令和2(2020)年10月1日に作成し、令和3(2021)年10月5日一部変更した、「飼養衛生管理基準遵守指導の手引き(豚及びいのししの場合)」の内容について、追記しました。
2022年2月22日
冒頭に2021年6月〜2022年2月の村田養豚場を撮影した動画を追加しました。
2022年3月4日
赤田川の最新の水質汚濁状況を記事に反映させました。
2022年5月18日
木津川市と木津警察署の、公道の封鎖を求める奈良県に対する対応を追記しました。
2022年6月13日
サイトナビゲーションを改善しました。右上のメニューから各記事を閲覧しやすくなりました。
2022年9月3日
本編を大幅に書き直しました。FACT.1からFACT.4については、詳細な内容を別ページに移動させました。
2023年2月10日
冒頭に2022年2月〜2023年1月の村田養豚場を撮影した動画を追加しました。
2023年3月13日
木津川市側地元地域などから提出された要望書について、追記しました。
2023年4月27日
赤田川の最新の水質汚濁状況を記事に反映させました。
2023年7月4日
木津川市議会議事録に2016年以降の議事録を追記しました。
2023年8月31日
情報公開審査会の答申について追記しました。
2023年10月5日
木津川市議会議事録に2023年6月定例会の議事録を追記しました。
2023年10月27日
赤田川の最新の水質汚濁状況を記事に反映させました。
資料編に「『衛生管理区域に関する質問書』に対する農林水産省の回答と同回答に関する当会の見解」などを追加しました。
2024年1月20日
2023年9月と2024年1月の道路占用許可更新について追記しました。
資料編に2023年9月と2024年1月の道路占用許可更新に関連する行政文書を追加しました。
2024年2月14日
資料編に2023年12月と2024年1月の道路占用許可更新に関連する行政文書を追加しました。
2024年3月2日
資料編に浄瑠璃寺周辺の徘徊犬に関連する行政文書を追加しました。
FACT.2に2021年以降の浄瑠璃寺周辺の徘徊犬の状況を追記しました。
2024年3月9日
木津川市議会議事録に2023年09月11日に開かれた令和5年第3回定例会の議事録を追記しました。
冒頭2022年2月〜2023年1月の村田養豚場を撮影した動画を追加しました。
2024年3月20日
資料編2024年1月22日の協議で言及された「占用許可更新をするための資料」が農林水産省側には存在しないを示す行政文書不開示決定書を追加しました。
2024年3月28日
資料編に道路占用許可更新に関する行政文書を追加しました。
2024年4月5日
FACT.2資料編に、2022年8月以降の中ノ川町と東鳴川町の徘徊犬に関する行政文書を追加しました。
2024年4月10日
ページ上部のナビゲーションの「メイン」を「本編」に変更しました。
FACT.2FACT.3ホームに、村田養豚場の犬の飼育環境に関することを追記しました。
2024年6月20日
資料編に道路占用許可更新に関する行政文書を追加しました。
2024年7月17日
資料編に道路占用許可更新に関する行政文書を追加しました。
2024年9月27日
資料編に道路占用許可更新に関する行政文書を追加しました。
FACT.3に道路占用許可が打ち切られたことを追記し、それに合わせて文章を一部変更しました。
2024年10月9日
資料編に道路占用許可終了に関する行政文書を追加しました。