村田養豚場(村田畜産/村田商店)に関する木津川市議会での質問と答弁

犬の放し飼いや水質汚濁疑惑等、村田養豚場(村田畜産/村田商店)の迷惑行為については、町村合併前の加茂町議会時代から、何度も議会で取り上げられてきました。ここでは木津川市の公式サイトで公開されている議事録を紹介します。

2007年06月25日:平成19年第1回定例会(第6号)

◯議長(木村 浩三) ただいま1時、休憩前に引き続き再開をいたします。
 村城恵子さんの一般質問を続行いたします。村城さん。

◯15番(村城 恵子) 15番、村城です。
 2番目の質問に入ります。「赤田川と養豚場問題の解決に向け、行政の積極的取り組みを」という質問です。
 赤田川は、木津川に合流していますが、浄瑠璃寺奥の院の手前にダムがあり、さらに上流に行くと、加茂町と奈良市の境を通って奈良市に入ります。境になる奈良市側に養豚場があり、今、問題が発生しております。ここでは豚を300頭飼育していると言われております。
 赤田川も、昔は清流が流れていたそうですが、今は大変川が汚れ、上流の方ではにおいがするほどです。年4回実施している水質検査では、大腸菌群数や糞便性大腸菌群数が異常に高く検出されております。また、雨の後などには、黒くてくさい水が流れ、大きな問題にもなっております。
 さらに、養豚場の前にある山を地権者の許可なく勝手にこの持ち主が削り、土を搬出しております。山から出てきた大きな石は川に沿って積み上げ、土を敷き詰めております。この山の地権者3人の方と自分の土地に大量に産業廃棄物を放置された1人の方、合わせて4人の方が2005年の8月、木津警察署に告発をしました。
 この養豚場の横には町道も通っております。昔は、浄瑠璃寺南口というバス停から学校に通ったり、また町外の方がハイキングコースとして利用していましたが、今は山の侵奪と同時に土が積み上げられ、地形が変わってしまい、見る影もありません。
 本来、町道に対しては、旧加茂町が養豚場の持ち主に対して復元を求めるべきですが、何もしておりません。また、町道の破壊に対して警察に告発をすべき立場にあると思いますが、これも何もしておりません。
 養豚場の持ち主は、昨年、野焼きの現行犯で奈良市に逮捕されました。奈良市の警察は、毎晩張り込みをしていたと聞いております。この時期に、共産党の府会議員と一緒に現場へ行ってみましたが、川のそばに大きな穴が掘ってあり、中には大量の豚のふんが埋めてありました。業者のやりたい放題で、被害はすべて加茂の関係者が受けています。まさに、無法地帯と思います。
 警察に告発をして2年になります。昨年の12月に木津警察署がヘリコプターを飛ばして現場の写真を撮影し、この5月には、告発者の方から事情聴取を行っております。告発者の方にとっては、どんどん削られる山を悔しい思いで眺めながら、一体警察は何をしているんだと歯がゆい思いをしております。
 先日も、この場所を見に行きました。2台のユンボが崩した山を平にしていました。法治国家の日本で、こんなことがいつまでも許されるのでしょうか。
 地権者4人の方は告発をする前に、何とかならないかと加茂町に話し合いを求め、町道のある加茂町も一緒に動いてほしいと要望していましたが、民々のことだから境界明示をはっきりさせてほしいと繰り返すばかりでした。そのうち、町道すらわからない状態になってしまいました。住民の安全を守るという姿勢に加茂町は欠けていたんではないかと、私自身は今でも思っております。
 河井市長にとっては大変無関係だったこの問題ですが、合併をした木津川市では、この問題の解決に向けて積極的にかかわっていく義務が生じていると思います。赤田川の問題、養豚場の問題は、旧加茂町にとってフェロシルトと同じく懸案事項でした。合併に当たっては、難波町長から市長へ直接引き継がれるものと聞きましたが、具体的に合併をしてどのように引き継がれたのでしょうか。市道がかかわっていますので、市長も行政告発をすべきだと考えておりますが、この点についてはいかがでしょうか。
 市長、また市道にかかわっては建設部長の答弁もいただきたいと思います。お願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えをいたします。
 この問題につきましては、旧加茂町より重要な懸案の問題として引き継いでおります。
 過日、6月の14日に、養豚場及び道路の確認、また赤田川流域を歩いて視察を行ったところでございます。改めて、赤田川流域の景観のすばらしさに感動をいたしましたが、反面、議員のご指摘の河川の状況なども確認をしたところでございます。すばらしい景観や自然を守るということは、私も全く同じ思いでございます。旧町に引き継がれました、こういった問題につきましても、木津川市として問題の解決に向けて積極的に取り組んでいかなくてはならないと考えております。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 木下 強君登壇)

◯生活環境部長(木下 強) 生活環境部長でございます。
 ご質問のうち、引き継ぎの件につきましては、市長がご答弁申し上げたとおりでございます。
 今現在、木津川市といたしましては、旧加茂町時代のときに一定の現場確認なり、それから京都府との協議を続けてきた経過がございます。
 それから、もう一つは、ちょっと古い話ですけれども、加茂町時代に、平成16年の2月ぐらいですけれども、奈良市と協議を重ねてきた一つの中で、合同調査ができないかということで、奈良市の方に働きかけまして、奈良市につきましても奈良県とともに、それでは現地を調査しようということになりました。その結果、現場に入るということで確認をしたわけでございますけれども、養豚場側の方より施設の合同調査については拒否をするということで、合同での立入調査ができないという事態に至っております。
 その後、奈良市が単独で現地を調査いたしまして、種々の調査をいたしました。そのときの結果でございますけれども、し尿等につきましては、河川に放流した形跡はない。それから、し尿の処理の方法については、おがくず等をまぜて堆肥化しているということでございます。その後におきまして、奈良市側につきましても定期的に水質検査を実施をされているところでございます。
 京都府との連携でございますけれども、その都度、協議というのか、連携をしていただきまして、現地調査も行っていただいているところでございます。17年の4月につきましては、京都府の不法投棄本部が現地を確認し、現況を調査しているということでございます。
 ただ、この問題につきましては、非常に奈良市側にある事業所でございますので、なかなか法的に指導しにくいというのが京都府のスタンスでございますけれども、被害を受けておりますのが旧加茂町町民でありますし、現在は木津川市の市民でございますので、これにつきましては、京都府、奈良市側にも含めてそうですけれども、やはり現在、木津川市の取り組みにつきましても、ほぼ大分限界が来ているように思います。
 専門的な知識も、水質検査等につきましても、必要な部分でもしておりますので、なおこれらにつきまして、京都府とも連携をとり、京都府におきまして対処していただける部分がかなりあるというふうに思いますので、その辺については働きかけていきたいというふうに思っております。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) ご質問の養豚場問題につきましては、京都府・木津警察署により捜査が進められておりまして、旧加茂町から引き継ぎ、木津川市においても捜査機関からの捜査・協力依頼に対して積極的に協力しているところでございます。
 道路につきましては、旧町の町道は3町ともすべて合併により木津川市に引き継ぎ、木津川市の認定道路となってございます。この問題は、合併前の加茂町議会において活発に議論されており、認定道路における違法行為として早期に解決すべき問題であると考えてございます。
 旧加茂町議会において議論のあったように、測量図等のある精度の高い資料で道路を特定できるものがあれば、これをもとに現地で道路の区域を確認できるのではないかと考えています。
 告発等の法的措置については、道路管理者として何ができるか、法律に照らして、状況を見きわめ、判断していきたいと考えてございます。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。

◯15番(村城 恵子) 15番、村城です。
 この問題は、今、答弁にもありましたように、大変複雑になっております。加茂町の方が被害を受けていて、実際には奈良側に住んでいる養豚場の方から被害を排出しているという、そういう状況ですが、養豚場の周りには人家がありません。ですから、問題を本当に突きつけているのは加茂しかない。加茂に住んでいる人しかいないという、こういう状況がありまして、なかなか難しい状況になっております。
 特に、難波町長の答弁にありましたが、加茂では加茂のゴルフ場からフェロシルトが発見されまして、その問題で木津警察署の人員がそちらにも行って、京都府が告発をしました。その関係で行っているので、これが解決してから養豚場の問題にかかるというふうに聞いているという、そういう答弁も難波町長のときにはありました。大変手薄な、住民の思いとは逆行したような答弁だったわけですが、今、フェロシルトの方が一定具体的に処理が終わってきた中で、この問題はやはり引き継いでいるとはいえ、木津川市が具体的に解決まで責任を持つ内容だと思います。
 二つの問題があります。一つは、養豚場が勝手に他人の山を侵奪し、また勝手に産業廃棄物を他人の土地にほかしている。さらに、そこには市道もかかわっているという問題です。ですから、これは本当に解決をするためには、市道に関しては、市長がこの養豚場の持ち主を告発すべきだと思います。これは、告発をした加茂町の4人の方も同じように考えております。先ほど、市長は積極的に取り組んでいきたいと答弁をしておりますが、この積極的に取り組んでいきたいという中に、市みずから告発をするという、そういう考えがあるのかどうか、もう一度答弁をいただきたいと思います。
 もう一つの問題は、養豚場ができてから川が大変汚れていて、今はもう本当に夏になって暑くなりますと、もう通っただけでにおいがするという、そういう状況で、大変な状況になっております。これは、単に汚れているということだけではありません。この下には田んぼがありますので、この水も使っておりますから、このまま放置するということは決してできない、行政としての責任においてもできないと思います。
 この二つの問題を本当に解決するためには、やはり根本的にはこの養豚場の問題を解決する以外にないと思います。
 先ほど、奈良の方で調査をした結果、きちんと豚のふん尿が処理されているという、そういう話があったということですが、これはとんでもないでたらめだと私は思います。
 「家畜排せつ物法」という法律があると思いますが、この中でどのような方法によって処理をしているのかという定めがあると思うのです。300頭以上になりますと、その定めの仕方もまた変わってくると思いますが、本当にその処理がきっちり行われているのかどうか、これは行政、奈良市側ですけれども、行政をきっちりと問い詰めていく、そういう仕事が木津川市にはあると思います。
 養豚場ができてから川が汚れている、私たちが現地を見に行ったら、大きな穴を掘って、豚のふんがそのままその中に埋められている、こういう具体的な事実もあるわけです。そして、雨が降ると、黒い水が流れ、においがしている。こういう実態がある中で、今、さらに水質調査をして、その実態を把握していくという、そういうことを言っている場合ではないと思いますので、その点については、やはり木津川市としての環境を守るという、かなりの決意が今求められているのではないかと、そういうふうに思いますので、再度、その点についても市長の答弁をいただきたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。

◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えをいたします。
 私もこの問題をいろいろと説明を受けまして、現地も歩かせていただきました。非常にやはり奈良と木津川市の境目ということで、今もいろいろとご説明をいただきましたが、非常に複雑な問題が絡んでいるというふうに私も認識をしております。
 先ほどもお答えをいたしましたように、奈良県、そして京都府、警察、そういったところと十分な連携をとりながらこの問題の解決に向けて取り組んでまいりたいと思いますし、また告発等につきましては、法律に照らして、状況を見きわめながら判断をしていきたいというふうに考えております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。

◯15番(村城 恵子) 15番、村城です。
 私は、加茂町時代に比べて、市長の答弁は積極的だと思います。ぜひ法律に基づいてということでしたが、市道がかかわっておりますから、告発をする方向でぜひ検討していただきたいと思います。
 そして、この問題を早急に解決しないと、もう取り返しのつかないような状況になってしまうんではないかと思います。木津川市の大きな柱として「観光」を上げておりますが、浄瑠璃寺周辺というのはやはり観光地としては大きな存在感があるところだと思います。そういう点からも、やはり木津川市の中で周辺部にある加茂を守るという、そういう観点からも、木津川市の市長がどう動くか、これは政治的な判断も含めまして、市長の政治姿勢が大変強く問われてくると思いますので、しっかり頑張っていただきたいと、そのように評価もいたしますし、そのような動きをぜひとっていただくようにお願いしたいと思います。
 先ほども出てきましたように、今、警察が動いております。この警察をさらに、この動きを早めるためには、市長が直接京都府警にも出向いていって、この問題解決を図るように力を尽くしていただきたいと思いますし、産廃問題は京都府の管轄になりますので、この環境問題では、産廃問題でも京都府の方に足を運んでいただきたいと思います。
 その点については、3回とも同じような質問の内容になりますが、もう一度市長の答弁、お願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。

◯市長(河井 規子) 村城議員の再々質問にお答えをいたします。
 十分に努力をしていきたいというふうに考えております。

2007年09月21日:平成19年第2回定例会(第2号)

◯15番(村城 恵子) おはようございます。村城恵子です。
 発言通告に沿って、4点質問をいたします。市長の答弁と同時に、各部長も示しておりますので、関係課の部長の答弁もお願いしたいと思います。
 まず初めに、養豚場にかかわる市道損壊の問題と赤田川の問題です。この問題は、6月議会でも取り上げて、具体的な取り組みについても要望しております。また、河井市長には、自然環境を守る活動を続けている住民団体の方や養豚場の経営者を告訴している山の地権者の方がそれぞれ申し入れを行っております。約1時間近い時間をとっていただきました。参加をした住民の皆さんは、河井市長ならこの問題を積極的に取り組み解決してくださるのではないかと、大いに期待をしております。地権者の方からは、河井市長に「一番若くて74歳であり、それぞれ高齢のみである。いつ何があるかわからない、早い解決を望んでいます」という話もありました。行政としてできる最大の力を発揮していただきますよう一言申し述べ、具体的質問に入ります。
 一つは、養豚場経営者が市道を損壊し、その市道の一部に住宅を建てている問題、これは申し入れのときにも話が出ておりましたが、市長は実際にそれを確認し、問題があると認識しているのでしょうか。
 二つ目には、木津川市は市道の損壊と違法建築について抗議をし、市道の原状回復及び住宅の移動を具体的に要求することが必要だと思いますが、しましたでしょうか。
 3番目には、警察と協議をしてトラックの進入を防ぎ、山の土を盗掘できないように、これを具体的に検討し実施をする必要があると思いますが、これはどうなっているでしょうか。
 4番目には、市道の境界認定は木津警察立ち会いで行われましたが、現地に行きましても、市道がどこにあるかははっきりわかりません。住民の安全を守るためにも、何らかの方法で初めての方にもわかるよう市道を明示すべきではないでしょうか。この点について、どう考えているでしょうか。
 5番目には、養豚場経営者は、多数の犬を放し飼いにしております。この点につきましては、奈良市と連携して適切な犬の飼育を指導させる必要があると思います。具体的対応をとっているのでしょうか、伺います。
 6番目には、山土の盗掘については、4人の地権者の方が木津署に告訴し、現在、捜査はほぼ終了し、警察への起訴まであと一歩という状況だと思います。市道の損壊に対し、木津川市も行政告訴をすべきと私は6月議会でも質問いたしました。「法的にどうか調べ、検討する」との答弁でしたが、その結果はどうなりましたか。
 以上、6点について答弁をお願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えをいたします。
 養豚場に関する道路並びに環境問題は、担当から報告を受けておりますし、また私自身、直接現地も見て認識をしております。
 本定例会の冒頭のごあいさつでも申し上げましたとおり、これら課題の解決に向けましては、本市のみならず、関係する団体との連携が必要不可欠でございます。したがいまして、今後におきましても、関係する皆様との連携を密としながら、これら問題の解決に向けて努力することで、市民の皆様の安全・安心を確保してまいりたいと考えております。
 詳細につきましては、それぞれ担当部長の方から説明をさせていただきます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 木下 強君登壇)

◯生活環境部長(木下 強) 生活環境部長でございます。ご質問にお答えをさせていただきます。
 まず、道路の問題につきましてのご質問でございますけれども、養豚場に隣接する土地に関しましては、京都府警で捜査が進められており、市といたしましては、捜査に協力する形で、7月下旬、現地立ち会いと測量作業を行いました。
 立ち会いは、京都府側と奈良県側の双方の土地所有者も同時に招集され、京都府警に対し各自が所有されている土地の境界の確認が行われました。市は、道路管理者として市道の位置を確認をしております。
 ご質問のうち道路の取り扱いにつきましての詳細は、後ほど担当部長がお答えをさせていただきます。
 それから、次に犬の放し飼いについてのことでございますけれども、これにつきましては、16年ごろですけれども、奈良市と連携して指導すべきということでございますので、過去に、先ほど申し上げた16年ごろに奈良市の保健所に対しまして現状を説明し、対応をお願いをしてきております。今後は、南山城保健所とも協議をしながら連携をいたしまして、奈良市の保健所へ対応をお願いしていきたいというふうに考えておるところでございます。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。詳細について、補足説明をいたします。
 京部府警の捜査におきまして招集され、現地立ち会いでは、関係土地所有者が土地の境界の確認を行い、市は道路管理者として道路の位置を確認しました。この立ち会いにより、民有土地と道路の境界が明確になりましたので、市では境界点に測量びょうやプラスチックくいを設置し、同時に測量作業を行いました。
 市としては、当面、道路の「境界確定手続」を完了するための作業を行っています。境界確定は、現地立会により境界を確認して、くい等を設置し、これを測量して図面をつくり、関係者の同意の署名押印を受けた後、市の公印を押して、手続が完了となります。現在、測量結果をまとめて図面にし、確定図を作成中でございます。
 通常の境界確定手続は、隣接土地所有者が測量専門業者に委託して市に申請されるものですが、今回は市自らが積極的に測量を行い、図面の作成から行っています。今後、境界確定手続が完了すれば、これをもとに道路上の支障物件の撤去等について、警察と協議しつつ、具体的な方法を検討していきたいと考えています。
 法的には、道路法に基づく違反行為排除の措置を行うものと考えます。現時点では、支障物件の撤去等の具体的な手だては行っていません。市としては、まず境界確定の手続を完了することが必要であり、その後の措置等はすべて確定した道路境界を根拠に行うものと考えています。
 トラック等の進入制限につきましては、現在のところ、市道2029号線は、大型や大型貨物等の通行制限はされていません。また、一般路線の道路の出入りについては、制限できない状況でございます。
 市道の境界は、立ち会い時に市の費用で境界びょうやくいを設置して明示しました。くい等がなくなり復元が必要な場合は、測量データをもとに復元が可能でございます。
 以上でございます。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。失礼をいたしました。
 道路の損壊につきましては、道路境界確定手続が完了する作業を行っておりますので、その確定手続が終わりましてその作業に入っていきたいというふうに考えてございます。失礼いたしました。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯15番(村城 恵子) はい、村城です。
 道路の測量が終わりまして、これから確定して図面をつくるということですが、この後、道路損壊に関しては告訴をするという方法で次の手続に入るのかどうかが質問に対しては明確に答えておりませんでした。行政が、法的に違反していることをつかんだ場合、刑事訴訟法の239条2項の規定によって告訴をする必要があるのではないかと、こういうことも出ておりますので、この部分に関しましては、市の方に顧問弁護士もおりますし、また副市長はこのことに関してはベテランの方だと思いますので、これはきっちりとどういうふうな動きをするのかを明確にしない限り、建設部長のところでその方向を出すことは難しいと思います。これはすべて、今回の問題はすべて首長の、市長の政治判断にかかっているんではないかと私は思っております。
 加茂のときにはなかなか首長が慎重に慎重に、最終的には慎重にし過ぎて何もしないで終わってしまいましたが、そういう状況がありました。今回は、住民の方が告訴をして、告発をして、ここまで来ているわけですから、やはり市長がきちっと次の動きを行政の責任という形でとるべきではないかと思います。その点では、大変時間が長くかかっておりますが、長くかけないで、もうここまで来たのですから、一気に私はやってほしいと思いますし、どんな不法なことを行っていても許されるという、そういうことをしてはいけないと思います。
 このことが、今回の状況が次に進まなかったら、結局、また警察の姿が見えなくなったら次は何をするかわからないという、そういうことを導き出すと思いますので、ここの判断を間違ってはいけないというふうに私自身は思っております。
 この点につきましては、市長が二つの団体の方たちとお話をして、市長自らどのようにお考えになったのか、お感じになったのか、そして今後、どうしたいと市長が思っているのか、そのことについての具体的な答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 それから、犬は放し飼いになっておりまして、前回行きましたときには、6匹、鎖もつけずにもう本当に放し飼いで向ってまいりました。その前は2匹でした。1人の方がズボンだけかまれました。大変な状況になっておりますので、市道も満足に歩けない。こういうことでは本当に困ると思うので、以前に話し合いはしたということではなく、常にそういう状況はつかんでいると思いますので、対応をしていただきたいと思います。そういう点では、奈良市や保健所や、また京都府との関係は現状でどうなっているのか、お尋ねしたいと思います。
 山を崩して出てきた石を川に沿って約5メートル近く積み上げておりまして、これも行政の方は認識なさっていると思います。雨の後に行ってみますと、土が大雨で赤田川に流れ込んだような、そういう跡が見られました。集中豪雨が今起こっておりますので、そのようなことが起こりますと、土ばかりでなく積み上げた石も流される、そういう可能性があります。
 そういうことが考えられますので、先ほども言いましたように、道路にはくいか何かを打って、そしてここには車は入ってはいけませんという、そういうことはできると思いますので、警察ときちんとその話をして具体的な対策をとっていただきたいなと思っております。
 そして、この土が流れますと、中に多分産廃が埋められているのではないかと私たちは思っているんですが、そういうものもどんどん流されてきますので、これもやっぱりきちんと京都府と連携をとって、完全な解決に向けて進むべきではないかと、そのように思っておりますので、この点についても答弁をお願いしたいと思います。
 おととい、赤田川を見てまいりました。昨年の9月6日にも赤田川をずっと見てまいりましたが、昨年はもう川そのものがどぶのようになっておりまして、坂口橋ぐらいまでが大変汚くなっておりました。魚もほとんど見受けられない、そういう状況でしたが、今回は浄瑠璃寺奥の院のところまで川のにおいもほとんどそういうひどいはなく、また土も掘ってみましたが、前回、墨のような砂土でしたが、今回は砂もきれいになっておりました。かなり改善されているので、警察の圧力も入っておりますので、ふん尿を流すという、そういうことが今なくなっているのかどうか、そんなふうにも改めて思いました。また、坂口橋の下に小さなダムのようなものがありますが、そこには魚もおりまして、魚が泳いでおりまして、大変本当に感動したというか、驚きました。希望が持てるような状況が出てきたなというふうに思っております。
 ただ、すごく懸念することは、新しい家畜の飼育方法ができまして、16年度までに、そういう処理施設をきっちりつくって処理するということができまして、前回の質問でも「その作業がきちんと行われているという奈良保健所からの回答があった」とありましたが、豚の場合は、ふん尿だけではなく、敷き藁なども含めてきちんと処分をすることが義務づけられているようですから、まだこれが今後どのような形になるかはわかりません。
 きのうは養豚場の近くまで見に行きましたが、奈良側のところの市有地には大きな穴が掘られておりました。この穴はどうするんだろうと、また何か埋めるのかなと、そんな心配もしておりますが、そういう状況ですので、一時も目が離せないと思います。
 私はこれはもう地権者の方が本当に勇気を出して告発をし、そして警察を動かしたことが、川の水を少しでもきれいにさせた、そういうところになったんだなと思っておりますけれども、まだまだ油断ができないと思いますので、その点については、これからは行政がかかわって積極的に解決しなければならない問題だと思っておりますので、その点についての回答もお願いしたいと思います。
 また、水質調査の結果をいただきまして、直近の結果はまだいただいておりませんが、先ほども言ったような状況の中で、奥の院の近くの家畜によるふん便性の大腸菌群数は大変減っております。大変よい改善がなされているというふうに思いましたが、逆にほかの部分の水質検査の調査の結果が悪くなっておりますので、これは何が原因がしているのだろうと、そんなふうに思いました。
 この点について、原課ではどのように分析なさっているのか、あるいは京都府の保健所にこれらの内容について分析を依頼しているのかどうか、そのようなことについて具体的にどう考えていらっしゃるのか、今の時点でわかることがありましたら、ぜひ答弁をお願いしたいと思います。
 きのう、現地に行ったときに、その養豚場の上にいる方とのお話もできました。上流の方にはさらに「昭和新山」などと呼んでおりますけれども、産廃が積み立てられております。その影響があるのかないのか、奈良県では以前に水質調査をしていたそうですが、最近はしていないということもお聞きしましたので、その点も含めて今後検討が必要ではないかと思っておりますので、答弁をお願いしたいと思います。
 以上です。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えをいたします。
 先日、地権者の方から申し入れをいただいたとき、どういうふうに考え、どうしたいと思っているのかというご質問でございます。
 地権者の方の本当にお困りであるという、非常にそういう思いが私も伝わってまいりましたし、また高齢になってこられている以上、早く解決をしてほしいという、そういった悲痛な声をお聞かせいただいたところでございます。
 私といたしましても、できるだけ早くにこの問題を解決できたらなというふうに考えておりますし、また赤田川流域の景観についても大変すばらしいということで、私もそのように感動しております。水質の改善につきましても、徐々に改善はされているというものの、やはり抜本的な問題がまだ残っているということにつきまして、今後、できるだけ多くの関係機関と強力をしながらこの問題の解決に向けて努力をしていきたいというふうに考えております。
 法的な手段を早くとってはどうかというご質問でございます。今、先ほどもご答弁を申し上げましたように、7月に京都府警と地権者の方が立ち会い、また測量作業を行わせていただきまして、境界の確定手続を今させていただいいるところでございます。
 そういった手続が完了いたしますと、また次の手段についても考えていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いをいたします。
 ほかの点につきまして、担当部長の方から説明を申し上げます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 木下 強君登壇)

