赤田川北側の土地に産業廃棄物が埋められている疑いについて奈良市環境部産業廃棄物対策課とメールでやり取りした記録(平成27(2015)年6月)

赤田川北側の土地に産業廃棄物が埋められている疑いについて奈良市環境部産業廃棄物対策課にメールで問い合わせました。※これは2015年6月から7月のメールのやり取りです。

整理番号:CKK20113/コース番号:C24/写真番号:2/撮影年月日:2011/10/27(平23)/撮影地域:宇陀/撮影計画機関:国土地理院

2012年ごろ村田養豚場に産廃を満載したトラックが入って行くところを見たという人がいます。赤田川北の荒れ地にトラックが沈み込まないよう鉄板を敷いて、産廃を運び込んでいたというのです。そこで当会は、もしかしたら池になっていた場所に産廃が埋められたのではないかと考え、奈良市環境部産業廃棄物対策課にメールでこの場所のことを問い合わせました。その結果返ってきたのが下記回答です。

平成27年6月10日
****** 様
奈良市環境部産業廃棄物対策課長

村田畜産の敷地に産業廃棄物が埋められている疑いについて

平素は、奈良市環境行政にご協力いただきありがとうございます。
村田畜産の敷地に産業廃棄物が埋められている疑いについて情報いただき、ありがとうございます。
まず、数年前に頻繁に大型トラックが産廃を積んで走行していた件につきましては、村田氏とは全く関係ないものであり、その関係者(土地所有者)に対し、持ち込んだ産業廃棄物について奈良市から指導した結果、搬出して適正に処分されました。
また、奈良市では今までパトロールを実施しておりますが、村田畜産が違法な産業廃棄物の処理を行ったと確認することはできませんでした。
これからも村田畜産のパトロールを継続して参りますので、よろしくお願いいたします。

〒630-8580
奈良市二条大路南一丁目1番1号
奈良市環境部産業廃棄物対策課
TEL 0742-34-4592
FAX 0742-34-1162

産廃を捨てていたのは、村田氏と全く関係のない、産廃が捨てられていた土地の所有者で、市の指導により捨てられていた産廃は搬出され適正に処分されたとのことです。しかし村田氏が承知していないのに、産廃を積んだトラックが村田養豚場の間を抜けて赤田川北へ入れるとは思えません。

メールに添付した航空写真画像

そのため奈良市の回答が別の場所のことを言っている可能性を考慮し、地図と航空写真(上写真)を示して、この場所でまちがいないかと何度も問い合わせました。しかし奈良市からは最後まで明確な返答を得られませんでした。

平成27年7月29日
****** 様
奈良市環境部産業廃棄物対策課長

村田畜産の敷地に産業廃棄物が埋められている疑いについて

平素は、奈良市環境行政にご協力いただきありがとうございます。
さて、土地の所有者につきましては、土地の所有権が変わる場合があります。そのため、繰り返し申し上げておりますが、法務局でお調べいただく方法が良いと考えております。
廃棄物の指導につきましては、当時適正に行いました。しかし、その詳細な内容につきましては、信用に関する情報であり、回答できません。
ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

〒630-8580
奈良市二条大路南一丁目1番1号
奈良市環境部産業廃棄物対策課
TEL 0742-34-4592
FAX 0742-34-1162

なお池があった東鳴川町502の当時の所有者、東鳴川のCさんは、産廃のことは知らないと言っています。一方加茂町のBさんが、2016年4月ごろ村田氏の娘さん(村田商店現代表)に会った際、池になっていた穴に何を埋めたのか聞いたところ、コンクリート片などを埋めたと聞かされたとのことです。また村田養豚場(村田畜産/村田商店)は、このとき「再生クラッシャーというものを埋めたが、それは、コンクリート片などを含む再生物であり、不法な廃棄物ではないということを説明」したと主張しています。ただその後埋めたものが撤去されたという情報はなく、奈良市が把握している事案がどこのことなのか、奈良市の回答からはまったくわかりません。