◯生活環境部長(木下 強) 生活環境部長でございます。再度のご質問にお答えいたします。
 まず、犬の放し飼いの件でございますけれども、確かに私も年間数回現地を見に行ったりいたし、西尾の方から重要河川をさかのぼって行けるところら辺までも行ったりという形でのことをしておるところでございます。上まで行きますと、数匹の犬がかなり意気込んで私たちの方に寄ってきますので、非常に恐怖を感じることでもあります。
 先ほど申しましたように、やはりこの犬だけではなしに、全体的な問題にもかかわってくるかというふうに思うんですけれども、行政がどれだけ指導できるかという部分にかかわってくるというふうに思うんですけれども、十分木津川市だけでは力が弱いという部分がございますし、大きくはやはり奈良市、奈良県との話し合いということもございますので、あとのご質問があろうかというふうに思いますし、そのときにお答えしていきたいというふうに思いますけれども、今までのような形での京都府の考えではこれ以上進まない状況がございますので、京都府といたしましても木津川市の状況を十分に理解していただき、木津川市旧加茂町の住民、もしくは今、木津川市になっていますけれども、木津川市の住民は京都府の住民でもあるということをご理解をしていただきまして、十分に木津川市に対しまして、これら環境問題に対し、特に赤田川の問題につきましてご指導をしていただくように申し入れをしておるところでございます。
 それから、確かに私も4月か5月ごろだと思うんですけれども、現場を市長と確認に行ったのですけれども、以前のようなにおいというのは、あれっというように思って、何が原因かなということで、確かににおいというのは薄らいでいました。前は、6月・7月ごろに行きますと、ちょっと向こうの方に行きますとぷーんとどぶ川のにおいがしておりましたけれども、それがないということについてはありがたいことでございます。
 議員さんがおっしゃっているように、民間の方たちが警察の力をかり、また警察の方が道路等の境界も含めて現地に入っておられるということで、行政の圧力がある中での、仮にそのことが改善をしておれば非常にありがたいかなというように思いますし、また今後も市民の皆様、住民の皆様たちのご協力をお願いをしていきたいというふうに思っております。
 大腸菌が減ったということでございますけれども、やはり水が美しくなれば大腸菌が減りますし、今、木津川市では水質検査、それから提出検査ということで、水質検査については10項目、底質検査については8項目の検査をし、その前回の検査とどういうふうになっているかということの比較をしておるような状況でございます。
 よりまして、今おっしゃっている大腸菌がなぜ減ったかということについては、やはり水質がよくなってきて、仮に養豚場の方でそういうし尿等の関係を仮に投棄をされておったということであって、そのこと自身がなくなっておれば、美しくなってくるということは理由に挙げられるかというふうに思っております。
 それから、分析ですけれども、これも先ほど申しましたように、今現在、加茂町独自で水質検査につきましては、奈良市さんの方についてもご協力を願っておりますけれども、水質検査、それから特に底質分析につきましては、木津川市独自の検査をやっております。このことにつきましても、どういう検査をしていけばいいかということについても、以前には京都府の保健所とも協議をさせていただきましたけれども、なかなかご指導が願えない中で、模索をしながらきょうまでやってきたということでございます。
 こういうようなことがございますので、分析等も含めまして、京都府、特に南山城保健所等についてもそういうご指導をいただきますように、十分に要請をしてまいりたいし、また要請もしておるところでございます。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯15番(村城 恵子) 村城です。
 水質調査は、大腸菌群数とふん便性大腸菌群数と2種類検査をしているから、多分の豚のふん尿だろうと前の町長も言っていたと思うんですが、豚のふん尿だろうという、その部分が大きく減っているので、これは住民の方が本当に頑張って警察が現地に行っている、その成果が大きくあらわれている、そういうふうに私自身は思っているんですが、逆に別の部分で、調査結果で検査が悪くなっているのもありますので、これは京都府などはそういう検査をする専門のところもありますから、きっちりとどういう状況なのかを相談に行かなければならないんじゃないかと、そんなふうにも思いました。これは、本当に市長や副市長の力をかりて、完全に解決するためにどうすればいいのか、そういう立場で行動をとっていただきたいというふうに思います。
 先ほどの市長は「住民の安心と安全のために努力をしていきたい」とおっしゃっていました。私は6月議会のときの市長の答弁より今回の答弁の方が弱い、姿勢が弱くなったのかなというふうに思えます。すごく困難なこともたくさんありますから大変だとは思いますが、しかしもう努力ではなくて、努力は住民の方がここまで本当に具体的にしてくださって道が開けたんですから、今やるのは努力ではなく、具体的に方針を決めて動くこと、行動することだと思うんです。努力だけでは、このまま行って、さらに悪化するということも考えられますので、これを悪化させるのは、今度はもう行政の責任で悪化させてはいけないと思いますので、行動することを具体的に手だてを考えていただきたいと、そのように強く述べておきたいと思います。
 そういう点では、やはり民民の問題だと言われて、地権者4人の方は特にこれはもう民民の問題ではないかと、大変苦しい思いもした時期がありました。でも、民民の問題だけれども、これは下の赤田川に影響するからということで、本当に大変な中で思いきって告発をし告訴にまで持っていったわけです。自分たちで法的な問題も調べまして、文書もつくりまして、警察も動かしたわけですから、専門のいる行政ができないはずはないわけです。実際に行われていることは、本当に法にのっとっても無法なことだけですから、その点については、次にどう行動するか、その点についての努力をお願いしたいと思います。行動するための努力なのかどうか、その点について再度市長の答弁をいただきたいと思っております。
 多分、私はこれを私が議員をやっていて完全に解決できるまでは追求していきたいと思っておりますので、次の議会でもまた質問に取り上げます。そのときにも何も変わっていないということでは困りますので、市長の決意をお聞きしたいと思います。ぜひお願いします。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再々質問にお答えをいたします。
 前回、村城議員からご質問いただきまして、すぐにいろんな調査をいたしまして、また先日にも京都府の企画環境部の環境管理室へ参りまして、室長ともいろんな協議をしてきたところでございます。早速警察も動いていただいておりますので、前向きに今後、京都府、また奈良県警察とも連携をしながら、この問題に解決に向けて進めてまいりたいというふうに考えております。

2007年12月10日:平成19年第3回定例会(第2号)

◯15番(村城 恵子) 議席番号15番、村城恵子です。
 通告書に基づいて、4点質問します。
 まず初めに、養豚場問題と市の対応について伺います。
 6月と9月の議会で、この養豚場にかかわる問題を取り上げてきました。木津川市も合併して9カ月がたちましたが、この問題にかかわり、市が独自の対応として何をしたのか振り返ってみましたが、残念ながら市独自での具体的な対応はほとんど出されなかったのではないでしょうか。
 もちろん、山土の盗掘や産業廃棄物投棄の住民告訴にかかわっては、木津警察署の求めに応じて捜査協力に積極的にこたえています。しかし、市の独自問題、市道の損壊について、市道上への建物建築について、赤田川への石の積み上げと埋め立てについて、対村田養豚場に具体的な行動を起こしたのかどうか、一度も起こしていないのではないでしょうか。この点について、私自身の認識が間違っているのかどうか、市長、建設部長の答弁を求めます。
 もし、具体的な行動をとっていないのだとしたら、なぜとらないのか、とれなかったのか、その理由もお答えください。
 市長は、養豚場にかかわる問題について、市もまた被害者であるという認識をお持ちなのかどうか、この点についても市長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えをいたします。
 市道管理につきまして、関係土地所有者の同意を得た中で、道路の境界の確定手続を現在完了いたしたところでございます。今後、境界確定をもとに、通行の支障となる物件の撤去を求めていく考えを持っております。
 それと、今後につきましては、通行支障物件の撤去と道路の原状復旧を求めるため、警察との連携をとりつつ、有効な措置をとっていきたいというふうに考えております。
 被害者との認識はあるのかということでございますが、木津川市としてはそういうふうな認識をいたしております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯15番(村城 恵子) 村城です。
 境界が確定したので、これから道路の原状復帰、また建物の撤去、そのようなことを求めていくということをおっしゃっていました。先ほど質問しましたが、なぜこれほど時間がかかるのか、この点が私には納得できません。
 6月議会、9月議会、12月議会と3カ月を置きながら一般質問をしておりますが、6月のときからももう告訴についても検討すると言っておりましたが、公図ができてからという話になりました。3カ月たって、道路境界確定、3カ月ずつかかって一つ一つというふうに私はそのように感じております。職員の方が一生懸命頑張っているのではないかと思いますが、逆に言ったら、この問題については頑張っていないのかどうか、現状が私は知りたいと思います。
 住民の方たちが告訴いたしまして、警察が動きました。同じように、市の方も動かなければ、本当に今後、大きな禍根を残すんではないかと、そのことは私がもう一般質問で再三質問しております。
 市長にもお尋ねいたしますが、建設部長も、この点について、なぜこのように遅いのかどうか、職員の現状がどうなっているのか、市には顧問弁護士もいるわけですから、そういう動きもできるわけです。その点については、私は大変な不満がありますので、もう少し具体的に明確にお答えをいただきたいと思います。
 市長は今、「被害者であることは認識している」とおっしゃっていました。そうであるならば、きっちりとした早急な行動をとることが求められているんではないかと思いますので、その点についても答弁を求めます。
 また、川の横に石を積み上げまして、4メートルから5メートル積み上げております。この中に何が埋められているのか、これをしっかりと確認しなければいけません。道路の原状復帰ということが先ほど市長から出ましたので、原状復帰をするなら、四、五メートル土地が上がっている中では、それもさらにきちんともとに戻すということになりますので、この四、五メートル積み上げている部分の内容もはっきり確認できるのではないかと思いますが、その点について、本当にきっちりと調査をする、そういう覚悟があるのかどうか、その点についても答弁を求めたいと思います。
 また、赤田川の問題についてもお尋ねします。赤田川は、浄瑠璃寺奥の院までモノアラガイが確認され、またさらにちょっと下には、ヤゴ、ザリガニ、芝海老、カワムツなど、たくさんの生物が少しずつ残っていることが確認されました。
 しかし、11月28日、まち美化推進課の職員の方と関係農業委員さん、区長さんと一緒に養豚場まで川に沿って歩きましたが、川には泡がとこどころたくさん漂っており、また私が前に行ったときよりにおいがしていました。また、養豚場に近づくにつれ、においは強くなる一方です。さらに、ビニール袋などが川の木々にたくさんひっかかっていました。養豚場直前では、石に黄色いコケのようなものがびっしり張りつき、砂も真っ黒な状態でした。今、養豚場では、新たに敷地を整備して、養豚場の拡張をしています。この拡張で豚が何トンふえるのか、新たなふん尿処理場は必要ないのか、疑問が次々出てきます。
 11月13日、共産党奈良市議会議員を通じて、奈良市の環境保全課長と課長補佐に会って話を聞かせていただきました。しかし、何も具体的情報はつかんでいませんでした。木津川市で大きな問題になっていても、そのような認識はかなり低かったんではないかと私は思いました。
 驚いたことに、赤田川の汚染は養豚場と関係がないという発言まで飛び出してきましたので、私は、「歩いたのか」「赤田川を歩いて川の状況をつかんだ上でそのようなことを言っているのか」と質問をしますと、「歩いてはいない」という、そういう答えが返ってまいりました。
 今、今後養豚場の拡張がさらに進む可能性があります。このような状況では、川がきれいになったということを今喜んでばかりもいられません。奈良市や奈良県の指導責任と監視の要請を強めていただくとともに、木津川市としての監視体制を確立しなければ、機敏な対応ができず、根本的な解決はできないと考えます。二度といい方向へはできないと、まず業者に認識させること、それが絶対に必要です。
 今後、問題を拡大させないため、そのような対策、市長、建設部長、生活環境部長、どう考えているのか、この点について答弁を求めます。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 再質問にお答えをいたします。
 この問題につきましては、十分に対応するようにということで、関係課とも話をしているところでございます。
 ただいまご質問いただいた詳細につきましては、担当部長の方からご説明をさせていただきます。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 9月議会から現在まで市は何をしたか、また遅いのではというご質問でございますが、道路の官民境界確定手続を実施いたしました。京都府木津警察署の検証に合わせまして、市と土地所有者との道路境界立ち会いの境界杭をもとに測量作業を行い、確定図面を作成し、これに各土地所有者の署名・捺印を受け、道路境界確定の手続を11月中旬に完了したところでございます。
 これについては、遅いということでございますが、官民境界の手続につきましては、専門の業者でもかなりの時間を要する手続でございまして、通常、専門の業者でありましても二、三カ月必要だというふうに聞いてございます。今回につきましては、市として業者委託を行わずに、直接職員によって実施しているため、手続完了まで多くの日数を要したことも事実でございます。
 今後につきましては、境界確定を根拠といたしまして、道路法に基づき、道路の通行支障となっている建物等の排除や原状回復を求めてまいります。
 具体的には、道路境界確定図に基づきまして、当事者に対しまして、道路上の支障となる建物撤去等を求めていく考えでございます。
 時期的には、できるだけ早い時期に違法状態を排除したいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 木下 強君登壇)

◯生活環境部長(木下 強) 生活環境部長でございます。
 ご質問にお答えいたします。
 監視を強めていく部分でございますけれども、これにつきましては、旧加茂町時代より河川の水質検査という形で実施もしておりますし、また新たに底質、いわゆる川の泥、これの検査も実施をしてきておりますし、これらにつきましては、20年度に向けましても予算化し、そういう調査の実施をしていきたいというふうに思っております。
 また、今議員がおっしゃったように、ちょうど県境、もしくは事業所自身が奈良市側にあります。非常に京都府といたしましても、また特に木津川市といたしましても、なかなか法律的な手が打てないということで、非常にいらだたしさがあるわけでございます。
 こういった意味も含めまして、なかなか情報を把握できないということも現実でございますので、奈良県・奈良市に関しましても、やはり京都府の連携というのは不可欠だというふうに思っております。なかなか京都府におきましても、共通認識をしていただこうということで働きかけはしておるんですけれども、なかなか実施にまでは至らないというのが今日の現状でございます。
 よりまして、なおこの問題につきましては、継続し、監視を強めていくためにも予算化し、また京都府とも連携をより一層取り組んでいきたいというふうに思っております。
 監視体制でございますけれども、今現在、職員並びに今議員がおっしゃったような形で、関係区並びに関係者によりまして、年1回から2回程度、現状を確認というような形で行っておるところでございますけれども、これらも含めまして、今後、こういうような形については強めていきたいというふうに思っております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯15番(村城 恵子) 15番、村城です。
 原状回復はわかりました。手続が完了までに一定日数がかかったというのもわかりましたが、職員が本当に、結構あそこを通りますと遅くまで電気がついていますが、かなり遅くまで残業しているのじゃないかと思いますが、そういう中で職員は不足していないのかどうか、本当に手が回らないのじゃないか、そういう心配も大変しております。機敏に対応しなければならない部署で機敏に対応できないとしたならば、やはり大きな問題を引き起こすと思いますので、その点についてももう少し具体的に情報をお寄せいただきたいと思います。
 監視体制は、農業委員さんや関係区長さんなどと一緒にということですが、やはり年1回、2回ではなく、一定の期間を決めて、雨の多いときには、本当にそういうし尿を流さないかということも含めて、まめに監視するような体制を確立していただきたいと思います。
 この間も、川をのぼっていたときに、今、ちょうど西尾や、それから京内橋の方は砂がきれいになっているわけですけれども、大野の方では黒い色が川についたりして、何か汚くなったような気がすると、そういう声も聞かれました。そういう情報をお互いに交換しながら、共有しながら体制を強化していくというのは、大変重要だと思います。
 また、京都府の方いいろいろ要望をなさっているようですが、なかなか具体的な発展性が私は見られていないんではないかと思います。
 例えば、大学の環境や、また水質に関係する、そういう教授の方などを探し当てて、そして今までの水質調査の結果を見ていただくとか、そういう形で、何が原因でこれほど川が汚れたのか、それをしっかりと特定して、今後またそういうことが起こったときに、その調査資料をもとに迫っていくという、そういう今後のことも含めて、資料をしっかりそろえていくことが必要だと思います。その点についても、ぜひとも検討していただきたいと思います。
 もちろん、京都府には積極的に動くような、そういう働きかけを市長・副市長が率先してやらなければならない、そういうふうに考えております。
 あと、公図ができたら、道路が確定したら、告訴を検討するとおっしゃっておりました。これは市長の答弁で、9月にも、6月にもおっしゃっていたと思いますが、この点については答弁がなかったように思います。弁護士とこのことについて相談なさっているのか、それとも行政としては何度も養豚場経営者に道路の復帰、また建物の撤去などを求めた上でなければできないと考えているのか、そのことが明確ではありません。
 住民の方は、思い切って今告訴をして、警察が動いたという実績をつくっておりますけれども、行政はどうするのか、行政だけではできない部分を警察にゆだねるという意味でも告訴が必要だと思いますが、その点について、市長、建設部長の答弁を再度求めたいと思います。また、川の問題につきましては、生活環境部長の答弁を求めたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 今、職員体制につきましてもご心配いただきまして、これにつきましては、今、私どもの建設部の管理課が対応をしております。管理課の用地係が対応しておりますが、管理課には現在3係がございまして、その3係が一体となり業務を分担しながら、また協力体制をとりながらやっております。ただ、議員ご指摘のように、非常に厳しい体制であることは事実でございます。
 この問題につきましては、法的措置をとってまいりますが、そのためには十分な準備が必要であるというふうに考えてございます。民有地の境界をめぐって争われているという話を聞く中で、法的措置の実施につきましては、十分準備の上、体制を整えて行動する必要があると考えております。その十分な体制がとれるまで、しばらくご猶予をいただきたいというふうに存じます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 木下 強君登壇)

◯生活環境部長(木下 強) 生活環境部長でございます。
 ご質問にお答えいたします。
 まず、監視体制のことでございますけれども、今議員もおっしゃっていただきましたように、年に数回、関係者によりまして、現況の度合いといいますか、現況どういうような形になっているかということについて、見に行っていただいているということでございます。
 これにつきましては、地元区、また議会、それから農業委員さん等々含めて、私たちの方から連絡をする中で、一定の日にちに行っていただいているということでございます。
 今おっしゃっていただいています監視体制の確立ですけれども、このことにつきましては、組織をつくるということも一つも大事な手法の一つであるというふうには認識をしておりますけれども、もう少しこういうような状況の中で監視体制を敷いていきたいというふうに思いますし、やはり定期的というよりも、やはり冬のときというのはどうしてもにおいが余りしないという状況がございますので、4月ぐらいから11月ぐらいまでの間につきまして、もう少し回数をふやせたらというふうにも思っておりますので、もう少しそこら辺については様子を見ながら体制を整えていければというふうに思っております。
 それから、もう一つのご提案をいただきました大学教授等の専門的な意見を聞いていこうということでございます。確かに、私たちにつきましても、専門的な知識もない中での調査をやっておりまして、なかなか去年とことしと比較してどうなっているかということぐらいしか今のところわからない状況でございます。よりまして、やはりこういうような部分につきましては、情報提供、それから住民の皆様とともに連携をしていくというのが非常に大事かというふうに思っておりますので、そういう大学の教授というのが即イコールどういう方かというのが私も今のところすぐにわかりませんけれども、そういうようなことも含めまして、今後、検討をしていきたいというふうに考えております。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えをいたします。
 私自身も、京都府の方に資料を持ちながら要望、また説明にも行かせていただいておりますし、また担当職員においても、それぞれの課において働きかけをしているところでございます。
 なかなか遅くて動きが前に進んでいるように見えないということでございますが、一つずつ順序を踏んで前に進めさせていただいているというところでございますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

2008年03月13日:平成20年第1回定例会(第6号)

◯15番(村城 恵子) …
 あと、この間ずっと養豚場と赤田川の問題について質問をしてまいりました。今回は質問に出ておりませんが、以前、旧加茂町では農業委員会は農地を守るという立場も含めまして、農業委員会さん全員が赤田川の状況を、養豚場の状況を見に行って監視をしていただきました。今回、養豚場の問題では起訴しておりましたが、不起訴処分ということで関係者の方に通知が来ております。なぜこれだけの問題が不起訴なんだということで関係者の方が検察庁に電話を入れましたら、不起訴でも三つあると、全く問題ない不起訴。少し怪しいんではないか、しかし、これは問題にするほどではないという不起訴。そして、かなりおかしい、これは無罪放免ではないけれども、今回は状況を、いろんな状況から置きたい、置いておきたい。そして、次何かあったら、そうはなりませんよと、すぐに、何かありましたら逮捕とか、そういうことになりますよという起訴猶予。そういう形の話でした。
 それで、今回の養豚場の関係は、起訴猶予ということでしたので。これからますます監視を強めることが必要だなと、そう思いました。そういう点では、先ほども言ったように木津川市の農業委員会さんにも、このような件、本当に農地の守るという立場で赤田川の現地確認、そういうことも含めまして監視の目を農業委員会さんとしても強めていただきたい。こういう取り組みも、ぜひ委員会で諮っていただくというか、あるいは相談をしてくださるというか、そういう形でやっていただきたい。これは赤田川だけではなく、木津川市全体で、さまざまあると思いますので、そういうところにもぜひとも力を入れていただきたいと、そういうふうに考えておりますので、ことについても、ぜひ答弁お願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再々質問にお答えをいたします。
 当然、私たち行政は何もしなくて、じっと見ていたわけではございません。そういうことが新聞報道をされまして、すぐにどういう対処をしたらいいのかということで緊急に集まりました。しかしながら、一切の情報は入ってこない。警察がすべて書類を持っていきましたので、情報が入ってこないという状況の中で、じゃあどうするかということを随分協議をいたしましたが、しかしながら、先ほどからも申し上げておりますとおり、本人の刑が確定されたわけでもございませんので、接見の申し入れもさせていただきましたが、それもかなわない状況でございますので、本人の意思確認ができないという状況の中で一方的に、そういうことをやるということができないという状況でございますので、その辺は十分ご理解をいただきたいというふうに思います。
 行政といたしまして、やはり今後こういうことが二度と起こらないように農業委員会の皆様にも十分ご意見を申し上げ、農業委員会の中で今どうすればできるのかということを真剣に考えていただいておりますので、木津川市として農業委員会として二度と、こういうことがないようにということを願っているところでございます。
 養豚場の問題につきましては、また、農業委員会の皆様にも、そういった提案をさせていただきたいというふうに考えております。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 木下 強君登壇)

◯生活環境部長(木下 強) 生活環境部長でございます。
 ご答弁申し上げます。農地を守るという意味での話の中で、例として養豚場の話を、お話をしていただきました。その中で、やはり農業委員会といいますのは、主には農地法の3条、4条、5条の部分での委員会での懸案が多いということでございますけれども、その他にやはりいかにして農業を守り、また、農地を守っていくかということについても当然、農業委員会の範疇にある物件だというふうに思っております。
 例えば、農地の保全を守るために草刈りができていないということにつきましても、それは農業委員会の方で取り組んでいただいているという状況がございますので、今市長が答弁申し上げましたような形で申し入れをしていきたいというように思っております。

2008年06月17日:平成20年第2回定例会(第3号)

◯15番(村城 恵子) 次の質問に入ります。環境問題です。
 1点目は、何度も質問してまいりました養豚場と赤田川の問題です。養豚場にかかわって住民の方が告訴をしましたが、残念ながら起訴猶予という結論が出たことは、3月議会でも少し触れました。今後、何か問題が出たら、このままでは済まないけれど、現時点で起訴にするには難しいという、何ともわけのわからない結論です。告訴された皆さんは高齢な方ばかりで、これ以上戦うのは難しい。何とか木津川市に養豚場の無法な行動をさせないよう頑張ってほしいという希望をつないでおります。ようやく改善の兆しを見せてきた赤田川が元の木阿弥になってしまうのではないかと心配しているのです。今こそ、行政や市長の姿勢が試されていると思います。養豚場の市道の上にも建築物があるという問題について、市長も、市も被害者という認識を明確に答弁しています。弁護士と相談してということでしたが、現状はどこまで進んでいるのでしょうか。今後の見通しについてもお答えください。
 新たに豚舎が増築されています。状況の把握はできてるのでしょうか、お答えください。
 加茂の水や緑を守る会では、赤田川の回復と浄瑠璃寺南口からのハイキングコースの復活を目指して定期的に養豚場への監視を続けています。私も1人では怖くて行けませんし、皆さんと一緒に現状確認をしているところです。木津川市でも養豚場と赤田川の監視行動計画を立てるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。そして、市道の確保をし、市道がきちんとわかるように、ポールも立てて車が入れないように、そのようなことも要望として出してあったと思いますが、ぜひ実現していただきたいと思います。
 さて、高田から西小に行く砂防地域の山土が搬出され、新たに土が搬入されて造成が行われているのはご存知のことと思います。搬入されている土に問題がないのかどうかという心配の声が出ています。
 山城南土木事務所では、砂防地域なので砂防法に基づいて府の指示で残土搬出に伴う復旧工事をしている。搬出・搬入時における指導は行っている。こういうことをお聞きしましたが、土の安全チェックまでの権限はないとのことでした。安全チェックはどこでするのでしょう。府の保健所といっても、フェロシルトの検査ですら、なかなか具体的になるのが大変でした。
 旧加茂町時代に検討された残土規制条例は、合併で日の目を見ませんでしたが、木津川市として新たに条例制定が必要ではないでしょうか、お答えください。
 最後に、化学物質過敏症で苦しんでいる方がいます。化学物質過敏症では、新しい家などでのシックハウスなど、このようなことから、新たな過敏症になってしまう、こういう場合が多いそうですが、一般的にシックハウス症候群などが認識されておりますが、香料などでも気分が悪くなったり、頭が痛くなったりするそうです。公共施設への香料自粛ポスターを貼れないでしょうか。また、公共施設のトイレの洗剤や香料などの配慮ができないでしょうか、お答えください。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の2問目のご質問にお答えいたします。
 市道におけます違法行為の対応につきましては、現時点では原因者に対して直接撤去要求を行うまでには至っていません。現在、市の顧問弁護士や警察と法律上の取り扱いを確認するとともに、旧加茂町において過去に養豚場周辺で実施されました官民境界確定を調査し、昨年に実施いたしました官民境界確定との整合性についての再確認作業を行っています。速やかに確認作業を終え、通行支障物件の撤去と道路の原状復旧を求める措置をとっていきたいと考えております。
 2番目の、新たな豚舎の建設状況及び3番目のご質問につきましては、担当部長よりご答弁をさせていただきます。
 次に、加茂地区高田の件におきましては、旧加茂町時代より京都府と連携をいたしまして監視を続けているところでございます。また、今後とも引き続きまして、京都府や関係課との連携により、この場所についての監視をしていきたいと考えております。なお、この場所につきましては、砂防地域として指定されておりまして、砂防法による行政指導に基づき、現在、防災対策を図る目的で行為者により土砂が搬入されている状況であると、京都府山城南土木事務所より聞いている状況でございます。
 次に、香料自粛に関するご質問につきましてでございます。化学物質過敏症の方に対するご質問であると理解をさせていただいております。香料等の問題につきましては、個人のマナー、またエチケットとして従来から親しまれてきたものでございますが、洗剤や芳香剤の使用についても、その成分等は製造者として研究が進められていくものと考えられ、今後、市全体としてどのような対応が必要になるのか、総合的に判断をしていくことも必要であると考えております。
 それぞれの詳細につきましては、担当部長からご説明させていただきます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 生活環境部長です。
 村城議員の質問に答えていきたいと思います。よろしくお願いします。
 新たな豚舎を建設されている状況を把握しているのかということですが、これまでより、数回にわたり現場を訪れていますので、状況については確認していますが、議員もご存知のとおり、奈良県にある施設でありますので、直接的な監視や指導につきましては、奈良県が行っていることから、今回のご質問の内容についてどのような状況であるかを奈良県へ確認いたしました。
 ご質問にある養豚場は、家畜している頭数が100頭以上いることから、平成16年11月1日から全面適用となった家畜排泄物法が適用される施設であります。奈良県の家畜保健所は、年数回、定期的な立入をし、状況などを確認し、適時、指導しているとのことですが、これまで、立入調査した中で、家畜排泄物法による指導は、管理基準を満たしていることから、行っていないということです。
 議員がご指摘されている豚舎も、奈良県も2年ぐらい前に新たに豚舎を建設されたと確認し、家畜排泄物法の管理基準を満たしているとのことです。今後、市としても、現場の詳細を確認し、把握することも必要であることから、現場の現地確認等を実施できればというふうに考えています。しかし、現地確認については、家畜伝染予防法の飼養衛生管理基準上、非常に困難な面もあると思いますが、奈良県奈良市並び京都府を含んだ行政機関の協力を得て実施していけるように協議し、調整してまいりたいと考えています。
 次に、赤田川の監視行動でございます。
 市長の答弁にもありましたように、赤田川の状況につきましては、その都度、状況の把握に努めているところでございますので、監視や確認を行っていないわけではございません。また、下流域に限らず、奈良県との県境の上流域についても、下流域から上流に向かって河川の状況を定期的に確認しています。
 さて、議員のご質問にあるか監視行動計画でございますが、監視するには、行政だけでは十分な監視ができるとは、残念ながら言えません。やはり、地域の住民の方々の協力が必要不可欠であると考えています。現状といたしましても、流れてくる頻度は少なくなりましたけれども、赤田川に黒い水が流れてきた場合、近隣の住民の方々からの通報を受け、現状確認のため現場へ急行しています。今後につきましても、行政として行う水質調査などの監視と、これまで地域の方々にお願いしていた監視をより太いパイプとして結束していけるように、引き続き、地域の方々の協力をいただき、本庁・支所とより密な連携をとりながら実施していこうと考えております。
 次に、高田の件なんですけども、本件につきましては、平成16年4月20日に砂防指定地内行為許可申請が山城南土木事務所に提出の上、許可されております。申請内容といたしましては、隣接する農地に日当たりをよくするため、土砂を搬出するというものであったと聞いています。しかし、土木事務所において実施された法面などが防災的に危険と判断され、行為者に対し、是正するよう文書による行政指導が行われてきた状況です。それに基づき、行為者から土木事務所に対して、平成19年11月6日に復旧計画書が提出され、現在の土砂の搬入となっている状況です。
 また、搬入されている土砂の安全性については、土木事務所と山城南保健所の協議により、土木事務所として事前に搬出先での確認も指導されているところです。なお、今回の行政指導に基づく土砂搬入の完了時には、行為者に対して土質検査などの実施もあわせて行政指導していただけないかなど、市として土木事務所と協議も行っているところです。
 また、本件は、京都府として砂防法に基づく指導で対応されると確認しているところです。監視などについては、引き続き京都府とも連携し、関係課及び加茂支所とも連携を行って対応していきたいと考えております。
 次に、残土条例の問題です。
 新たに制定された関係法令等の状況としては、建設工事に係る資材の再資源化を定めた建設リサイクル法、平成12年度の法整備や特に大きな変化として、1,000平方メートル以上における森林開発行為の土砂の採掘及び搬入の規制などを定めた京都府豊かな緑を守る条例、平成18年度施行、などが整備されています。また、加茂町での協議調整した具体的な協議先は京都府、京都府警、京都地方検察庁などで、多くの課題や法的な問題点について指摘を受けました。その関係機関との協議の中の主なとしては、主権を大きく規制した条例の制定自体が、憲法で保障されている個々の権利を脅かす行為で、法的に問題がある。法に触れない行為で、かつ条例の中でのみ違反行為があった場合などは、罰則条項に基づき起訴できるかも不透明である。民事裁判の場合、市に対して巨額の損害賠償が発生することも予想されるなどの意見を受けています。
 なお、関係機関からの指摘や意見などから、旧加茂町としての残土条例の制定は非常に困難であり、加茂町時代には、制定しないとして決定されています。
 したがいまして、市としての残土条例の制定については、関係法令などの制定状況、関係機関から指摘を受けた法的な問題点の整備など、多くの課題もあることから、十分に検討が必要であると考えています。
 以上です。

◯議長(木村 浩三) 総務部長。
   (総務部長 川西 純弘君登壇)

◯総務部長(川西 純弘) 総務部長です。
 村城議員の、香料の関係のご質問にお答えいたします。
 一般的に、化学物質過敏症とは、特定化学物質に接触し続けていると、後でわずかなその化学物質に接触するだけで、頭痛などさまざまな症状が出てくる状態であると言われております。
 現在、厚生労働省では、室内空気質健康影響研究会が設置されまして、化学物質過敏症についての見解の整理がされていると聞いております。また、よく似たものといたしましては、シックハウス症候群や受動喫煙症と呼ばれる症状についても、化学物質過敏症と関係が深いといった意見もございます。シックハウス症候群につきましては、建築基準法で規制されており、また受動喫煙については、空間分煙化により対応が行われております。
 香料等の問題につきましては、今後、市全体としてどのような対応が必要となるのか、厚生労働省の見解等を参考にしながら、総合的に判断をしていくことも必要であると考えております。
 以上でございます。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯15番(村城 恵子) はい。村城です。
 養豚場は100頭以上という話がありましたが、養豚場は今700頭飼育してるんではないかというふうな話を、共産党の奈良の県会議員の方からお聞きしました。し尿処理場は、2年前、野焼きの事件があったときに見に行きましたら、糞がたくさん埋めてありまして、そのときにならの共産党の県議が追求をして、処理場をつくらせたということを再度確認してもらいました。しかし、先日も赤田川をずうっと上ってきましたけど、やはりにおいが少ししております。そういう点では、本当に監視を強めないとだめなんではないか。本当にそのし尿処理施設をつくっても、利用してるのかどうかも監視を強めないとだめではないかと思っております。
 そして今、奈良県には今後、牛を飼いたいという、そういう話をしているそうです。これは、告訴をした人たちが、本当にこれでは赤田川はだめになってしまう、牛を飼うなどと言ってるということで告訴に踏み切ったところがあるわけですが、こういうことが具体的に話として出てまいりましたので、やはり監視を強める。現場を押さえるのが一番いいんだとは思いますが、なかなかできないので、やはり監視行動をまめに行っていくという、そういうことがどうしても必要だと思います。住民の方ももちろん一緒にということはわかりますが、それと同時に、市でも具体的に必要ではないかと思います。
 市長の方は、まだまだ今は検討をしているということですけども、先ほどの私がこの建物を撤去させろと言ってから、もう半年以上たってると思うんです。どんな仕事をしてるんだろうなというふうに思ってしまいまして、こういうことが続きますと、住民から、市の職員は要らないんではないかと、たくさん働いてないんではないかと、こんなふうになってしまうので、ここんところはきっちりと動いてください。そうしないと、やはり合併をして、加茂が歴史の観光地としてはすばらしいと言いますけども、その近くがこういうふうな形で汚されているわけですから、本当にそう思うなら、動いてください。市長に再度、そこの部分は要求したいと思います。そして、市道をきっちりと確認することが、さらなる被害を拡大する、そういう道にも通じると思いますので、そこの部分はお願いしたいと思います。
 残土条例につきましては、大変難しいというのは、検討しているときにも加茂でもありました。この点につきましては、今後の問題もあると思いますので、さらに検討ということを言われておりましたので、お願いしたいと思います。議会としても一緒にできれば、そういうふうな形で、議会でも条例提案ができるわけですから、そんなことになればいいなというふうに思っておりますので、これも少し考えていきたいと思います。
 化学物質過敏症は、この後、質問をする曽我議員も取り上げておりますので、ぜひとも検討していただきたいということでお願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えいたします。
 先ほどもご答弁させていただきましたが、手順を踏んだ中で作業を進めてまいりたいと考えておりますし、また引き続き、監視を強めてまいりたいというふうに考えております。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 村城議員の再質問に答えしていきたいと思います。
 残土条例につきましては、今後も検討していきますけれども、この加茂町時代なんですけども、一番、千葉県の方でうまいこといってるいいますのは、やはり県の条例がある。そして、市町村の条例がある場合は非常に運営しやすくなっておりますので、やはり、この辺についても京都府、国等について、やはり山間部で行われるこのような建設廃材の不法投棄、京都府の指導、森林法を守らない業者に対して、やはりその辺の上位法律があれば、非常に市町村としてやりやすいというふうに考えておりますので、その辺のことについても追求していきたいというふうに考えております。

◯議長(木村 浩三) 総務部長。
   (総務部長 川西 純弘君登壇)

◯総務部長(川西 純弘) 香料の関係でございます。
 化学物質過敏症ということで、最近いろいろと研究もされております。そういった中で、厚生労働省でも行われておりますので、その辺のところも踏まえまして、今後、木津川市としてどうあるべきかということにつきまして、検討してまいりたいと考えております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯15番(村城 恵子) はい。村城です。
 京都府は、京都府環境を守り育てる条例をつくりまして、その中で、昭和60年に当尾地域は歴史的自然環境保全地域に指定されておりましたが、新たな条例でも、京都府歴史的自然環境保全地域に指定されております。
 先ほど言いました赤田川がにおいがするというのは、浄瑠璃寺の奥の院のところあたりまで行きますと、もうにおいがしますし、川が濁ってきております。そこのところをきっちりと市長が認識してほしいんです。京都府の環境を守り育てる条例がどこまで力を発揮するのかわかりませんが、今、環境を守るというのは当たり前のことになってきました。そこのところでも、京都府と連携をとって、改善するという、そういう行動に何としても打って出てほしいと思います。そのためには、元凶になっております養豚場をどうきちっと養豚させるか、飼育させるかというそこがネックになると思いますので、これは市長の答弁をお願いしたいと思います。市長がきちんとそういう姿勢に立てば、半年もかからないんではないかと、そういう部分があります。市道の上に建物が乗ってるわけですから、それはきちんと「立ち退きなさい」という、そのくらいのことはできるわけです。そこのところにつきまして、もう一度答弁をお願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再々質問にお答えいたします。
 先ほどからもご答弁させていただいておりますとおり、手順をしっかりと踏んだ中で、作業を進めてまいりたいと、このように考えております。

2008年09月25日:平成20年第3回定例会(第4号)

◯21番(村城 恵子) 4番目の質問に移ります。
 加茂の荒れた里山や赤田川など自然環境を守る具体的な手だてについて質問をいたします。
 木津川市にとって重要文化財がある山城や加茂。これは合併の大きなメリットになって、木津の住宅開発や企業誘致にも大変大きくアピールしていると、PRしやすくなったと市長はいつも話しておりますが、このような加茂や山城、特に当尾など周辺の里山は人の手が入らず荒れる一方です。
 ハイキングコースは、ふるさと案内人の方たちが献身的に草刈りなどをしてきれいに保っているこういう状態があります。この現状を市長はご存じでしょうか。また、どのようにお感じでしょうか。
 また、総合計画では森林組合やNPO、ボランティアなど、このような方たちの協力を得て放置竹林など里山を守るというそういう方向性が出されておりますが、これは具体的に進むのかどうか。私も大いに期待をしたいと思いますが、しかし今の状況ではもっと早く進めていかなければならないそういう状況が出てきていると思います。
 昨年の決算委員会では、山城町で取り組まれている放置竹林防止委託事業を加茂にも適用できないかと質問したところ、前部長は可能だと答弁しています。山城町では竹の使用についての研究も始まったと新聞でも報道されていました。この取り組みを一刻も早く加茂の里山を守るためにも具体化できないでしょうか。
 荒れた里山の放置は、猿やイノシシなど有害鳥獣の出没をますます多くするだけでなく、放置竹林の拡大などが災害を大きくするとそのような指摘も出てきております。10年度を考えたとき、高齢者がさらにふえ農業の担い手も減って、農地や山林を手放す方がふえるかもしれません。
 今、当尾のお隣になる奈良側では産廃地域と言っていいほどひどい目をつむりたくなるような状況が起きております。当尾の自然を守り観光を中心にした地域づくりを本気になって進めるなら、今から具体的な手だてが必要で、行政が本当に主導し一定の予算をつけて住民の方に引き継いでいくというそのぐらいの姿勢が必要だと思います。この点について、行政の取り組みはいかがなのか質問したいと思います。
 さて、毎回この議会で質問をしてまいりました赤田川上流にある養豚場の問題です。
 木津川市は何も動かないそのようなままに月日がたっております。市道と認定され公図もできましたが、その市道の上にある建物はまだそのままです。不法を許さないという毅然とした行政の姿勢がなければ、何も守れないのではないでしょうか。
 今まで市長は何をしたのか、今後どうするのか、お答えいただきたいと思います。この答弁には市長と建設部長、お願いしたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えをいたします。
 まず、里山の荒廃及び具体的な手だてについてでございますが、里山の持つ効果は皆様もご存じのとおり、森林浴によるいやし効果やリフレッシュ効果、二酸化炭素の吸収源、水源の涵養、災害の予防など幅広いものがあります。
 しかし、昭和40年代から木材、木炭から石油、電気へとエネルギーの転換が行われ里山を利用しなくなったことや、林産物価格の低迷などで里山の荒廃が進んできたと思っております。特に最近は、成長の早い竹の里山への侵入が目立ってきており、憂慮いたしております。
 これらの事象と相まって、里山の荒廃により猿やイノシシが人間の生活場所や農業生産現場に出現し、住民からの苦情も大変多くなってきてます。
 木津川市といたしましても、京都府の緑の公共事業による補助事業を活用し、有害鳥獣駆除や放置竹林拡大防止事業を実施する計画でございますが、行政だけの取り組みではとても対応できないと思われ、将来に向けて、かけがえのない里山を守り育てるための有害鳥獣駆除はもちろんのこと、放置竹林拡大防止や森林保全や森林の適切な間伐作業、さらには下草刈りなど、各種団体、森林ボランティア等と連携を強め、取り組みを進めていく必要があると考えております。
 ほかのご質問につきましては担当部長よりご答弁申し上げます。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。赤田川の上流にあります養豚場問題につきまして、ご回答させていただきます。
 養豚場の市道にかかわる建物の撤去につきましては、関係土地所有者を初め京都府、奈良市、木津警察署などの関係機関並びに市顧問弁護士と解決に向け協議、連携を重ねてまいりました。
 問題解決の端緒になると期待しておりました関係土地所有者からの不動産を侵奪されたことに伴う告発状については、不起訴処分という結果になりましたが、市道部分の境界が確定したことで、少しではありますが解決に向け前進したのではないかと考えてございます。
 前回の一般質問にも、市道部分の境界確定を受け「通行支障物件の撤去と道路の原状復旧を求める措置をとっていきたい。」というふうに回答しており、7月に市道上にある建物の撤去を口頭で求めたところであります。その中で、奈良市側の関係土地所有者の話が出たため、その土地所有者とも話をし、情報交換をすることになりました。
 今後については、まず公文書による通行支障物件の撤去を求めることにしておりますので、ご理解をお願いいたします。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 生活環境部長です。村城議員の質問にお答えしていきたいと思います。
 市長の答弁にもありましたように、京都府の関係機関との会議が不調に終わっております。また、奈良県の関係機関との協議については、残念ながら京都府の関係機関との意見の調整や取り組みにおける意識の形成が図られていない状況であることから、まずは京都府の関係機関からの専門的な意見を伺い参考にしながら、木津川市としての考え方を整理し協議していきたいと考えております。
 なお、それらの協議が調い次第、京都府の関係機関とも歩調を合わせ、ともに取り組んでいきたいと考えております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯21番(村城 恵子) 村城恵子です。
 建設部長にお尋ねいたしますが、7月に市道上にある建物の撤去を口頭で求めたところ、その中で奈良市側の関係土地所有者の話が出たため、その土地所有者とも話をし情報交換をすることになりました。これは具体的にどのような内容でしょうか。いつあったのか、内容はどうだったのか説明をいただきたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 奈良市土地所有者の話でございますが、7月8日に建物の撤去を求めましたが、奈良市側の所有者から借地している範囲に市道が入っていると聞いていると。市の言うこともわかるが、所有者から話があってしかるべきとこういうふうに相手が申しました。
 奈良市側の所有者から話をそういうことで聞くことにいたしました。内容は土地の明け渡しに関して双方の借地契約書の借地期限の違いから調停が行われ、不成立になったということ、相手の契約書の借地期限の切れる来年2月まで静観をしたいということで、奈良市の所有者と情報交換をしております。
 今後は奈良市の所有者と連携をいたしまして、告発も含めまして最善の方法を検討していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯21番(村城 恵子) 先日、この養豚場に行ってまいりました。同じような話をこの持ち主がしておりましたが、不起訴になったとこういうことを言っておりましたので起訴猶予ですよと、そこのところを勘違いしていませんかと言いました。不起訴でも3種類ありますよと、あなたの場合は今度何かしましたら私も通報しますので覚悟しておいた方がいいですよと、そのような話を言いました。
 それから少しずつ話がかみ合いまして、借りている所有者がこっちまで奈良市側だと言ったので、おれは借りたんだと。だからおれが悪いんじゃなくて相手が悪いとそういうことも言いましたが、警察が入ってきちんとはかって公図も取ってそれで納得しているのではないかと。それは貸していた人が勘違いであったとしても、あなたがこのようなことをしたんだから、あなたの責任であり、あなたがそれをきちんと認めて解決すれば、物を撤去すれば問題は解決するのではないかとそのようなことも言いました。環境におれも協力していきたいとそういうようなことも言っておりましたし、その毅然とした態度が木津川市にはないのではないでしょうか。
 そして、たった1回電話があっただけだとそのようなことを言っておりましたが、このことは本当でしょうか。私は何度も何度もここで皆さんにお知らせし、そして行政の対応を求めてまいりました。住民の方たちも大変怖かったと思います。加茂のときに、この地域の方は怖いからこの一般質問はしないとおっしゃっておりましたが、大変怖かった問題を住民の方は毅然と立ち上がってここまで持ってきたわけですから、市道だというところに建物が置いてあるんですから、こんなずるずるずるずる何もしないで行政が何をしているのかという、そういう不信を抱かれるようなそういう対応はやめていただきたいと思います。
 これは、市長もそういう姿勢を貫いていただかないと進まないのではないかと思います。以前にも申しましたが、行政改革の中で職員が削減されており、こういう問題にも対応できないほど職員が忙しいんだとしたら、この職員削減は大きな問題があると思います。ここのところをもう一度きっちりと受けとめていただきたいと思います。
 この市道ですが、山の浄瑠璃寺の方から入りますと大変草ぼうぼうです。そして一歩この養豚場のところに行きますと、トラックが置いてある、家が建っている、犬が放し飼いになって10匹以上駆け回っているこういう状態ですので、私はいつも棒か何かを持ちながら歩いています。何人かの方で行っているから私自身も怖くないふりをしておりますが、一人では決して行けるような場所ではありません。ここを市道としてきちんとして、そして市民の方が本当に監視できるそういう市道にしてほしい、これが私の願いです。
 赤田川の問題は、この間片岡議員が本当にひどい川になったと言っておりました。また、伸政会も会報で大変ひどい川だとこのように言っておりましたが、2年前に比べたら大変きれいになりました。
 赤田川の西尾に入る入口のところに坂口橋というのがありますが、そこで魚の観察をしました。たくさんの種類の魚が確認されました。タモロコ、カマツカ、モツゴ、オイカワ、それからカワニナもいました。ヨシノボリもいました。20種類の魚や生き物が確認できました。これは、私は2年前のあの赤田川のひどかった状況を見ておりますので、どんなにきれいになったかとそのように思っておりますので、多くの方の認識を新たにしてほしいと思います。
 これをさらに守っていきたいと考えておりますので、その大きな力になるのが行政ですよと。今はもう行政がふんばらなければだめなんですよと、そのことを再三申し上げているんです。
 この上にもいろんなものがあります。まだまだ産廃施設ができそうですし、さまざまな状況があります。これをほうっておくと、こんな一つの問題すら解決できないという木津川市であったならば、足元を見られますよ。これからどんなことが起こるかわかりませんから、しっかり対応していただきたいそのように思います。
 これにつきましては市長の答弁、そして建設部長の再度の答弁をお願いしたいと思います。ゆっくりと構えていられないそういう状況になっている、そのことをきちんと示してください。業者もきっちりやると、きっちりやったからし尿処理場ができたんです。次は、さらにもう一歩きっちりさせるその行動を起こすことが今本当に必要なんです。そのことを肝に銘じて答弁をいただきたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再々質問にお答えをいたします。
 この問題につきましては非常に大切な問題ということで認識もしておりますし、また担当部長の方、また課の方にも粛々と進めていくようにということで指示をしております。以上でございます。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 村城議員には絶えず叱咤激励をしていただきまして、この件につきましては非常に私どもも注視をしているところでございます。ただ、奈良市側の所有者とそれからこの借りている方との話し合いがまだ済んでいないと。借地権が切れるのが来年の2月ということでございますので、その2月で所有者と話し合いがされるということであります。
 また、市道上に建っているものの撤去につきましても口頭で求めたところでございますが、建物を官民境界上で正確に切断ということは、これまた不可能なことでもございます。強くは求めて今後もいくつもりでございますが、奈良市側の所有者との協議も必要でありますので、その協議を進めながらやっていきたいというふうに思っております。決して逃げることはなく前向きに進めていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。

2008年12月15日:平成20年第4回定例会(第3号)

◯21番(村城 恵子) 村城です。
 それでは、3問目の質問に入ります。
 赤田川の問題は何度も取り上げていますので、皆さんは「またか」という気持ちになるのではないでしょうか。
 9月議会では、昔のようではないけれど、以前に比べて川もきれいになり、幾種類かの魚やザリガニなどが確認された話もさせていただきました。しかし、残念なことに、それから3カ月しかたっていないのに、また川の汚れがひどくなっているように思います。
 以前に比べて、川のにおいがきつくなり、多くの泡がよどんでいるという状態が見られました。本当に愕然としました。また、元の木阿弥というわけには絶対させるわけにはいきません。行政として、奈良市や奈良県など関係行政を動かし、養豚場を許可しているという許可責任、行政監視責任をしっかり果たさせる必要があります。養豚飼育数の正確な把握、ふん尿処理場の適切な処理状況の把握を要望すべきではないでしょうか。養豚場で放し飼いにされている犬が西小の方まで出てきているという話も聞きました。奈良市の指導を求めるべきです。
 市道上にある豚の運送トラックだったでしょうか、そういうトラックや建物の撤去が進んでいませんでした。この問題は、大変長い時間がかかっても、まだ解決しておりません。現状はどのようになっているのでしょうか。
 養豚場の監視に行きたいと思っても、なかなか気軽には行くことができません。車のときは奈良側から行くのですが、途中から歩かなければならず、そうすると犬がやってくるのはもちろん、養豚場経営者もいれば必ず出てきますので、なかなか川の方まで行ってしっかり現場を見られないという、そういうこともあります。
 養豚場の方で妙な音がしているというときなどは、できればすぐ現場を見に行けばよいのですが、それができない状況です。そこで提案ですが、浄瑠璃寺から養豚場までの市道の復活・復旧をできないでしょうか。
 以前は軽トラックが通れたそうですが、現在は途中からササが生い茂り、木が倒れ、イノシシが通るけもの道が幾つかあります。道路が復活されれば、告訴をした方の土地がありますから、そこへ車で行って養豚場の住民監視が容易に行えるように思います。道路復旧と言っても、もちろんササなどを切って砂利を敷いていただければいいんではないかと思うのですが、この点についても考えていただきたいと思います。
 以上、4点にかかわる質問の答弁を求めます。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えをいたします。
 赤田川につきましては、定期的に水質や底質を測定しており、また河川の状態につきましても、下流から上流へ赤田川を踏査し、状態の監視に努めているところでございます。
 また、京都府を初めとする各行政機関に対しまして、事あるたびに協力依頼をしていきます。
 なお、詳細につきましては、担当部長より答弁をいたします。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 生活環境部長です。
 村城議員の質問にお答えしていきたいというふうに思います。
 赤田川に関しましては、先日も急な依頼にもかかわらず、赤田川の踏査に、議長を初め多くの市議会議員の方々のご参加をいただき、まことにありがとうございました。
 河川の状況について申し上げますと、下流については、ここ数カ月は水生生物を確認することができ、河川の状態はよくなっておりました。
 しかし、先日、皆様と流域を確認して歩いた結果、村城議員のご質問にもあるように、河川の状態は、下流はともかくといたしまして、上流について、目で見る限りでは、以前より状態が後退しているように感じました。
 この結果を受けまして、奈良県の畜産関係を管轄している奈良県家畜保健衛生所へ連絡しましたところ、奈良県家畜保健衛生所は、下流域の状態がどのようになっているのかを把握していなかった様子でした。しかし、「下流域に影響が出ているのであれば、月に1回、現地視察に行っているため、視察時に、下流への影響を及ぼしそうな設備類を重点的に視察し、適宜、指導する」とお話しいただきました。
 市としても、施設内の設備類を確認したい意向でもありますが、家畜伝染予防法の飼養衛生管理基準上、非常に困難な面もあると聞いているため、奈良県を含んだ行政機関の協力を得て実施していけるように協議し、調整してまいりたいと考えております。
 なお、視察時の状況や状態については、後日に確認いたします。
 今後は、奈良県家畜保健衛生所と木津川市の互いの情報を交換及び共有するため連絡を密にしていき、養豚場に関する最新の詳しい状態の把握に努め、また養豚場の監視及び適切な指導も要請していく考えです。
 奈良市や京都府に対しては、状況や状態が的確に把握できた時点で、必要に応じて協力を要請していく方針です。
 次に、放し飼いにされている犬に関することでございますが、先日も現場へ行くと、実際に放し飼いにされているため、奈良市の保健所へ指導を求めました。
 奈良市の保健所も、現状については把握しており、指導もしているとのことですが、実際は、対応に苦慮しているとのことです。
 現場の確認については、約10日に一度の頻度で巡回しているとのことです。
 また、犬が西小へ出てきているとのことですが、本当に養豚場で放し飼いになっている犬なのか調査が必要である一方、狂犬病予防法第6条では、「登録を受けず、もしくは鑑札をつけず、または予防注射を受けず、もしくは注射済票をつけていない犬があると認めたときは、これを抑留しなければならない」とされているため、抑留が可能かどうか、山城南保健所と協議して要請していきたいと考えています。
 以上です。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 養豚場の市道にかかわる建物の撤去につきましては、かねてより議員からご質問をいただいており、9月議会では「公文書による通行支障物件の撤去を求める」と回答をいたしました。
 その後の経過を報告させていただきますと、撤去請求の方法を顧問弁護士に相談いたしましたところ、「再度、養豚場経営者と直接会って口頭で撤去請求を行い、その後に文書による撤去請求を行いなさい」とのご指導を受けましたことから、養豚場経営者に面談を申し入れましたが、「市とは話すことはない。借地をしている所有者としか話さない」と前回同様の回答でございました。
 また、撤去請求の準備を進める中、土地所有者との約束から、送付前にこの旨を伝えたところ、「土地を貸しているのは私なので、プレハブ事務所を早急に撤去させるように話をするので、文書での撤去請求は少し待ってほしい」というふうに言われました。
 市といたしましても、早期の解決を図る必要は重々承知しておりますが、当事者間で解決が図れればと、こういう思いから、撤去請求をしばらく見合わせ、土地所有者と養豚場経営者との話の結果を受け、判断したいと考えております。
 なお、土地の所有者からは、この話し合いの結果は12月中旬に連絡をいただけることになってございます。
 次に、3点目のご質問にお答えさせていただきます。
 議員がご指摘の市道2092号線は、加茂町西小の集落を経て山林区域を通って奈良県境に通じる道路でございまして、途中までは軽トラックなどの車両は通行可能でございますが、人や車の通行がほとんどないため、道路に雑木などが繁茂し、車両の通行は困難となっています。
 山林地域を通る市道には、道路の途中から車では通行できない市道も多くありまして、これらのすべての道路改良を今すぐ行うことはできませんが、地元の皆さんにもご協力をいただきながら、改良について検討したいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯21番(村城 恵子) 村城です。
 奈良県と連絡がついて、その内容が入ったというか、伝わったというのは、大変よかったなと思っています。
 家畜排せつ物処理法というのがありまして、これはもちろんご存じだと思いますが、家畜排せつ物処理法に違反しますと、行政機関の立入検査や管理基準に従わない者への罰則、50万円以下の罰則、それから立入検査を拒否した場合の罰則、20万円以下の罰則、必要な報告義務を怠った場合の罰則、20万円以下の罰則、こういうものが具体的にできております。ですから、今の赤田川の状況をきっちりと認識していただいて、奈良県の家畜保健所の方にこういう話もしながら詰めていっていただきたいと思うんです。
 やっぱり、これはどう考えても、この間、行ったときの状況では、えさのようなものが川に、白っぽいものでしたけれども、流れているようにも思いましたし、あのにおいは養豚場のにおいではないかと、これは直接流している現場をつかんでいないので、なかなか難しいそうですが、でも状況としてはそうなので、ぜひこの点については、強力な指導を行っていただくように再三連絡をとっていただきたいと思います。
 それと、建設部長と市長にお聞きいたしますが、市道というのはどなたの土地なのでしょうか。
 以上です。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 市道ということでございます。市道につきましては、市の所有物でございます。市の財産でございます。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 今、部長が申し上げたとおりでございます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 村城議員の再質問にお答えしていきたいと思います。
 先ほど答弁させてもらいましたように、今回、奈良の家畜保健衛生所に連絡をとりましたら、その方と以前の方とは全然対応が違いまして、今回、このように連携ができる基本ができたと思っておりますので、今後は十分、家畜保健所との連携をとりながらやっていきたいと。
 あと一つ、廃掃法の罰則については、そのとおりでございますので、そこも視野に入れながら、行くべきところは行きたいというふうに思っております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯21番(村城 恵子) 村城です。
 大変失礼な質問をしましたが、先ほどの答弁を見ていますと、市と話すことはないから、借りている所有者と話すんだと、だからそれを待ちますという、でも私が言っているのは、別に「その土地の人の、貸している人の土地から建物を撤去させてください」なんて言っていないんですよ。市道の上に建物や車が置いてあるから、市の権限で撤去しなさいと進めてくださいとずっと言っているんですよ。何で、土地所有者と養豚場経営者との話を待つと、土地所有者は木津川市じゃないんですか。これ、おかしいと思うんです。すごい、これは全然私は納得できません。
 今まで弁護士、何のためにお金を払った弁護士がいるのかと言いたくなりますけれども、弁護士さんといろいろ相談をしながら進めていて、最後はこの答弁、これはおかしいと私は思いますけれども、いかがでしょうか。こんなことをしていたら、いつまでたっても解決なんてできないと思います。
 それで、もう一つですけれども、道路改良というのは、たくさんの道を改良してくださいということではなくて、ちょうど浄瑠璃寺からのぼっていきましたら、途中から本当になかなか歩くのも大変な道があるんです。そこは土ですから、ぐちゃぐちゃっとしておりますので、そこを、養豚場に行く直接の道をちょっと直して砂利ぐらい敷いていただいたら何とかできるんではないかなという、そういう話なんです。たくさんのお金をかけるということでもありませんし、地域の皆さんに出ていただいて道路改良を行うという、そういうことではなく、今回の問題が起きているから、何とか解決をするために、やっぱり力を入れていただきたいという、そういう要望なんです。
 やっぱり、どんなに頑張って川をきれいにしていこうと思っても、原因をもとから断たないことには、何の解決にもならない。もうちょっと目を離したら、もとの木阿弥になってしまう。本当にこれでいいのかどうか、そういう点で一貫してしつこいぐらいの質問をさせていただいているんです。これについては、きっちりと答弁をいただきたいと思います。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 先ほどの道路でございますが、養豚場を経営されている方につきましては、道路を含んだところまで借りているという主張でございまして、土地所有者につきましては、ここまでだということはわかっているわけですけれども、その話し合いが、借りている方が土地所有者しか話をしないということでございまして、私どもは「ここまでですよ」ということを言いに行っているわけですが、「市とは話をしない。所有者としか話をしない」ということですので、その話の中でちょっとおくれているということでございます。
 土地所有者につきましては、「この12月に話をしに行くので、もう少し待ってほしい」というようなことでございましたので、私どももその返事をお待ちをするということで、今、待っている状況でございます。
 また、この土地の賃貸者契約につきましても、来年2月に切れるということですので、そのことも含めまして、今、その状況を見たいというふうに考えているところでございます。
 今おっしゃいました、あと道路の整備でございますが、当尾の西小から養豚場へ抜ける道でございますが、地元の方々がかなり途中までは整備をしていってもらっているようでございます。ササとか木の倒木とかというもので、途中までは車での通行は可能ですが、それ以降については、何メートルかにつきましては、今現在は車では通れない、歩いてもなかなか難しいような状況でございます。これにつきましても、地元の協力を得ながら、市と協議をしながら整備に向けて進めていきたいというふうに思っております。
 地元の協力、また地元からそういうような整備を常日ごろしていただかないと、ああいうような道路につきましては、すぐにもとに戻ってしまう可能性がありますから、やっぱり地元と十分協議をしながら、整備についても検討していきたいというふうに思っております。
 また、余談ではございますが、そのような道路につきましては、木津川市内におきましてもかなり道路がございます。議員ご指摘のように、ここだけは特別だということはよくよくわかりますが、地元の協力も得ながら検討していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

2009年03月17日:平成21年第1回定例会(第6号)

◯21番(村城 恵子) 村城です。
 3番目の質問に入ります。
 3番目の質問は、新たな問題が出た赤田川の水質を守るために、養豚場問題の早期解決を求めて質問をさせていただきます。
 この問題はずっとやっていますので、どなたもまたかというふうに思うかもしれませんが、私も正直、もうやめたいと考えているのですが、完全解決しないと、本当にもとのもくあみになってしまっては、何のためにここまで努力をしてきたのかわからないので、取り上げております。完全解決に相当近づいてきたんではないかなと、そんな思いもしております。あと一歩との思いで、質問させていただきます。
 新たな問題として、上流での松谷産廃処分場の排水問題が浮上してきました。この問題は、明日、酒井議員が取り上げますので、具体的な答弁を求めたり、具体的な質問はしません。
 ただ、赤田川の水質問題解決には、いずれも奈良県や奈良市に責任があるという、こういう二重にあるという、そういう事態が起こっております。
 ですから、一層、奈良県・奈良市と連携を強化していただくことが解決のために一番重要なことではないかと思っております。
 幸いなことに、平城遷都1300年を取り組むということで、河井市長も奈良市長など首長同士のつながりが深まっているという、大変絶好な条件が生まれております。ぜひ、このチャンスを逃がさないで、赤田川の解決にもご努力をいただきたいと望んでおりますので、ぜひ認識と決意をお伺いしたいと思います。
 2番目に、養豚場の問題では、奈良県家畜保健所と密接に連絡もとられ、連携が始まっているということで、内容も少しお聞きしました。大変心強く思っておりますが、現状については、若干の心配も私自身はあります。今の段階での奈良県家畜保健所とはどのような状況になっているのか、具体的にどのような見通しなのか、長期的展望も含めまして、答弁をいただきたいと思います。
 それと、養豚場の豚舎について、住民が視察を具体化できないのか。私たち何度も言っていますが、外からしか見たことがありません。中ではどのようになっているのか。この点についても、私たちも確認できないのかどうか、この点について、具体化できるのかどうか、答弁をいただきたいと思います。
 養豚場の市道にかかわる、この建物がまだ撤去されておりません。この点について、現状と見通しを伺いたいと思います。
 以上の答弁をお願いします。

◯議長(木村 浩三) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 産業廃棄物処分場と養豚場は奈良市側にあることから、奈良県や奈良市と連携し協力しながら赤田川の水質に係る問題を改善していく必要があると考えております。
 今回、奈良県が実施いたします「平城遷都1300年祭」は、歴史や文化財等に触れる事業でありますが、この「平城遷都1300年祭」を通じまして、事業主体であります奈良県や参画している市町村と観光分野以外にも環境分野での協力体制が図れるよう、連携の強化を図っていきたいと考えております。
 また、これまであまり連携や協力体制をとっていなかった奈良県の家畜保健衛生所と昨年末より、徐々にではございますが、連携体制を構築して、お互いの最新の情報を定期的に交換するようにしております。
 今後の長期的な展望につきましては、奈良県家畜保健衛生所と築き上げました関係をこれからも継続して維持し、養豚場の情報を常に把握をしていき、養豚場で下流域へ影響を及ぼすような情報が入れば、京都府の助言を求めながら、関係機関と協議をし、ともに対応してまいりたいと考えております。
 詳細につきましては、担当部長よりご答弁申し上げます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 生活環境部長です。
 養豚場問題の質問にお答えしていきたいというふうに思います。
 2番目のことについて補足説明させていただきます。
 家畜保健衛生所は、牛・馬・豚・鶏等の家畜を安全な畜産物として提供するため、家畜の健康検査と衛生指導を行っている機関です。
 豚に関する主な業務は、生後50日前後の子豚への予防注射や家畜の伝染病等を確認する検査、また大量に発生するふんや尿を堆肥化する指導や、定期的な養豚場への巡回等があります。
 市長の答弁にもありましたが、奈良県家畜保健衛生所とは昨年末より連絡をとり合い、これまで2回の情報交換協議を行っています。
 まず、第1回目の協議では、これまでの赤田川に関する経過や本市の取り組み、また現状等を説明しました。また、その際、養豚場については、家畜伝染病等の関係から関係者以外は簡単に立ち入りすることはできないことから、施設の構造や保有している設備が不明であり、また汚水等がどのように処理されているのかわからない状態であるため、施設の構造や設備の写真や事業者への汚水の処理についての聞き取り調査を依頼しました。
 2回目の協議では、1回目に依頼した内容の報告を受けました。
 報告を受けた概要について申し上げます。
 1月末時点での頭数は約400頭で、最終的には700から1,000頭を目標にされております。
 また、施設の構造としましては、豚舎の床はすべてコンクリートとなっており、汚水等が地下に浸透することはない構造となっています。
 ふん尿等の汚水処理の方法は、現在、二つの方法で処理されています。
 一つの方法は、汚水等を一次貯留槽で貯留し、凝固剤を投入して浮遊物等を沈殿させ、上澄みをオーバーフローさせ、三つの槽へ順々と流れていきます。最終の三つ目の槽にたまった水は、豚舎の清掃に活用したり、塩素投入後、豚の飲み水として再利用しているとのことで、上澄みの水は下流へ放流はしていないとのことです。
 二つ目の方法は、堆肥施設にて堆肥化しているとのことです。
 いずれの方法も、汚水や汚水を処理した水を放流はしていないとのことでした。
 なお、施設の周辺についても確認していただきましたが、汚水等が流れた、また流れている場所はなかったとのことです。
 なお、養豚業を営む場合の許認可権は、どこの機関にもなく、営む場合に必要となる建築物や施設、また設備等に係る個々の関係法令により指導されることとなります。
 次に、4問目の視察の件で答弁させていただきます。
 家畜に関する法律の中には、「不特定の人物が畜舎に出入りしてはならない」と明文されたものはありません。しかし、明文化されていないからといって、むやみに豚舎に立ち入ることができないことも事実です。
 仮に、豚舎を視察したときに、人が媒体となって家畜へ何らかの病原菌が伝染し、飼養していた家畜を大量に処分することとなれば、賠償問題につながっていきます。
 また、何より必要なことは、事業主が立ち入りや視察に関して了解をしていただくことが肝心です。
 さきにも答弁申し上げましたように、事業主は家畜への伝染病を何より心配され、神経質となっておられます。
 養豚場の豚舎内への住民視察については、家畜への伝染病の観点から大変難しいと思いますが、奈良県家畜保健衛生所と十分に協議していきたいと考えています。
 以上です。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 養豚場の市道にかかわる建物撤去の進捗状況と今後の見通しにつきまして、回答させていただきます。
 養豚場の市道にかかわる建物の撤去につきましては、土地所有者と養豚場経営者との話の結果を受け、文書による通行支障物件の撤去請求をするかどうか判断したいと回答しています。
 奈良市側の所有者から昨年の12月中旬に連絡が入る予定でありましたが、連絡がなく、当方から何度か連絡した結果、これ以上進捗しない状況と判断いたしましたので、2月下旬、市長名において「市道2092号に建築されている事務所については、市道を不法に占有している行為であり、速やかに撤去するよう請求します」という文書を発送いたしました。
 しかしながら、不在のため、郵便局での保管期間を過ぎた3月9日に返送されてきました。このことを受け、翌日の3月10日に再度、文書を発送したところでございます。
 再度、不在により文書が届かない場合は、「書留・配達記録郵便物等受領書」のコピーを添付して、普通郵便で文書を発送する予定をしております。
 今後につきましては、顧問弁護士と相談しながら適正に対処したいと考えていますが、撤去されない場合は、1カ月後をめどに、顧問弁護士名で、再度、郵送による撤去請求を行いたいと考えております。
 その後の手続につきましては、顧問弁護士と相談しながら適正に対処したいと考えております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯21番(村城 恵子) 村城です。
 ふん尿処理が今何とか行われて、その確認が写真でもできるようになってきたというのはすごい前進というか、以前は考えられなかったようなことだなと思います。そういう点では、これは力を抜かないでやっていただきたいなというふうに思っております。
 市長の方もありましたが、奈良県の知事や、また奈良市長などとの交流もこれからますます深まると思いますので、環境面でも連携をとっていきたいということですので、ぜひお願いをしたいと思います。大いに力を発揮していただきたいと思います。
 ここは本当に浄瑠璃寺があって、そして奥の院なんかがある、そういうところでの川ですので、どうしてもやっぱり守っていかないといけないと思います。木津川市の観光を大きく伸ばすためにも、ここを手を抜くということは絶対できないという、その認識をぜひとも持っていただいて、力を発揮していただきたいと、そのように思います。
 建物の撤去ですけれども、こういうふうな形になってきますと、私はやはり今後きちんと排せつ物が、ふん尿が処理されるかどうかは、この建物の撤去をきちんと本当に反社会的な行為なんだと経営者の方が認めて撤去をするということができるかどうかというところにも係っているんではないかと思うんです。
 木津川市が毅然とした対応をしていくという、その姿勢を貫いて最後までやり切るという、そういうことがないと、またふん尿などもどのようになるかは、これはもうわからないという状況が私はあると思うんです。
 そういう点では、なかなか微妙な日付だなというふうに思いながら聞いていたんですが、一般質問の前ということだけではなく、ぜひともいろいろな形で頑張っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 その点について、ここの部分では、もう一度、建設部長の答弁をお願いしたいと思います。
 あと、住民が入れるのかどうか奈良県の方と協議をしたいというお話が部長からありましたが、もし住民がだめだったら、木津川市の職員が一緒に入って、細かく見てくるという、そういうことが確実にできないのかどうか、そのところも含めまして詰めていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 建物撤去につきましての再質問にお答えさせていただきます。
 前回まで、土地所有者がございまして、私ども、その撤去を申し出たときには、養豚場経営者がここまで借りているんだというような申し出をずっとしておりまして、今回、土地所有者の方の土地賃貸契約も2月末で切れたようでございますので、この辺につきましてはっきりとしてまいりました。
 今後につきましては、奈良市土地所有者ももう賃貸契約が切れましたので、同時に私どもとしても今まで協議をしてきましたが、一緒に撤去に向けて動けるというふうな形になっております。
 今後につきましては、先ほども申し上げましたが、顧問弁護士に十分調整をしながら図ってまいるわけですが、このまま撤去されませんと、先ほども申しましたが、市長名で撤去の文書を出しましたが、今度は顧問弁護士名で、相手を変えて出させていただきます。これにつきましては、何らかの進捗を見ることになろうというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(木村 浩三) 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 生活環境部長です。
 村城議員の再質問にお答えしたいと思います。
 実は今、議員も言われましたように、微妙な立場になってきています。木津川市としては、今まで村田養豚場の事業主をそれなりのコミュニケーションもとれていたんですけれども、違う部局の方が市長名、弁護士名で撤去の要請をしています。その中において、養豚場からしたら、木津川市は一本ですので、一つの方が「なあなあ」という表現はおかしいんですけれども、今までのような交流関係はなかなか持ちにくいであろうというふうに考えております、今の状況は。
 ただ、我々は家畜保健所とは連携をとっていけると思いますので、今後はその辺にちょっと方向転換しながら、施設の中身については確認していきたいというふうに考えております。

◯議長(木村 浩三) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯21番(村城 恵子) 村城です。
 平成14年11月1日から新しい「家畜排せつ物法」の中で、記録をとるということが決められていると思います。その中で、量とか、そういうものについても、例えば1頭だったらふんがどのくらいとか、そういうのを算出して、何百頭飼っていたら、その処理はどのくらいとかという記録を残さなければならないというのが義務づけられているということですので、そういうふうな形で友好関係が持ちにくいということになりますと、なかなか中に入ってまではいけないと思うんですが、私は3本というか、3管というんですか、筒があって、最後の上積みを豚の水にしたり、まいたり、清掃に使っているという、そういうふうなことをちょっと見せていただいたんですが、その下が本当に地面から浸透しないのかどうかとか、確認が十分できないので、どうなのかなという、そういう心配も若干しているんです。
 ですから、今までのことがありますので、大変懸念している部分がありますので、ぜひそういう家畜排せつ物法に基づいて奈良県に要求していくということも含めまして、これは市長のお力もおかりしてということになりますけれども、きっちりとした関係をつくっていただきたいというふうに、これをお願いしたいと思います。
 先ほどもありましたように、やはり建物撤去、これについては完全に撤去するまで絶対譲らないという立場で、法的にも頑張っていただきたいなと思いますので、答弁をお願いしたいと思います。
 最後になりましたが、杉田部長は、多分、3月議会で退職ということになると思うんです。加茂のときから大変お世話になりました。特に私が思っておりますのは、その前の課長のときからこの問題にかかわっているんですが、その前のときからいろんなことがあって、村田養豚場は確かにさまざまな暴言とかもありましたので、私自身も前の議員3人呼び出されて、会って、大変な言葉を投げかけられたとか、そういうこともありましたが、やはり杉田部長がかなりいろんな部分では力を発揮したんじゃないかなと、私のそういうふうな思いなのかもしれませんが、でもかなり力を発揮してくださったんじゃないかと思っています。
 そういう点では、退職間近になりますと、だれでも保身に走りやすいという、そういう部分がありますが、そういうところではなく、住民のためにどうしたらいいのかというところで頑張っていただいたなというふうに思っております。そこの部分ではお礼を申し上げまして、ありがとうございました。

◯議長(木村 浩三) 今の質問に対しての答弁を許します。
 生活環境部長。
   (生活環境部長 杉田 洋一君登壇)

◯生活環境部長(杉田 洋一) 村城議員の質問にお答えしていきたいと思います。
 当然、記録については、家畜保健所が指導しているものというふうに思います。
 私も、村城議員も写真を見られて、図面も見られたというふうに思いますので、槽の底、一体どうなっているのか、私自身も実は心配しています。
 ただ、大事なことは、家畜保健所がここまで調査を依頼をして、月に1回巡回してくれています。その情報を常にいただいて、こちらの考えも言い、向こうも指導していただくということで、この問題の少しでも解決になればというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

◯議長(木村 浩三) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 市道にかかわる建物の撤去につきましては、建物撤去まで最後まで頑張っていきたいと思います。

2009年09月15日:平成21年第3回定例会(第3号)

◯4番(酒井 弘一) …
 2番目に進みます。
 赤田川の水質問題です。
 ことしの3月議会で、共産党の村城議員が養豚場問題を中心に赤田川の水質を取り上げました。そして、私もその3月議会で新たに発生している奈良市の産廃処分地からの汚水問題でこの問題を触れました。
 全体として、赤田川の水質が今どうなっているのか。実は、ここにこんな紙があるわけですが、これは生協の会員向けに配られた資料です。この夏に配られました。保存版2008年度相楽環境委員会、水質測定は「きっづ光科学館ふぉとん」に協力していただきましたということで、そこでは山田川、それから鹿川、赤田川、和束川、四つの河川についてさまざまな調査項目で結果が報告されています。これは今言いましたように、2008年の測量結果であります。
 そこでは、一言で申して、今、四つの川、和束川が一番きれいと言ったらきれいなんですが、それでも「きれいな水」の分類とは言えない。「少し汚れた水だ」と、これは和束川と山田川がそんなふうになっています。そして、鹿川は「汚れた川」と判断されています。そして、赤田川は「汚い川」と、「汚い水」と。それは当然だろうなと。赤田川の上流へ行かれた皆さんは、上流へ行くほど汚い水になっている、汚い川になっているということは、ごらんになったとおりでありますし、下流に進むにつれてその汚れが希釈されているにしても、このような生協によれば「汚い水」と断定せざるを得ない、そういうふうな状態になっているわけです。
 赤田川の水質については、いろんな取り組みがされています。後ほど別の日に竹炭を施した、その結果についての質疑も出てきますので、私も期待をしているわけでありますが、木津川市が継続的に行っている、この赤田川の水質調査、現在、これはどのような状態になっているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 それから、もう1点、養豚場のその後の状況、さらに奈良市の産廃処分場からの汚水問題とかかわって、奈良市、さらに京都府の保健所であるわけですが、そのあたりの関係機関の動きはどのようになっているのか、全体としてお答えいただきたいと思います。

◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 酒井議員のご質問にお答えをいたします。
 産業廃棄物の処分場につきましては、ことしの5月27日に放流水が流れている水路や処分場、水処理施設を、奈良市の担当部長を初め関係職員の案内により視察をいたしました。
 流域につきましては、色素が沈殿しているのか、ところどころの水路床が黒くなっておりました。
 また、最終処分場の水処理施設につきましては、処分場内の一番低い谷となっている部分にあり、状態としてはかなり時間が経過している施設である印象を受けました。
 なお、現在、処分場からの浸出水につきましては、水処理施設が稼働していないため、奈良市の対応として、活性炭にもぐらせ下流域に流れている状況でございます。
 赤田川の水質並びに最終処分場に関するその他の内容及び奈良市養豚場のご質問につきましては、担当部長よりご答弁を申し上げます。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 まず、赤田川の水質の変化についてのご質問にお答え申し上げます。
 旧加茂町当時から継続いたしまして赤田川の水質測定を実施しておりますが、数値といたしましては、平成20年11月を境に化学的酸素要求量、CODと申しますが、これと窒素がこれまでの数値より高くなっております。
 測定いたしました数値が汚濁の度合いを示す数値であることは間違いありませんが、その数値だけで一概に汚濁が進んでいると判断することはできないと考えております。
 水質汚濁の程度は、一般に汚濁物質の濃度であらわされます。しかしながら、濃度の薄い排水でも、排水量が大きければ、水域に流れ込む汚濁物の量は大きなものとなり、環境に与える影響も大きくなります。
 総合的に水質汚濁を考えるためには、汚濁物質の濃度と流量を掛け合わせた量で評価することが必要となってきます。
 この濃度と流量を掛け合わせた合計を汚濁負荷量といいますが、測定箇所での汚濁負荷量を求めることも一定の判断要素でもあります。
 そこで、平成20年度の測定結果を基礎として汚濁負荷量を求めてみますと、平成20年の6月に測定したときの方が、いずれの測定箇所でも汚濁負荷量は高くなっています。
 結果といたしまして、平成20年の11月から濃度が高くなっていますが、汚濁負荷量では平成20年6月時点の方が高くなっており、濃度と汚濁負荷量とでは同様の結果は得られていません。
 しかし、水の流下に伴い汚濁物質濃度が減少する河川の浄化能力がありますので、赤田川につきましても、下流の方につきましては、自然の浄化が働いている結果となっています。
 次に、産業廃棄物処分場に関するご質問でございますが、奈良市の現状の浸出水、いわゆる産廃廃棄物処分場からの出てくる水でございますが、この対策につきましては、市長の答弁にもありましたように、この出てくる水が流れる水路に活性炭をいかに効果が高くなるか試行錯誤されながら設置されている状況であります。
 それ以外の対策につきましては、莫大な費用がかかることから、抜本的な対策は講じられていませんが、今後も継続的に実施できる対策を模索中であるとのことでございます。
 対策以外の部分では、継続的に水質調査を実施されており、これまでの結果から重金属等の有害な項目は検出されていませんが、これまで同様に窒素が高い数値となっている模様でございます。
 また、昨年度末にはダイオキシンの調査も実施され、結果は、特に問題のない数値という連絡でございました。
 水質調査につきましては、本市も継続して実施しておりまして、6月に実施した結果では、重金属の項目は検出しておりません。
 次に、養豚場の関係につきましてご答弁申し上げます。
 一定要件を満たす養豚場につきましては、水質汚濁防止法に基づく特定施設に該当するため、新たに建設されている施設が特定施設に該当するのか奈良市と協議を進めるよう、法による届け出先でもあります京都府山城南保健所と協議を進めているところです。
 また、家畜伝染病予防法に基づき、当該地を奈良県家畜保健所において、定期的に指導確認のための立入調査も実施されていることから、調査時における情報等を提供いただくよう協議をしているところです。
 なお、事業をされている箇所が京都府と奈良県の府県境にまたがる土地でありますため、特に水質に関しまして法的な許可や届け出先はどちらなのか、どこが主体で法令に関する指導をするのか、もしくは京都府と奈良県それぞれの指導をしていくのか、京都府の方と協議をしているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 酒井さん。
   (酒井 弘一君登壇)

◯4番(酒井 弘一) まず初めに、市長から現地へ行っていただいたときの感想も含んで述べていただきました。
 おっしゃっている言葉の端々から、現地をそのまま、大変失礼な言い方かもしれませんが、正確にごらんになって、そして私たちが感じたのと同じ思いを持って帰られた、そんなふうに聞かせていただきました。ありがとうございます。
 その上で、新たに活性炭が設置をされている、そういうことも聞かせていただきましたけれども、部長の答弁をお聞きしていて、継続的に水質検査も行ってもらっているし、関係機関、奈良市や京都府とも協議、報告を続けている、そういう状態だと、一言で申したら、そんなふうなことかと思うんですが、先ほど紹介しました生協の文章の中にこんなのがあります。「赤田川では、夏から秋にかけて非常に高い値をとることが多く見られ、異常に高い値を示した2006年度秋の値を除いた平均でも、その傾向は変わらない」という、こんな文章がありまして、今部長が答弁された内容と符合する、そんな記述が出ていると、昨年のことですけれども、感じております。
 ただ、そこでどうするかという問題なんですが、現地はもうとにかく汚染物質を含んだ茶褐色といいますか、黒っぽい水がそのまま流れ出し続けているわけです、最上流で。そして、その少し下流で養豚場がありまして、そこからさまざまなものが川に入れられていると考えられるわけです。その養豚場の上の水の状態とそこから下の水の状態は随分とさま変わりするわけでして、養豚場が関与していることは、これは普通に見たら疑いの余地がないわけです。
 そこで、そういう状態で市の努力や奈良市の努力も確かに今ご説明いただきましたが、一つまだ見えてこないのが京都府であるわけです。京都府は報告を受けて、一体何をしてくれているのかと。その点について、これは現在動きがないわけですから、部長としても答弁のしようがないのかもしれませんけれども、京都府は何をしようとしているのか、何を考えているのか、そのことについてご説明いただきたいと思います。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 酒井議員の再質問につきまして、お答えを申し上げます。
 先ほど排水の水の色の関係もご指摘がありましたとおり、茶褐色、あるいは黒っぽい色の水も流れているということは、去る5月に市長が現地に行きましたときに私も同行いたしまして、現場もよく見ております。
 これは、奈良市の方の説明では、鉄バクテリアの死骸がこのような形で固まればこういう色になると、こういう説明でございました。
 そういうことで、先ほど答弁申し上げましたように、京都府と奈良県の境界ということで、きちんと行政界が確定しているところとしていないところもございます。
 今現在、議員がご質問の、この産廃処分場の現地は奈良側に入っておりまして、その下流域に養豚場があるわけでございます。養豚場のほとんども奈良県側、奈良市側になるということで、基本的にはまずは奈良県、あるいは奈良市の対応ということが第一義というふうに考えております。
 したがいまして、そういった毎年、年に4回以上の水質調査等をやっていただいておりまして、その報告も説明も受けておりますし、基準の中で色はいろいろと変わっている部分もあるけれども、その定められた基準をオーバーしていると、こういうことではないので、引き続ききちんと調査をして、木津川市にも報告をさせていただくと、こういう奈良市からの話も聞かせていただいておりますし、さらには奈良県の家畜保健所の方も、きのう酒井議員が私のところの担当の方にも確認をいただきましたけれども、家畜保健所との連携もきちんととっておりますので、そういう形で今後も対応していきたい。
 京都府の方は、この松谷を初め現地の下見も行っておられるということは聞いておりますが、先ほどから言っておりますように、許認可の権限に及ぼすところについては、まずは奈良県・奈良市との協議ということになろうかと思いますので、我々は京都府としては、京都府と奈良県の方がきちんと連携をとっていただきたいと、こういうことで話をさせていただいているところでございます。
 以上です。

◯議長(中野 重高) 酒井さん。
   (酒井 弘一君登壇)

◯4番(酒井 弘一) 今ご答弁いただきましたが、京都府がどんなふうにかなえているのか、何をやろうとしているのか、それは全くいまだに見えてこないわけです。恐らく、部長にも見えていないんだろうと思います。
 この養豚場並びに法用町のすぐ下流に、実は木津川市が今現在検討候補地としてごみ処分場の、一般ごみですが、その処理施設の建設候補地の一つの場所がそこにあります。そういう場所でもあるんだということを市としてはもちろん承知されているわけですけれども、やはりこの問題、発生源は奈良市・奈良県であろうと、それは事実です。
 しかし、被害は加茂の地域や木津川市に至っているわけですから、奈良市では特別な被害も、法用町の住民の皆さんはいろんな思いが当然あるわけですが、専ら被害は私たちが受けているわけです。そのことに対して京都府が何をしてくれるのか、保健所長や、また京都府の企画環境部は何を考えているのか、そのことについてはもっと厳しい態度で、被害を受けているのは我々なんだと、京都府民なんだということをもっとしっかりと言っていただきたいし、明確な府の姿勢を導き出していただきたいなと、そんなふうに思います。これは要望にさせていただきます。

2009年09月24日:平成21年第3回定例会(第5号)

◯7番(高味 孝之) 7番議員の高味です。議長のお許しをいただきましたので、今回は4問の質問を行います。
 1問目、会派調査、赤田川の水質悪化を問う。
 この問題は、過去にも数回、今定例会の一般質問初日にも取り上げられました、旧加茂町時代から続く懸案事項です。
 私たちイレブンの会は、政務調査の一環として木津川市の名の由来となっている木津川、そこへ流れ込んでいる赤田川の水質検査をことしの2月8日に木津高校化学クラブの協力を得て数カ所で実施しました。
 そして、3日後の2月11日、木津川をこれ以上汚さないためだけじゃなく、赤田川はもちろん、その周辺の自然を守るために、竹炭につく微生物が有機物を分解する作用があることが近年立証されていることに注目した私たちイレブンの会は、地元住民、木津高校化学クラブの皆さんなどと、市職員立ち会いのもと、1個5キロの竹炭を10カ所の川底に設置する浄化作戦を行いました。約2カ月半後の4月29日、水質調査の後に竹炭を引き上げました。
 一連の赤田川における調査結果は、詳細な数値は出ていますが、時間の都合上、まとめとして報告します。
 木津高校化学クラブの水質調査結果では、汚れ全体を示す化学的酸素要求量(COD)は、上流に行くほど汚染が多くなっている。生物化学的酸素要求量(BOD)、窒素なども、上流ほど汚染が多く、しかもかなり激しい汚染状況を示している。また、洗剤による汚染は、どの地点も汚染は少ないが、ここでも上流に行くほど大きな値となっている。
 竹炭の浄化作用については、2月8日と4月29日の数値を比較すると、竹炭設置周辺の水質調査結果が改善され、浄化効果があらわれていることもわかりました。
 結論としては、山の中の上流は水質もきれいなはずなのに、赤田川は上流に行くほど汚染がひどくなっている。自然界ではあり得ない状況です。人為的汚染であることは明らかです。これ以上赤田川汚染を許すことはできません。市の具体的取り組みをお聞かせください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 高味議員の赤田川の関係につきまして、ご答弁申し上げます。
 イレブンの会の皆様が、ことし2月11日に赤田川の浄化を目的として、川底に竹炭を設置されました活動の取り組みにつきまして、敬意を表するものでございます。
 ご質問の調査結果と浄化効果でございますが、簡易パック検査による木津高校化学クラブの浄化効果を求める独自の計算では、竹炭を設置した方が、若干ではありますが、浄化作用があったとの連絡をいただいております。
 また、設置された翌日に木津川市が定期的に実施している水質測定調査を実施いたしましたが、その結果としましては、特にこれまでどおりの結果で、水質が変化したという結果ではありませんでした。
 なお、水質には、特に調査当日の水量を初めさまざまな河川内の要件も大きく影響することも考えられ、限られた回数の簡易調査をもとに、一概に結論を出すことは非常に困難であるというものが現状でございます。
 今後の取り組みといたしましては、現在まで実施しております、年4回、計4カ所で行っている水質調査により、赤田川の水質を監視していきたいと考えています。
 また、奈良市とも水質検査の情報交換などを行い、連携して監視していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 今の答弁にありましたが、水質が変化したという結果ではありませんでした。余り変わらなかったんじゃないかなというような市の報告でございます。
 余りにも他人、人事ではありませんか。私も合併後、赤田川の実情を知ることになりました。水質調査のため、何回か足を踏み入れました。自然にあふれ、川のせせらぎが聞こえ、不動さんもあり、観光の隠れた穴場としても魅力のある場所です。もし仮に、観光客の方が来られ、川のせせらぎに誘われ、顔を洗ったり口をゆすがれたりしたら、大変なことになると考えたことはないですか。竹炭を引き上げたときの竹炭の汚れのひどさ、そのにおいは、まさにどぶ川です。
 木津高の先生も、この川の状況はどうなんですかと聞いたときに、昔のどぶ川に近い値が出ています。それも、上流に行くほどその数値は高いです。町内会の溝掃除に私も参加していますが、近年、あれほどの悪臭はしません。観光に力を入れようとしている木津川市の恥ではないですか。きれいな川は市の財産です。先ほども言いましたが、木津川市の由来となっている木津川を汚染から守るために、早急な対策をとるべきではないですか。
 答弁では、「奈良市とも水質検査の情報公開などを行い」、さきの酒井議員の答弁では、「府とも連携して」、これは木津川市のことなんです。木津川に流れている木津川市にある川のことなんです。市として単独で何も手を打とうとはなされていない、これが現状ではないんですか。
 本当に上流に行くほど汚れているという実情をとらえて、この原因は市としてどこにあると考えておられるのか、お答えください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 高味議員の再質問にお答えさせていただきます。
 赤田川の水質につきましては、一般質問で酒井議員のご質問にもお答えをさせていただいたとおりでございまして、上流には、今、高味議員からございました養豚場、あるいはさらにその流域の上流には、産業廃棄物の処分場跡などがありまして、そういったところから出てくる水質というものについては、非常に我々も関心を持っているところであります。
 行政界から言えば、府県境をまたぐ上流側に多くの施設が位置しているわけでありますので、その辺につきましては、許認可の監督官庁がまずは対応すべきということがございましたので、許認可権のある奈良市、あるいは奈良県の家畜衛生保健所等とも協議調整をしながら、そういう水質調査、あるいは現状等の確認をしていただき、情報交換をしているというのが現状でございます。
 木津高の簡易調査につきましては、簡易パックを使用した方法により実施されたものであります。我々の方も赤田川の流域、先ほども申し上げましたように、4カ所について定期的に水質調査もしておりますので、そういったことで今後も監視は続けていきたいと思っております。
 恒久的な対策を講じるべきということにつきましては、現状を踏まえて考えますと、なかなか一朝一夕にはいかないと思いますが、努力していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 原因である養豚場、また産廃の部分は関心を持っているとの答弁だけですが、本当に今の部長の答弁を聞いていますと、赤田川は汚染されていないんじゃないかとお考えですか。木津高の簡易検査では云々、木津川市の調査としては赤田川は汚染されていない川ということに判断されておられるのか、まずお答えください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 高味議員の再度のご質問にお答えをさせていただきます。
 赤田川の水質につきましては、先ほどから言っておりますように、毎年定期的な検査をしております。私が今見ておりますのは、過去の16年度以降の資料を見ておりますが、例えばBODなどにつきましては、その測定の日の前後といいますか、その付近で雨が降ったり、いろんな自然的影響の関係で数値が変わる可能性が十分あるわけでございますが、BOD、あるいはCODの数値を見ておりましても、平成16年度の平均と平成20年度の平均を比較いたしますと、確かにBODにつきましては数値は上がっておりますが、CODにつきましてはさほど変わっていないというふうな数値の結果も出ております。
 いずれにいたしましても、この水質検査は、人体に重大な被害を与える数値が出てまいりますと、それはもう非常に困るわけでございますので、その辺は奈良市側と連携をとりながら、お互いの水質のチェックをして監視を続けているという状況でございます。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 本当に赤田川は、木津川市の中を流れていて、市の財産であるという認識をされているのか心配になる答弁です。
 1日目の酒井議員の、相楽郡環境委員会の水質の中でも、汚い川、汚い水という結果が出ています。木津高の化学クラブの中でも、大変汚染が進んでいる川だということは、これ、はっきりしているんじゃないですか。
 というより、私も先ほど言いましたが、身をもってあの川に入って川の水をかかって家に帰ったとき、家の者から「おまえ、溝掃除してきたんか」と言われるほどにおいがきついです。その直に感じるにおい、汚さということも実感されていないんですか、お答えください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 再度のご質問にお答えいたします。
 過日の酒井議員の資料につきましてもいただきましたし、今高味議員がおっしゃっていただいている木津高の資料、あるいは奈良市側から報告をいただいております資料、さらには我々が調査をしている資料、全部数値は見ております。
 ただ、現地をくまなく全部知っているかと、あるいは源流となります養豚場の近くからさらに上流側の水質というとこら辺につきましては、奈良県側の方も私もその赤田川の源流の方も現地を見てまいっておりますし、流れがよどんでいるところにつきましては、プランクトンの死骸というのが浮いているというような状況も承知はしております。
 ただ、原因がどこにあるかということにつきましては、想定できる範囲は言えるわけでございますが、すべてが正確に言えるものではないということでございますので、赤田川を流れている水質について今後も監視活動を続けていくというのが我々の責務というふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 原因すらわからない。それでいいんですか。関心を持っていることは原因ではないなら、なぜ原因を追求しようとされないのか。
 答えは、これはっきり出ているんです。上流に行くほど汚染が進んでいる。私たちもほうっておけないから、微力ではありましたが、浄化作戦を行いました。でも、限界があります、私たちには。市が本腰を入れて何らかの手を打たなくては、今の答弁では、ずっとこのままほうったらかしの答弁になります。ほうったらかしです。
 昔のCMに「くさいにおいはもとから断たなきゃだめ」というコマーシャルがありました。まさにそれですよ。その気は全くないということで判断していいんですか。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 高味議員の再度のご質問にお答えいたします。
 先ほどから申し上げておりますように、例えば養豚場の関係につきましての許認可というのは、いわゆる行政界でいきますと、奈良側は奈良県の家畜衛生保健所でありますし、京都側は京都の家畜衛生保健所であります。
 また、産廃の関係につきましても、奈良市の方は奈良県から奈良市に権限が移譲されたということでございますので、許認可権のあるところと木津川市が連携をとってやるというのが大切だというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 部長、わかりますよ、それは。しかし、肝心ななのは、木津川市にある川なんですよ。いつまでも、「奈良県・京都府に協議を申し入れます」、それでいいんですか、それで前に進むんですか。前に進めようとする具体的な努力をされようとしているのか、いやこのままほうっておくねんと、どっちなんですか、はっきり答えてください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 再度のご質問にお答えいたします。
 ほうっておく気はさらさらございませんし、調査は続けていきます。
 何回も申し上げますが、許認可権というのは、河川につきましても、一級河川と準用河川で管理者も異なってまいりますし、それぞれ行政には守備範囲というのがございますので、そういった中での対応ということについては、十分意識をして、さらには水質については調査をした上で、数値が大きく変化をするというようなことがあれば、先ほどから言っているような関係団体と協議・調整をして対応していくということになっていくというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 全然わかりません。
 調査を進めていく、調査で数値が悪かったら協議をしていく、それだったら今までと一緒ですやん。調査結果が悪かったら、すぐ対応するような具体策は考えておられないんですか、お答えください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長です。
 そのために、奈良県や京都府・奈良市とも連携をしていくということでございます。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) これ以上言ってもかみ合わないのは残念ですけれども、忘れてもらったら困るのは、人事じゃないんですよ。
 今、汚染が進んでいるのは我が市なんですよ。これ、府会で、僕、府会議員の人にお願いしているんじゃないんですよ。市の行政にどうしていくのかということを尋ねているのに、余りにも人事の答弁は、これどうなんですかね。
 本当に、これはもう流れに任せて、このままずるずるっとこの件に関しては見て見ないふりをする、そういう考えにしかとらえられないんですけれども、違うのなら答えてください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長です。
 全く無視するということはもうさらさらございませんし、十分注意をしていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) だから、それについてどういう具体策を講じてこられようとしているのか、そこが見えてきたら、この質問はすっとやめますよ。
 ただ言ってはるのは、「協議していきます」「関係各位と協議していきます」、それじゃないですやろう。もう、ここまで汚れているのはわかっているので、まだ協議なんですか。市として、独自でこうしていく、ああしていくという考えが全くないから、それでいいんですか。木津川市の財産ですよ、きれいな川は。不動さん、いいところですよ、あそこ。観光の名所にもなりますよ、あれハイキングしたらいいところですよ。観光に力を入れようとなさっている観光課を抱えている部長の答弁とは思えないんですよ。どうですか。何か具体策はないんですか。なかったらなかったでいいです。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長です。
 高味議員は、具体策を市として行動すべきだというご質問かと思います。
 そのためにも、許認可権のある各府県、奈良県や京都府とも十分調整をしないと、木津川市単独ではなかなか無理があるということを申し上げております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 高味さん。
   (高味 孝之君登壇)

◯7番(高味 孝之) 僕らイレブンの会は、微力ながら何とかしたいということで竹炭を入れましたが、行政側ももう少し財産ということを考えていただきたいなと。この質問はいつまでたっても平行線になると思いますが、本当にもう少し部長、考えましょうや。

2010年09月15日:平成22年第3回定例会(第3号)

◯20番(村城 恵子) 村城です。
 2番目の質問に移ります。2番目は「赤田川は守られているか」と題して質問いたします。赤田川の問題は、継続して質問しておりました養豚場の問題解決への手立てが少し見え始めた中で、上流の法用町の産廃最終処分場の排水が未処理のまま垂れ流しになっているという問題が明らかになりました。この問題については酒井さんが追及いたしました。そういう流れの中で今来ていると思いますので、4点について質問いたします。
 一つは、養豚場の問題も産廃排水未処理の問題も、府県をまたぐものであることから、昨年11月11日に木津川市と京都府の協議が行われています。その後、京都府は奈良県に対してどのような働きかけをしたのか、何が具体化されたのかお答えいただきたいと思います。
 2点目は、養豚場にかかわっては、毎月奈良県家畜保健所が訪問し、また奈良市では水質検査を年4回行うという、そういう状況がありました。現状でも、管理、監視体制は続けられているのでしょうか。確認はとられているのでしょうか。お答えください。
 3点目は、赤田川の水質調査を年4回木津川市でも行っておりますが、問題はないでしょうか。これもお答えください。
 4点目ですが、赤田川の京内橋あたりにはときどき農業用ビニールが流されております。故意に廃棄したという量ではありませんので、風で飛ばされたのかなと思えるのですが、廃棄処分の指導は徹底されているのでしょうか。この点についてお答えください。
 以上です。

◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 赤田川の環境対策に関しましては、京都府の各関係機関と木津川市関係部局とで構成いたします赤田川上流域の環境問題等に係る連絡調整会議を去る平成21年11月と平成22年3月に開催いたしました。
 また、奈良市への働きかけにつきましては、本年4月に京都府と木津川市の合同で指導状況や現況についての協議を行いました。
 なお、詳細及びその他のご質問については、担当部長のほうからご答弁を申し上げます。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。赤田川のご質問につきましてご答弁させていただきます。
 ただいま市長の答弁にもありましたように、京都府及び木津川市の関係部局で構成いたします会議をこれまで2回開催いたしました。
 1回目の会議につきましては、赤田川に関することは多方面に及ぶことや、また、関係機関が一堂に会した会議であったことから、関係部局の赤田川に対する課題や現在の対応状況について意見交換を行いました。
 また、2回目の会議では、第1回目の会議以降の状況と、今後関係部局が行う取り組み方法を確認いたしました。
 次に、奈良市への働きかけにつきましては、本年4月に京都府とともに奈良市を訪問し、奈良市の関係各課への指導などの状況確認の協議を行いました。また、本年7月末に情報交換のため、奈良市と木津川市との事務担当協議も行っております。
 次に、2問目の奈良市の管理及び監視につきましては、これまでから赤田川の水質測定を実施されています。
 奈良市が以前の養豚場立入調査で、施設からの排水の改善を求められたところ、施設から出る汚水を処理する浄化槽2基、これは約150人槽でございますが、この2基が設置されていることを本年7月に奈良市が現地へ立ち入りされた際に確認されています。
 また、その当日に奈良市が実施した浄化槽から出る排出水の水質測定では、し尿汚染の一つの指標とされています大腸菌群数は、1ミリリットル当たりゼロという結果が出ております。
 今後につきましては、定期の水質測定で監視し、異常な数値が測定されると現地へ立入調査を実施すると、奈良市から伺っております。
 次に、赤田川の水質につきましては、合併前の旧加茂町当時から、4地点におきまして年4回の水質調査と、2地点において年4カ所の底質調査を継続して実施しております。
 平成21年度の水質調査結果では、4地点のうち、上流の奈良や奥の院におけるCOD、これは化学的酸素要求量でございますが、これと全窒素の数値が若干高い結果が確認できますが、下流の地点では流量の増加とともに数値も低下していることから、河川の自然浄化作用が働いており、赤田川全体が汚染されているとまでは言えないと判断しております。
 次に、赤田川に流れてきている農業用ビニールにつきましては、上流の奈良県側から流れてきたものであるのか、または河川沿いの農耕地から流れたものかは不明であります。
 木津川市といたしましては、農業で用いられるマルチなどのビニール類につきましては、農業という事業から出る廃棄物であることから、廃棄物の種類といたしましては、事業系の廃棄物に分類されるため、基本的には収集処分は実施しておりません。
 処分の方法といたしましては、大規模な農業経営をされている方は、大量のビニール類を廃棄される場合は、専門の産業廃棄物業者で処分していただくか、購入した店舗などに引き取っていただき処分をしていただくことになります。
 また、余りひどい場合にはまた調査もしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 村城です。
 2回の情報公開や具体的な協議を行っている中で、その産廃処分場の処理が未処理のまま流れているわけです。大きな問題がないというふうに言われておりますが、これは処理をしなければならないと法律で義務づけられていて、京都府の出番だと思うんですが、具体的なところは何が決まっているのか、その点についてお尋ねいたします。
 それと、これは上流の問題なのか養豚場の問題なのかはっきりしませんが、赤田川の状況がまたちょっと悪くなっておりました。部長も見に行っているということでしたので、どんな状況だったのか、その点について感想というかお話しいただきたいと思います。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 村城議員の再質問でございますが、まず1点目の産業廃棄物処分場跡地のいわゆる松谷の関係だと思いますが、この件につきましては、奈良市のほうで引き続き水質調査もしていただいておりまして、その数値結果については、適宜報告をしていただき、また必要な場合には我々が奈良市に出向いたり、あるいは現地に行ったりということで確認をさせていただいております。
 また、赤田川の現状につきましては、年4回の水質調査の、昨日たまたま2回目の採水日ということで、村城議員も現地に行かれたと聞いておりますが、私もきのうの補正予算特別委員会終了後、現地に行かせていただきました。状況を業者のほうからも聞いておりましたので、奈良市のほうにも連絡をし、奈良市の職員さんと、それから京都の南保健事務所の職員と合同で現地に行かせていただきました。西小の集落の赤田川の橋のほうに車をとめまして、そこから歩いて赤田川の右岸側を上流のほうに確認をしてまいりました。
 奥の院からまだ上流のほうまでずっと行ってきたわけでございますが、ひどい箇所が、砂防ダムの堰堤がございまして、そのダムのたまりと、そしてダムから落ちる、そのダムの下の泡から出るにおいが非常にいわゆるドブくさいといいますか、窒素系の多いにおいがしておりました。
 この件は、奈良市の職員も保健所の職員も同様に確認をしておりまして、その後少し上流のほうまで行きまして川の中に入り、砂の底も、一応底地の砂をあけて、10センチ、15センチの底も見てまいりました。非常に黒い状態の泥がたまっているような状況でございまして、きのう採取いたしました水質調査を見て、また専門家と協議をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 村城です。
 養豚場の業者が豚の排泄をする合併処理浄化槽を150人槽をつけたということで大変喜んで見に行ったわけですが、結果的には本当にひどい状況で、それを上流のほうにも確認に行ったのですが、上流の法用町のほうの産廃の未処理の排水ですか、産廃水、それが流れていて、そこもやはり泡がかなり立っているわけです。ですから、においは別として、どこが原因なのかというのがまだ確定できないなというふうには一つ思いましたが、それはそれとして、赤田川の状況がまだ余りよくないというのが事実だと思います。
 家畜排泄物法の管理基準と記録についてということで、いろいろ家畜排泄物法を調べていたんですが、豚は100頭以上の場合はきちんと家畜排泄物を処理や保管する、そういうことをしなければいけないということが法律で決められております。ですから、養豚場もそれに該当するわけで、多分350頭ぐらい飼ってらっしゃるんじゃないかと思いますので、該当します。
 これは平成16年の11月1日から5年間の期間を設けて適用するということで、これを聞いたときは大変うれしかったのですが、調べておりましたらなぜこれがことしの7月なのかなと、ちょっと遅いんではないかなという思いもしまして、本当は21年度中に設置させるべき内容だったんじゃないかなと思います。
 この管理基準の内容の中に、管理の方法に関する基準というのがありまして、家畜排泄物の年間の発生量、処理の方法、処理の方法別の数量について記録を行うことというのが義務づけられております。こういう資料がありまして、豚の場合はこういう資料に基づいて記入しますという、そういうのが具体的にあります。ですから、奈良の家畜保健所のほうに一度お尋ねしていただいて、こういうことまで指導しているのかどうか。指導してないんだったら、そこをきっちり指導させていくというのが、河川に放流しているかしていないかというのをきちんと把握できる大きな根拠になるのではないかと思いますので、この点についてぜひ一度具体化していただきたい、お話を聞いていただきたいというふうに思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 ただいまご指摘の養豚場の排水につきまして、きのうも先ほど申し上げましたように、奈良市の職員と赤田川の奥の院の上流まで行って、再度下流のほうへ戻りました後、奈良市の職員の方が養豚場に寄っていただいております。我々は養豚場から上流にあります、鳴川という取水場の奥の現地も見てまいりました。今、議員からありましたように、鳴川の水の状態は目視でありますが、以前とそう変わってないという感じを受けております。また、においも下流と比べると全くにおいがしなかったというのが鳴川の現状でございました。
 したがいまして、奈良市のほうがきのう養豚場のほうに行きまして、現地の中には入れなかったらしいんですが、その養豚場の関係者に聞くと、最近大量にそういった汚物とかを流した経過はないということをおっしゃっておられたということでございます。
 今後、養豚場から出る水の水質検査は定期的に奈良市のほうからも報告をいただきますし、我々も上流下流の水質調査も引き続き行います。あわせて、今ありましたように奈良県の家畜衛生保健所のほうにも以前に一度お願いをして現地の立ち入りも一緒に、我々木津川市の職員も行かせてほしいというお願いもしておりましたが、養豚場の経営者のほうにも打診をしていただきましたが、鳥インフルエンザの関係、あるいは口蹄疫の関係で関係者以外は入ってもらったら困るということで断られております。今後、今ありましたように、家畜衛生保健所のほうの指導に基づきまして、できる限りの情報提供を求めていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 村城です。
 6月22日に赤田川の水質調査をしております。その中でやはり大腸菌群数が多い。糞便性大腸菌群数も奈良に比べると奥の院が多いのではないかなというふうに思っております。そういう部分も含めまして、今の話では、京都府のことではないので、本当に大変だと思いますが、そのために府県をまたがるということで京都府との協議を続けているわけです。だから、そのためには京都府に力を出していただいて、奈良との話を詰めていただかなければ、これは養豚場の言うままになってしまう可能性もまだまだ大きいんじゃないかなと思っておりますので、そこのところを強化するために、昨年の11月から努力をなさって、お話し合いを持っていたたいて、きのうも南保健所も一緒に現地を確認するという、そういうことが行われているんだと思います。
 解決されなかったらば、やはりこれはなかなか大変です。あそこは当尾の自然のところでは、自然環境保全地域に指定されていると思います。そこの隣のところには、何かきのうも歩いていたら、イノシシが相当暴れたのかなというような泥の状態もありましたが、その横の川が結局ひどい状態で、これは見た目が汚いのも当然ですけども、大腸菌も多いということで、本来考えられない状態がもうずっと続いているわけです。
 そういう意味では、やはりこの先ほども言いましたように、この家畜排泄物法の管理基準と記録、これを最大限に生かしていただくようなそういう話し合いを十分詰めていただきたい、このことがないと、このことがあれば逆に養豚場の排泄物の状況というのは絶対につかめると思いますので、この点を握って離さないでいただきたいと思います。もう一度その点について、これはもう決意になってしまうかもしれませんが、ご答弁いただきたいと思います。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 ただいまの村城議員のご質問につきまして、奈良県の家畜衛生保健所のほうには、以前も京都府の保健所の方と同行してもらっております。今後もそういう形で、京都府との連携協議会を立ち上げておりますので、そういった中で連携をとりながら、今ご指摘のありましたような内容について努力をしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 村城です。
 産廃の処理の問題も含めまして、一歩も二歩も前進していると私自身は思っておりますので、大きな解決に向けて力を注いでいただきたいと、そのように思います。最後になりますが、農業用のビニール、これは本当にわざと廃棄をしているような、大量な、そういうものではありませんが、毎回、京内橋の下の川、赤田川の掃除をすると出てきます。砂に埋まっていたりもしますが、大変そういう部分では、なくなったことがないということで、先ほども答弁にありましたので、すべてが加茂に住んでらっしゃる方だというふうに断定はもちろんできません。上のほうでは農業をなさっている方たちが奈良のほうでもおりますので、そういう可能性もありますが、しかし農業用のビニールにつきましては、指導徹底、これは以前にも私自身議会で質問していると思いますが、やはり指導徹底なさってくださるような、そういう働きかけを強めていただきたいと思います。
 6月のこの水質調査、年4回ですので、また9月の調査があと二、三週間かかるということでしたが、これを照らし合わせて、もしおかしな状況があるならば、その部分についてもぜひ動いていただきたいと思います。そのことを質問いたしまして、これは市長も含めてこの解決のためには大変骨を折っていただいていると思いますが、京都府との関係でいいますと、やはり市長の力が大きいのではないかと思いますので、最後のご答弁をいただきたいと思います。

◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えいたします。
 私も赤田川のほうの調査にも以前行かせていただく中で、黒い土の部分があるというのも確認をさせていただいております。今後も京都府のほうにも行く機会におきまして、十分にこの件についても担当のほうに申し上げていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

2010年12月15日:平成22年第4回定例会(第2号)

◯19番(山本 喜章) それでは、2点目の質問に入りたいと思います。これは以前から、村城議員からは再三の質問がありました、水質についても大分よくなっているというのが現状でありますけれども、「赤田川環境問題について問う」ということで4点の質問をしたいと思います。
 1点目、奈良県奈良市との交渉経過はどのようになっていますか。それから、2番目に、平成21年度、平成22年度の水質検査の結果についてはどういうふうに推移していますか。それから、3点目、養豚場のし尿処理の現状はどのように現在はされていますかということと、それから4点目、廃棄物処分の現状はということでお聞きをしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。山本議員の赤田川環境のご質問にお答えをさせていただきます。
 まず、1問目の奈良市との協議状況につきましては、本年4月に京都府山城南保健所とともに奈良市を訪問いたしまして、養豚場施設の指導状況や現況について聞き取りを行いました。
 さらに、本年7月にも奈良市との情報交換のための協議を行いまして、赤田川の水質保全のための適正な指導や状況把握などを依頼いたしました。
 また、9月には奈良市、並びに京都府山城南保健所と合同で赤田川の水質状況の確認を行ったところでございます。
 なお、奈良県との協議につきましては、これまでに奈良県家畜保健衛生所との、不定期ではございますが、情報交換を行っております。
 次に、2問目の赤田川の水質検査につきましては、合併前の旧加茂町当時から、4地点での年4回の水質調査と、2地点での年4カ所の底質調査を継続して実施しております。
 平成21年度の4回及び平成22年度に実施済の2回分の水質調査結果では、4地点のうち、上流の奈良や奥の院におけるCOD、これは化学的酸素要求量のことでございますが、このほか全窒素、大腸菌等の数値が若干高いことを確認しております。
 なお、下流の地点である高田地区や大野地区では、河川の自然浄化作用などによりまして、季節によるばらつきが若干見受けられますが、全体としては特に異常と思われる測定値はございませんでした。
 次に、3問目の養豚場のし尿や排水の処理の現状につきましては、本年6月に汚水処理槽を2基、これは浄化槽での能力で約150人槽でありますが、これを新たに設置されまして、養豚場から出ます排水を処理されています。
 処理いたしました水につきましては、施設内の清掃などに利用されております。
 また、処理されました水につきましては、本年7月に奈良市が水質測定を実施されまして、汚水処理が適正にされているとの報告をいただいております。
 最後に、4点目の赤田川上流に存在いたします民間の最終処分場に関しましては、これまでより奈良市が場内で排水が流れ出る場所に活性炭を投入されたり、その他の手法を試みていただいているところであります。
 また、抜本的な対策も検討していただいていると伺っておりますが、その実現には至っておりません。
 なお、奈良市に対しましては、引き続き、対策の検討及び水質調査など、監視などを行っていただくよう、お願いしているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)

◯19番(山本 喜章) ご回答ありがとうございました。今の回答では、赤田川の水質状況について確認をしていただいているということと、情報交換、不定期ではあるけれども、情報交換を行っておられるということでございますが、家畜保健衛生所との関係では、月に1回の定期的巡回の報告ということで、定期的には巡回を行っておられるというふうに、平成21年の12月議会でそういう答弁が出ております。その中での月に1回の循環という、その報告については、本市に報告が来ているのかどうか、その辺のことについてお聞かせを願いたいと思います。
 それから、豚のふん尿につきましては、汚水処理槽2基をつけられて、配水は基準値にあるということは、非常に結構かと思うんですけれども、流れている下流につきましては、やはりそんなに変わっていないということでありますので、この辺につきましても、やはり注意をしていくべきであろうというふうに思いますし、そしてまた奈良市のほうの確認をできるだけ早く、多くして、監視体制を木津川市と一緒にやっていただきたいというふうに思います。
 それから、この前にその11月の回答の中に、二つの方法でふん尿の処理をしているということを聞いておるわけでございますけれども、一つは一時的な貯留槽で貯留し、処理しているのと、それから堆肥化を行っているということも聞いておりますけど、これは今現在どのようになっているか、確認をしたいと思います。
 それから、本市の指導にかかわる建物撤去の進捗状況はどういうふうになっているかということと、それからこの前も木津川市の人が浄瑠璃寺の奥で道に迷われまして、養豚場の近くまで行ったところ、野犬のような犬が出てきてほえられたと、怖くて仕方がなかったと、これは女の人ばっかり行かれたんですけれども、そういう状況がありましたので、この飼っておられる犬の、今現在放任状態で買われているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、この辺のことにつきましても、お聞かせを願いたいと思います。
 それから、産廃処分場につきましては、奈良市が活性炭を投入して試験的にやっておられるというふうな回答がありましたけれども、やはりこれにつきましては、奈良市が責任を持って、処分場の配水の処理をできるだけ早くやってもらうような対策を木津川市と協議してもらって進めていただくようにしていただきたいというふうに思います。これについてご答弁をお願いしたいというふうに思います。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。ただいま、山本議員のほうから6点にわたりましての再質問をいただきましたが、4点目の建物撤去の関係は建設部のほうからご回答をさせていただきたいと思います。
 まず、1点目の奈良県の家畜衛生保健所との月1回の協議の関係の情報の関係でございますが、以前に奈良県の筒井のほうにこの事務所があるわけでございますが、訪問いたしました。そこで、変化があれば連絡をするということでお願いをしておりますし、奈良県と奈良市とは常時情報交換もされております。また、我々は奈良市とも常時情報交換もさせていただいておりますので、そういった中で何か変わったことが起これば速やかにこちらのほうにもご連絡をいただきたいと、こういうことでお願いをしております。
 それから、養豚場の汚水の関係につきましても同じことでございますか、基本的に養豚場の場内に我々木津川市の職員か入らせていただくということは、経営者のほうから、いわゆる病気の関係でどうしても断られるということでございますので、奈良県や奈良市のほうにお願いいたしまして、情報をいただいているというのが現状でございます。また、現場の豚のいわゆる汚水といいますか、し尿とふん尿の関係、堆肥化の関係でございますが、基本的には今も変わっておりません。ただ、1回目の答弁で申し上げましたように、150人槽の処理槽によりまして、その汚水についてはちゃんと処理をしていただいていると。また、排水口からは奈良市のほうから水質検査もしていただいていると、こういうことでございますので、その状況を見守りたいと思っております。
 そして、次に5点目の浄瑠璃寺のほうから奥の院を経由いたしまして、ハイカーの方が岩船寺のほうに行くべしが、間違って養豚場のほうに行かれたと、これはふるさと案内、加茂の案内人の方から私も報告は聞きました。間違って入られて、犬に取り囲まれたということでございます。私も日常から赤田川を上流へ上りまして、その河川から上がったところで私も犬に囲まれた経験があるのですが、常時5匹から10匹ぐらいの犬が場内に放し飼いしているということでございます。直接危害を加えるような状況ではありませんが、場内に入ると犬が走ってくると、こういうことでございまして、十分ハイカーの方には間違いのないように、案内看板等を立てて、場内に入らないように配慮していきたいと、こういうことで聞いております。
 それから、6点目の産業廃棄物処分場跡地の抜本的な対策でございますが、このことにつきましても、かねてからいろいろと何回もご質問をいただいております。奈良市のほうにお願いをいたしまして、抜本的な対応ということは浄化槽を全部やりかえということになりますと7億から8億ぐらいの相当の投資が必要だという奈良市のご見解もございまして、当面は活性炭等を投入いたしまして、水処理の状況を見たいと、こういうことで推移をしておることでございますから、そういった場所から直接出る水の検査、そしてその下流部の検査、これは奈良市と我々木津川市もやっておりますので、今後も引き続きそういった形で対応していきたいと、以上でございます。

◯議長(中野 重高) 建設部理事。
   (建設部理事 藤林 英和君登壇)

◯建設部理事(藤林 英和) 建設部理事でございます。山本議員の再質問にお答えいたします。
 建物の撤去の件でございますが、現在建物の撤去と、法定外公共物であります里道のつけかえ等について現在調整を進めているということでございます。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)

◯19番(山本 喜章) いろんな面でやはり難しい点があろうかというふうに思います。しかしながら、先ほど言いました犬の放任状態につきましては、何らかの形で対処していただきたいというふうに思います。というのは、やはり里道があそこから奈良市のほうに抜ける道があるわけですので、これについてはやはり、間違えて入るのはいいですけれども、とめることはできますけれども、道、市道である限り、通れる、通行ができるようなふうに確保をしていただきたいというふうに思います。その点について、どのようにお考えかお聞かせを願いたいというふうに思います。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 山本議員の再度のご質問でございますが、養豚場内におけます犬の放し飼いにつきまして、どのような方策がいいのか、奈良市とも協議をさせていただきながら、対応を考えていきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)

◯19番(山本 喜章) もう1点、市道にかかわる建物の撤去についてですけれども、鋭意努力をしてもらうのは結構ですけれども、やはりできるだけ早くではありますけれども、期限のわかるような回答をしてもらえたらいいんじゃないかというふうに思うんですけれども、その辺についてはどういうふうにお考えですか。

◯議長(中野 重高) 建設部理事。
   (建設部理事 藤林 英和君登壇)

◯建設部理事(藤林 英和) 山本議員のご質問にお答えいたします。
 里道等のつけかえも地元のほうで使っておられるということがありますので、地元のほうとも早急に調整をさせていただきたいと。それで、養豚場のほうへもそういう格好で早急に要望もしていきたいというふうに、また指導もしていきたいというふうに考えております。

◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)

◯19番(山本 喜章) できるだけ早く解決をしていただきたい。そしてまた、市道である限り、安心して通れるような道にしていっていただきたいなというふうに思います。これにつきましては、この件に関しましては、これで質問を終わりたいと思います。

2011年03月09日:平成23年第1回定例会(第6号)

◯20番(村城 恵子) …
 3点目ですけども、「木津川の水を守れ」ということで通告を出しております。
 これは私自身の一般質問の最後の締めくくりとなります、また今後への確認として木津川の水を守れということで質問をさせていただきます。発言通告に沿って6点質問いたします。
 一つは、赤田川上流にある奈良市の法用町、この水質検査。この産廃の排水がそのまま流されておりますが、水質検査で問題はなかったのか、重金属は測定しているのか。
 二つ目に、4年間かかって養豚場の市有地に掛かるプレハブの移設ができなかった責任はだれにあるのか、今後の見通しはどうか。
 3点目、行政は今後も定期的に養豚場や法用町の視察を考えているのか。奈良県、奈良市、京都府との連携強化は今後も確実にできるのでしょうか。
 4点目、伊賀市の産廃処分場から環境基準を超えるPCB等、有害重金属などが検出されて大きな問題になっています。木津川流域ネットワークが結成され、先日市長へ要望書が出されました、市はどのように対応しているのでしょうか。
 5番目、木津川の水を飲んでいます。木津川の水質調査に重金属も対象に加えて木津川の安全を守ることが必要ではないでしょうか。
 以上です。お答えください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。村城議員の5問にわたります質問のうち、2問以外の1問目から5問目までにつきまして私のほうからご答弁させていただきます。
 まず1点目の赤田川に関する水質調査につきましては、4カ所を選定いたしまして、年4回実施をしております。平成21年2月に廃棄物処理場の排水処理施設問題につきましてご相談をいただきましたことから、直ちに奈良市にその状況につきまして確認に伺うともに、法用町にあります廃棄物処分場の下流にございます、最初の採水地点におきまして、平成21年3月の水質調査から、カドミウム、鉛などの重金属類につきまして調査項目に加えました。
 なお、調査結果につきましては、いずれの調査におきましても、重金属類につきまして、定量下限値未満であり検出されておりませんが、今後も継続して水質調査を実施してまいりたいと考えております。
 次に、3問目の養豚場への視察につきましてでございますが、これまで何度か実施できるように依頼を行いましたが、数年前から発生しております鳥インフルエンザや昨年に宮崎県で発生しました口蹄疫などから、畜産農家はウイルスの侵入に対しまして極めて神経質になっておられる状況であるため、施設への視察は実現できていません。現在、家畜に対するウイルスが頻繁に各地で発生している状況からでは、早期の実現は困難な状況であると考えておりますが、視察できるよう関係機関とも連携を進めていきたいと考えています。
 法用町の件につきましては、以前、問題が発生したときに視察をいたしました。
 また、奈良市の担当課では、本最終処分場を、都度確認に行っておられると聞いており、状況の変化があれば連絡いただくよう依頼しているところであり、市といたしまして定期的な視察は現在のところ考えておりません。
 次に、奈良県との連携につきましては、家畜保健所とこれまでどおり、情報交換を行い、また京都府とはこれまで、関係機関からなる赤田川上流域の環境問題等に係る連絡調整会議を開催していることから、今後、引き続き、連携した取り組みを行ってまいりたいと考えております。
 次に4点目の伊賀市の産廃処分場のご質問にお答えいたします。
 本市といたしましては、ご要望の内容につきまして、直ちに京都府山城南保健所に伝えるなど、情報共有に努めたところであります。
 また、このご要望に先立ち、新聞などでこの最終処分場に関する報道等があったことから、昨年10月に伊賀市の担当課に伺い、状況把握に努めております。
 なお、京都府が実施しております木津川の水質調査結果を見ますと、特に数値上、問題はございませんが、今後も引き続き、情報収集に努め、京都府山城南保健所とも相談をいたしまして、状況を見きわめながら、対応策について検討してまいりたいと考えております。
 最後の5点目のご質問にお答えいたします。
 木津川の水質調査につきまして、これまでから、京都府におきまして、BODやCODなどの生活環境項目、カドミウムや鉛などの重金属類を含む健康項目などにつきまして、定期的に水質調査を実施されております。
 調査地点は木津川流域では4地点でありますが、木津川市域の恭仁大橋がその調査地点の一つに選定されておりまして、平成20年度の健康項目の調査結果では、硝酸性窒素類を除き、いずれも測定下限値未満でありました。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)

◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。村城議員の2点目のご質問にお答えいたします。
 市有地に設置されているプレハブにつきましては、平成21年10月ごろに養豚場経営者がプレハブを撤去することとなっておりました。
 しかしながら、養豚場経営者が予定しているプレハブの代替建築物の建築場所が市街化調整区域であることから、都市計画法などの法令に基づく整理が必要でありましたので、プレハブの代替建築物の建築等について、養豚場経営者を初め京都府並びに奈良市と協議を行ってまいりました。現在、養豚場経営者が申し出た計画について、京都府と奈良市で協議が進められているところでございます。
 しかし、当市としまして、京都府、奈良市での都市計画法の整理と同時指導ではなく、道路管理者として不法占用の対応を速やかに進めることが必要であることから、速やかな撤去を求めています。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 村城です。木津の水は府営水を飲んでおりますが、木津川が取水になっているんですが、加茂の住民はどこの水を飲んでいますか。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 現在木津川市域の中の加茂町域につきましての水道のご質問でございますが、加茂の浄水場あるいは簡易水道からの配水というふうに承知をしております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 加茂は府営水ではなく地下水を使用しているわけですが、奈良市の議会で共産党の議員が質問した時に平成19年度の水質検査の結果で赤田川流入前の恭仁大橋で調べて、流入後の木津の浄水場で調べて、問題はなかったという、そういう答弁が奈良市の方からあるわけですが、加茂の人たちは地下水を飲んでいるわけです。それが浸透するまでは何年もかかっていくわけで、地下水を飲むということになりますと、将来的な問題になると思いますが、現場を見ておりますので現場はどういうふうになっていたか思い出せますか。市長でも生活環境部長でも結構ですけども。現場を見に行った方、法用町の廃水が出ている現場を見に行った方が、どんなだったかちょっと思い出してください。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 法用町の現場につきましては私も3回ほど行っておりますので現場はよく知っております。今現在は産廃の上にも土が被っておりまして草も生えておりますので当時の状況がなかなかわからないところでございますが、谷間の一番下流のところによる浄化する機械が置いてございます。その機械は今停止中ということでございまして、その下流部から水が流れ出ているという、そういう現場も承知をしております。ただ、水質基準につきましては奈良市のほうで今現在、年に4回調査をしていただいておりますので、その調査結果については逐一報告をいただいております。現在のところ問題はないと聞いております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) この法用町の産廃処分場は安定型と管理型があって、いろんな金属の屑とかガラス陶磁器とか廃プラスチックごみ屑、建設廃材とかいろんなものがこう入れられているわけですけども、そういう中で伊賀市でも同じような状況の中でPCBなどが検出されているわけです。もう私は宮嶋さんのようにはようけつくりませんでしたが、こういう現場があって、こんな水が流れて赤田川に入っているわけですね、こういう状況です。これは原水というか廃水ですけども、このここのところ、本当に流れた水が浸み出しているわけですから地下に浸透するわけです。こういう中で、さっきから質問の答弁を聞いていて思ったのは、木津川市はある意味、産廃の被害、養豚場の被害を受けていると思うんですけど、そういう雰囲気はあんまりないんですが、その認識はいかがですか。
 市長お答えください。

◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)

◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 上流で起こったことを下流が受けるということですので、そういうことにもなるというふうに思います。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) これは本当に県の境界域なので、本当に被害を受けているような形になってしまって、これは市長は本当に大変な立場に立ってると思うんですが、本来廃水処理装置を設置しなければならない、そういうところの廃水処理が壊れているわけですから大きな問題なわけです。ところが、検査した結果何ともありませんでしたよ、今後も様子を見ていきましょうね、という感じでずっと来ていて、強い態度でもっと奈良市に本当に問題がてかったのかを含めて、木津川市が調査するぐらいの姿勢を取らなければ、大変なかなか難しい問題じゃないかと思います。先ほども言いましたように、加茂は地下水を飲んでおりますし、また木津川は府営水の取水口になっております。
 三重県の名張市に、飲料水を取水している月ヶ瀬村のところに汚水が、事故があって、たくさん流れ込んだんです。30トンの汚水が流れたんです。そのときは直ちに取水を停止して別の水源から水道水を取るということもありましたので、そういうふうなところまで行く前にきちんと、排水処理施設を県や奈良の責任で稼働させるという強い姿勢がなければこれはずるずると何年もいってしまうんじゃないかと思うので、そこの点はちょっと指摘させていただきます。
 それと、吉田ミサヲさんという方を含めて、木津川流域ネットワークの方たちから要望書が出ております。これは産廃がPCBなど環境基準を超えて出たので、そこの撤去も含めて働きかけをしてほしいという、そういうことなんです。だから、木津保健所に言いましたよだけではなく、具体的に動いてほしいという要望だったと思います。これは曽我議員も古くからこの方とかかわっていて、私もかかわりを持たせていただいて、議会の中でもそういう形で要望書を提出したんですが、そういう形でのこのかかわり、木津川市がどういうかかわりをするかというところでの要望だったと思うんですが、私はやっぱりこれでは甘いんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。2問にわたりましてのご質問にお答えをさせていただきます。
 奈良市に対して赤田川上流の対応について強い姿勢で臨むようにと、こういうご質問でございますが、今回のこの第1回定例会の木津川市の会期中に奈良市役所の担当課長のほうから木津川市役所に来訪していただきまして、今後のこの産廃処理の対応につきましての説明を受けております。
 先ほど、答弁をさせていただきましたように、22年度までは年4回の水質調査を実施をしていただいておりましたが、23年度から調査項目に3項目ふやすと、これは金属関係の調査をふやすということと、年4回であったものを毎月調査しますと、こういうことで奈良市の方もかなり積極的に取り組んでいただいております。その調査結果の水質に万が一異常等が出た場合には奈良市のほうで新たな対策を考えると、こういうことまで言っていただいておりますので、今後木津川市としても連携を取りながら奈良市と連携を取って対応していく必要があると考えております。
 この背景には、先ほども申し上げましたように、赤田川上流の環境問題に係る連絡調整会議というのを京都府と連携を取ってやるということで調整いたしまして、奈良県も巻き込みながらの話をさせていただきますので、そういう形で一歩前へ進んでいるのかなというふうに思ってます。
 それから、2点目の吉田ミサヲさんの関係のご要望につきましては、確かに要望として我々も市長あてと、そして議会の議長さん宛ての二つの要望がありまた。この内容は直ちに京都府にも伝えながら、連携を図るということで今調整しているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 木津川市としては、要望に動かないのかどうか。

◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)

◯生活環境部長(田中 達男) 十分京都府と連携を取りながら対応を考えていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)

◯20番(村城 恵子) 水は命の元ですので、全力で取り組んでいただきたいと思って質問を終わります。

2014年06月24日:平成26年第2回定例会(第5号)

◯7番(西山 幸千子) まずもって、時々の判断がずれたものになっているんじゃないかということを指摘しておきます。これから、そういうことがないような形で進めていただきたいと思います。
 給食センターの話は、また続けてあるかもしれませんけれども、とりあえずこれで置いておきます。
 2つ目です。「奈良の清掃センターと歴史的自然環境保全地域は」についてです。
 1、当尾の浄瑠璃寺からごく近い距離に奈良市清掃センターの予定地があります。奈良市の地元地域からも反対の声が上がっていると聞きます。また、当尾の隣接する地域や寺社、ウオーキングの団体からも、不安や反対の声が出されています。木津川市はどのように考えているのですか。
 2、養豚場の無法、今でも頻繁に悪臭と汚濁に悩まされている赤田川の問題があります。そのことに対して、市の認識と取り組みはどうなっていますか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。
   (生活環境部長 駒野 弘子君登壇)

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の1点目の御質問にお答えします。
 奈良市が検討されているクリーンセンターに関しまして、木津川市が奈良市に対して、特に意見を言う立場にないと考えています。
 奈良市からは、候補地に隣接する当尾地域の寺社などにも留意をして計画を進めていると聞いています。
 今後、奈良市クリーンセンターの施設整備計画や環境アセスメントの手続などが明らかになりましたら、計画内容について説明を求めるとともに、木津川市民に対する情報提供について配慮いただくように要望してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の御質問にお答えします。
 赤田川の悪臭と汚濁については、長年の懸案事項であり、木津川市におきましても、奈良市環境政策課や奈良県家畜保健衛生所などと連携し、定期的な水質調査を実施しながら、河川の状況把握と監視に努めているところでございます。
 また、本市では、養豚場に通じる木津川市道の途中に通行規制看板とバリカーが置いてあるのを確認しております。
 看板には、「家畜伝染病発生予防のため立入禁止」と表示されていたため、本市から奈良県家畜保健衛生所に連絡を行ったところ、同所から市道の通行について養豚場へ行政指導を行っていただけると聞いております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) まず、クリーンセンターに関しては、行政区が違うのでということで、いつもそのような答弁だと思いますけれども、当尾の地域の寺社などにも留意をして計画を進めているというお答えでしたけれども、5カ寺から奈良市に対して要望書が上がっているのは御存じですか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 5カ寺の方から申し入れ書が平成25年6月に提出されているのを承知しております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 内容も御存じですか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えします。
 詳細については把握しておりませんけれども、景観面や排水の関係などを申し入れされていると聞いております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) そうですよね、あそこは歴史がとても奈良と深い場所です。そういった意味でのものでも出されていたと聞いています。
 そうしましたら、木津川市に対しては、何かそういったことは出されていますか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 奈良市から木津川市のほうへの説明でございますけれども、木津川市のクリーンセンター建設推進室もございます。同じ事業を進めている部署同士での情報として、情報はいただいております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 木津川市に対して、市民、あるいは寺社、そういったところからの要望とか、そういうのは出ていますか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 木津川市民のある団体から申し入れが出ております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) それの申し入れの内容というのは、御存じですよね。それで、現場のほうを確認したということでよかったですか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 申し入れをいただきまして、申し入れに対して対応をさせていただいております。その申し入れに対しましては、今後、環境影響調査など、節目ごとには木津川市民に対しても説明会を開くなどの申し入れは奈良市側にしていきたいというふうにお話をさせていただいております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 現場は、その後、見に行かれたんですね。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 奈良市の清掃センターの候補地の現場には、確認には行っておりません。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 浄瑠璃寺の側から歩いて見に行っていただけたんでしょうか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 浄瑠璃寺のほうは何度かは行っておりますけれども、奈良市側の清掃センターを確認するためには行っておりません。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 浄瑠璃寺の側からおりていったら、小高い山で、見えるんですよ。ですから、現地に足を入れるではなくて、それの確認はできましたか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 現地の確認でしょうか。現地と申しますのは、済みません。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 浄瑠璃寺の側からおりていくと、浄瑠璃寺の側は山ですよね。そうしますと、予定地というような、看板も何も立っていませんよ、予定地、山ですから今ね。そこが見える場所とかがあるんですよね。目視ができる。かなり近い距離まで歩いて行ける、そういった意味での現地へは確認はしましたか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 申し入れしていただいた後には、行っておりませんが、過去には行ったことがあります。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) これ、たしか5月に申し入れをいたしました。市長宛てに申し入れをしたんですけれども、副市長が対応されましたよね。3点、申し入れがあったと思います。その3つ目に、木津川市はその現地を確認してほしい。いかに近いかというところがあると。そこで、現地を確認してほしいというものがあったと思いますが、副市長はそしたら行かれたんですか。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 西山議員の御質問にお答えをいたします。
 去る5月の23日に加茂の水と緑を守る会の皆さん方から御要望いただきました。この場には西山議員もおられましたので、よく御承知だと思っております。
 そのうちの1点目の奈良市クリーンセンターの建設候補地の見直しについては、先ほど部長が申し上げたとおり、奈良市にはそういった考え直しということの申し入れはできないということは申し上げました。
 それから、2つ目の養豚場の関係については、その市道の関係の現地確認も含めまして、担当の課長に指示をいたしまして、行ってもらいました。
 その後、直ちに奈良市と奈良県のほうに確認もしていただいております。この中間報告は、西山議員にも報告はさせていただいているというふうに聞いております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 済みません、中間報告、誰が私にしていただいたのか、ちょっとわからないんですけれども、一応、電話連絡で、こんな状態だというのが加茂の水と緑を守る会のほうへは伝わったというのは聞いています。
 で、私が今言いましたのは、現地、いかに近いかというのを副市長なり担当部長なり、それを現地を確認したのかどうかというのをちょっと聞きたかったんです。それは。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 私が当時、もう数年前でございますが、生活環境部長のときに浄瑠璃寺の奥の院のほうから赤田川の河川区域を通って養豚場の現場まで行っておりますし、また奈良側からも養豚場の近くまで何回か現地を行っておりますので、現地の状況は熟知をしております。
 また、管理課長のほうからの報告で、いろんな写真もつけていただきましたので、当時とそう変わっていない。ただ、以前にございました建物については、いわゆる道路、市道上から移転をされているという確認はいたしました。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) ありがとうございます。
 ちょっとまだ私、奈良のクリーンセンターの話でお聞きしていたんですけれども、ちょっと養豚場はまた後でさせていただきたいと思います。
 クリーンセンターの候補地が、養豚場で言うと、こちらから、加茂のほうから奈良へ向いていくと、右手のほうが一応予定地という形でなっていると思うんですね。かなり近い距離にある、それを御存じかどうか、ここに座っていらっしゃる方は御存じかどうかということで聞きました。
 やはり、本当に目と鼻の先なんです。当尾のその地点から言いましたらね、木津川市よりももっと近いところ、そういったところにそういうのができる、それに対しての皆さんの思い、不安で、歴史的な場所でありますし、宗教的にもとてもすばらしい場所というのに、そういったものも含めて、5カ寺なり、水と緑を守る会なり、そういったことで、なぜ本当に近い側の木津川市の地域に対して、そういったことも踏まえずにそういう決め方がされたのかという市民の怒りというのがあると思うんです。この間の経緯は、だからどういう形でなっていましたかというのも含めてお聞きしたんです。
 以前に、養豚場のほうで行っていただいたということでしたら、近さというのは御存じですよね。近いということに対しては、御存じですよね。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 現地、いわゆる養豚場がちょうど奈良県と京都府、いわゆる木津川市と奈良市の境界の非常に付近にあるということは承知をしております。そこから、今、奈良市が候補地として決めておられる東鳴川地域の予定地については、距離的には比較的近いということは承知しております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 本当に近い場所なんです。まず、それをわかっていただきたい。
 この間、山城の聖地巡礼の美術館でのいろんな美術品、国宝なり重要文化財なりというものがいかに木津川市に多いか、それもまた当尾の地域にもすごいいいものがたくさんある、そしてまたウオーキングの聖地といったことで、皆さんにいろいろ歩いていただきたいということを考えている中で、歴史的にも、そういった自然というものも大切にしていただきたいというのがまず根底にある。そこを本当に近い距離、行政区と言いましたよね。その隣り合わせでも全然違うというところがあるかもしれませんけれども、本当に歴史の部分から出発すると、当尾地域は本当に奈良の影響が強く受けている部分であります。その近さというものをまず確認していただきたかったと思います。お忙しいのはわかりますけど、部長、部長ぐらいは一回行かはってもよかったんじゃないですか。それは思いますけれども。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の御質問にお答えいたします。
 奈良市清掃センターの候補地から木津川市の浄瑠璃寺あたりまでの距離でございますけれども、確認しておりますのは、距離で言いましたら、500メートルから1キロメートルの間の距離であるというふうに確認しております。岩船寺からでしたら、直線距離ですけれども、1キロメートルから1.5キロメートルの距離であると聞いております。この距離に奈良市の清掃センターの候補地があるということに対しましては、これから環境影響調査に入っていかれるというふうには聞いておりますけれども、一番気にするところは景観であるかなというふうに思っておりますけれども、清掃センターの建物と、それと煙突ですけれども、以前に5カ寺が申し入れ書を出される前に、平成24年10月に浄瑠璃寺・岩船寺・般若寺3カ寺が撤回の申し入れをされておられます。その際に、煙突が見えないということを確認されております。景観上は問題ないというふうには現時点では確認がとれておりますけれども、その他に対する影響につきましては、今後実施される環境影響調査の結果によりまして、木津川市として意見を述べるべきであると思っておりますし、しっかりと確認してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 直線距離で言ったら500メートルから1キロメートル、1キロメートルから1.5キロメートル、そういう数字じゃないんです。だからこそ実体験していただきたかった。もう質問通告では早うに出していますので、その間、見に行っていただけたらよかったなと私は思います。
 本当に当尾の地域というものでは、そういう数字だけでない部分というものがやっぱり人の生活の中にはある、歴史を大切に思う中にはある、そこの部分です。それをまずお伝えしておきます。
 先ほど養豚場の話が出ました。市道のほうの現状は確認していただいたということが、お答えいただきました。こちらのほう、行政指導を行っていただけると聞いております。その後はどうなっていますか。

◯議長(西岡 努) 建設部長。

◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。
 西山議員の再質問にお答えいたします。
 市道の関係でございます。市道に関しまして、奈良県の家畜保健衛生所と連絡・連携をとって今進めておりまして、実際のところ、保健衛生所からは、病気の発生する予防のための衛生管理区域の設定というのがございます。それを今現在は、市道も含めて、衛生管理の区域に入れているというところでございまして、その件につきまして、奈良県の家畜保健衛生所が国のほうへ、そういう状況の内容を国のほうへ確認するというところで問い合わせをしていただきました。その後、県の家畜保健衛生所から連絡がございまして、国からの回答につきましては、他人地を含めることにつきましては、好ましくないというふうな国からの回答であったというふうなことで、後日、指導に行くというところで、冒頭の回答をさせていただいたというところでございます。
 その後でございます。その後に、6月に入りまして、奈良県の家畜保健衛生所の方が3名本市のほうに来庁いただきまして、その指導の帰りに寄ったというところでございました。その来られたときの内容でございますが、県のほうが調べたところ、木津川市道と奈良市道とはつながっていないという見解でございました。養豚場の浄瑠璃寺側にある看板を、この先行き止まり等とし、養豚場手前に置くこととし、原則は、養豚場内にある市道につきまして、看板を置いて伝染病予防のために、立ち入りについては消毒に御協力いただきたいというふうな県からの回答でございました。
 我々といたしましては、そのようなことでございますけれども、認定市道でございますので、通行を規制するものではないというふうな認識はしておりますけれども、今現在、奈良市の道路管理者のほうに、その旨の実際のところの認識、状況、それと判断等を確認中でございまして、それのまだ回答は得ておりません。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) ちょっと答弁の中で一つ気になったところが、木津川市の市道と奈良市の市道とはつながっていない。そうしましたら、そこは通れない場所があるから、関係ないでしょうみたいな話にちょっと聞こえたんですが、そうではないですよね。

◯議長(西岡 努) 建設部長。

◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。
 西山議員の再質問にお答えいたします。
 我々の管理いたします道路、奈良市と木津川市のほうで道路をそれぞれ管理しておりますけれども、つながって初めて公道として一般の方の往来ができるというふうに判断しております。
 実際のところ、今の我々が把握している内容によりますと、間に民地等がありまして、道路と道路がつながっていないと。ただ、過去の状況の中では、何らかの通行されるような道のような状況になっていたとか、それと民地を道路上に整備されて、従前、そういう調べる以前の状況によりますと、その民地の中の私道を一般の方が通行されていたと、そのような状況が、あくまで想像でございますけれども、判断されます。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 本当は民地だったけれども、皆さんが使っていたという過去の経緯があるかもしれない、まあまあそういう過去もあったと思います。奈良市の側には、本来、もともとのバス停があって、名前が浄瑠璃寺南口という名前でした。それが、いつの間にか東鳴川町という名前に変わってしまった。本来だったら、昔は浄瑠璃寺南口のバス停でおりて、そこから浄瑠璃寺へ上がっていっていたというのがありました。
 今、私、これには余り時間はかけたくないんですけれども、その道の問題ですよね。その公道と公道の間が、実は民有地だった。だから、通れないからという。でも、本来、そこじゃなかったら、里道なりなんなりというもので、皆さん通っていた道があったと思うんです。それさえも、今の状態、答弁でしたら、ないのではないかという言い方になってしまうと思います。そこは、県境から向こうで奈良市の側になってしまうかもしれませんけれども、それはちょっとおかしな話じゃないかなと思いました。
 それを木津川市のほうから奈良側の里道の部分はどうなっていたんやというのが言えるのかどうかわかりませんけれども、そこはちょっとまた後日確認したいと思いますので、そこは理解しておいてください。
 赤田川に流れる部分での河川の状況というのを、水質調査を定期的にしていただいているというのが最初の答弁にありました。水質調査も、これは本当に以前からそういったことが、汚濁水とか、いろいろなものがあって、そういった形で水質調査をしていただいているとは思うんですけれども、今の現状とか、誰が見に行かれたんでしょうね。見に行った報告は聞いていらっしゃいますか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 赤田川の河川の状況は、確認しております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) どの部分のどのような状況を確認しています。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 最近におきましては、5月4日に浮遊物があるという市民からの通報を受けまして、それに対応するために職員が確認に参りまして、その後、対処しております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 今、5月4日とおっしゃいました。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 はい、浮遊物があり、においもするという通報を受けましたのは、5月4日、それと6月にもあると報告を受けております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 6月の報告は、どのような内容で、何日でしたか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 そういった通報がありましたら、すぐに職員がそちらに、現場のほうに参りまして、状況を確認しております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 奥の院の堰堤から下流のほうでございますけれども、奈良市の家畜保健衛生所、また環境政策課のほうには、通報いたしまして、確認はしていただいております。
 どういった状況かと申しましたら、赤田川の水が濁っているということの状況を確認しております。
 最近では、6月7日、加茂町西小区民の方からの通報でございます。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 5月4日に行った後、6月の7日に水が汚れている。このときに奈良のほうへも連絡をとったということでいいんですか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 先ほども申しましたが、奈良市役所の環境政策課、それと奈良県家畜保健衛生所のほうに連絡をとっております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) それは、そういったようなものがあったからそこに言ったということですか。通常の汚れだったら、そこへは連絡しませんよね。それは、何でそういう判断をされたのか、ちょっと説明をお願いします。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 市民の皆様から通報がありましたら、必ずすぐに職員が確認行くようにしております。
 また、それに対しまして、関係機関、奈良市の、先ほど申しましたが、環境政策課、家畜保健衛生所にも連絡をとりまして、また京都府の京都南保健所のほうも連絡をとり、確認をしていただく対応をとらせていただいております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 私が言いたかったのは、家畜保健衛生所に連絡するということは、そういうようなものが何か流れていたのですかということを聞いているんです。通常の汚濁とかだったら、そういうところまで行かないのではないかと思ったので、それを聞いたんですけれども、そこの部分はどうですか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 西山議員の再度の御質問にお答えいたします。
 その赤田川の状況によりまして、奈良市のほうから養豚場のほうに、何かそういう状況の変化はないかということは確認していただいております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 共通の認識として、そういう汚れたときには、そんなこともあり得るということが考えられるということですよね。
 もうちょっと副市長も担当部長も奥の院の前後のところを今回は見に行っていただいていないということなので、話がちょっとつながりにくいんですけれどもね、あちらのほう、川の流れをせきとめて、2カ所、ダムという形になっていて、その中間に奥の院という、ちょっと仏様が置いてあるところがあるんですけれども、そちら、副市長、以前に見に行ったことがあるとおっしゃっていましたけれども、そこの状況とかというのは見に行ったことがあるんですか。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 奥の院付近のかいわいはよく知っております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) どのような状況だったか、御存じですか。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 ちょっと質問が抽象的なので、答えにくいんですが、もう少し具体的に聞いてください。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 奥の院の前後のところの川の状況、あるいは水の状況、あるいはそこの泥とか、そういった意味の汚れぐあい、どのような感じでした。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 奥の院の赤田川のところには、堰がございまして、そこで一旦水をためて、そして田植えの時期に、一旦、地元の方が堰を抜いて、一応、その堰の状況を清掃するというふうに聞いております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 汚れぐあいとかは感じたことありますか。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 今の件につきましては、先ほど生活環境部長が申し上げましたとおり、地元の方から水の色が灰色っぽくなっているとか、においがきついと、こういう連絡がございまして、現地を確認いたしました。
 このことにつきましては、河川管理者の京都府並びに京都府の保健所も同行して確認をしたというケースもございます。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 下流域の話は、住民の方から通報があったときに見るという。そうではなくて、部長が前、見に行かれた奥の院の状況、そのときの状況というので、記憶にある部分で教えていただきたい。そのときどんな感じだったのかというのを、覚えていらっしゃるようでしたら、お知らせください。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) もう何年か前の話になると思いますが、堰は、常時水がたまった状態であります。その周りは、落葉樹が結構生えていまして、葉っぱがかなり川底にたまっていたと、こういう状況だというふうに理解しております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) そうしましたらね、そういう農業に使うと言うことで、ため池と似たような感じの使い方と私はちょっと認識していたんですけれども、去年、ため池の決壊とかがあって、ため池の状況というのを確認してはると思うんですけれども、市内にはそんな形のものというのがどれぐらいあるのか、もしわかれば教えてください。

◯議長(西岡 努) 建設部長。

◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。
 西山議員の再質問にお答えいたします。
 ため池に関しましては、農政サイドの担当でございまして、木津川市内につきましては、我々のほうで把握しておりますのが125カ所ございます。一般論というところでのことでございますけれども、地域性によりまして、今の赤田川の水質の御質問の中で関連いたしますと、地域性によりまして、ため池の水質は違うというふうに認識しておりまして、集落が多いとか、周辺に田畑が多いところのため池につきましては、やはり窒素とかリンとか、そういう肥料系のものがやはり流れ込みやすいというふうな状況もございまして、アオコが異常発生したりとか、そのようなことが懸念されております。
 片や、山の上で集落もないようなところの上のほうにあるため池につきましては、落ち葉等は落ちることはございますけれども、特にそういうアオコ等が発生したりとかということも聞いておりませんし、そもそも農業用として水利を利用するためのため池でございますけれども、管理につきましては、地元の水利組合様等へお願いしていることもございまして、そのにおい等につきましての苦情といいますか、問い合わせ等は、今のところございません。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) ため池というのは、大体そういったところにあるので、大体どこも葉っぱは落ちると思うんですよね。それがなぜか赤田川はかなりそういった意味では、底にヘドロがたまっている状態。私も、この質問をする前に見に行ってきました。これが奥の院の上のところの堰をとめているようなところになります。泡が立っていますね。それをためた状態のところ、こちらの手前のほうにかなり泡が立っている状態になっています。ちょっとコピーとったら緑っぽくなってんですけれどもね。そこから、下のダムから放流というか、ある程度ちょっとずつ流れている水が、やはり泡が立っているということになっています。
 これは単純に葉っぱだけでこのような形になるものではないですし、先ほど部長のほうから説明があったように、民家なりなんなりがあって、リンなり窒素なりというものがあると、そういうこともあり得るということなんですけれども、奥の院のところは周りに民家もありません。でも、こういう状態になっているということがやはり問題ではないかというのを認識していただきたいと思います。
 申し入れをしたときには、副市長は、葉っぱのかげんではないかというようなことは言っていましたけれども、今の現状、ため池なりなんなり、葉っぱが落ちているところでも、そのような形では通常はあり得ないという答えがありました。そこは、その要望書を持ってこられた市民に対して、そんな形でにおいがするんだよみたいな話は言っていただきたくないと思います。それは、ほかのため池とか、ほかのいろんなところを見ていただいたらわかると思います。そういったことは、間違った認識は持たないようにしていただきたいと思います。
 やっぱり当尾地域を流れる赤田川も新川もですけれども、もともとすごいきれいな川でありました。赤田川のそのため池というか、上流では、昔は泳いだ人もいるという話も聞くぐらいでした。でも、この前行って、びっくりしました。相変わらずにおいがすごいです。それが時期によってにおいの強弱があるのかもしれませんけれども、本当にウオーキングの聖地からというところであれば、そちらの仏様を拝みに行きたい。私も行って思い出したんですけれども、子どもが小さいときにそこへ足を運んだ記憶がありました。でも、あんな、もうちょっと行くところもうっそうとしてしまっているんですけれども、ああいう状況であったのかというのが、どうなんだろうというふうな、ちょっとある意味ショックを受けたような部分があります。
 先ほど部長からもありましたけれども、土日であっても、赤田川の汚濁調査とかというので、走ってくださっています。現状、それぐらい頑張っていただいていますけれども、やっぱり報告を受けただけとかではなくて、副市長なり部長なり、ちょっとその状況というものをきちっと見に行っていただきたかったと思います。
 市長は、今までのやりとりを聞いて、どう思われました、当尾の部分に対して。

◯議長(西岡 努) 河井市長。

◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えいたします。
 水質汚濁については、十分に今後も奈良市環境政策課や、また奈良県の家畜保健衛生所などとも十分に連携しながらしっかりと水質調査を実施しながら監視をしていきたいと、このように思っております。
 私もここを歩かせていただきましたが、奥の院も行かせていただきました。非常に風光明媚なところであるというふうに思っておりますので、ここの監視には十分努めてまいりたいと、このように考えております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) 監視というよりも、原因があるものが結果としてああいう形になっているので、もう少し本当に真剣にちょっと考えていただきたいと思います。
 木津川市「水・緑・歴史が薫る文化創造都市」、その代表とも言えるような当尾地域です。歴史は長い時間をかけてつくられていきますけれども、壊すのは一瞬ですよね。今回、大仏鉄道、奈良市との連携がうまくいった結果だと思います。やはり、奈良市とすごく連携というものも含めて守っていただきたいと思います。
 新しいまちと、そういう歴史のあるまちというか、そういう集落なりなんなりが両方ある木津川市ですので、本当に5カ寺の思い、そして住民の方の思いも含めて、もう少し今後もその状況、現状を正しく認識して、守り抜いていただく努力、そういうことを重ねていただきたいと思います。それに対しては、市長はどうですか。副市長ですか。

◯議長(西岡 努) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 ただいまの西山議員の奈良市との連携のお話がございました。
 このことにつきましては、ことしの2月に奈良市の副市長がわざわざ木津川市まで来ていただきまして、この来ていただいた背景と言いますのは、やはり今ありましたように、地元の皆さん方から奈良市への要望がございました。そういったことで、今後も丁寧に説明をしていきたいと、こういうことで副市長がお見えいただきました。
 ただ、地元、いわゆる奈良市側の地元のほうの説明会がなかなか前に進んでいないという現状を踏まえまして、奈良市の動きがあれば、並行して木津川市のほうにも説明をさせていただきたいと、こういう申し出でございますので、今後、このクリーンセンターだけではなくて、赤田川の関係、それから今ありましたように、そのほかの観光資源の環境も含めまして、十分連携をとっていきたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 西山さん。

◯7番(西山 幸千子) もちろん連携はとっていただきたい。そのためにも、住民の思いというのを正面から受けとめていただきたい。それは伝えておきます。

2015年03月06日:平成27年第1回定例会(第3号)

◯9番(曽我 千代子) …
 2点目に行きます。「当尾地区を世界遺産に」。
 歴史的意義のある加茂町当尾地区を世界遺産にする運動に取り組むべきだと思っています。
 奈良阪・般若寺から中ノ川を経て浄瑠璃寺に至る歴史的意味を持つ古道ですが、ここが現在、東鳴川で人為的に通行不能になっているのは、大いなる損失です。この古道をハイキング道として整備することが不可欠です。
 まず、そこのことについてお答えください。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。
   (生活環境部長 駒野 弘子君登壇)

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 曽我議員の御質問にお答えします。
 当尾地区には、貴重な歴史的遺産を保有する浄瑠璃寺や岩船寺があり、歴史的意義は十分認識しておりますが、文化庁や京都府から、地域全体の自然景観や歴史的景観が必ずしも文化遺産として維持されているとは考えにくく、困難であると聞いております。
 しかしながら、府の「歴史的自然環境保全地域」に指定され、「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれている、歴史・文化・自然環境が一体となった美しい地域であります。
 市といたしましては、このような当尾地区の魅力を市内外に発信すべく、今年度は、「歴史めぐりマラソン」を実施したところであります。
 今後も、これまでの取り組みに加え、地域の皆様にも参画いただいております「当尾地域の観光資源を活用した地域力活性化検討委員会」での御意見等を踏まえ、引き続き市の魅力発信に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 建設部長。

◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。
 曽我議員のただいまの御質問につきまして、お答えをいたします。
 この道は、養豚場の衛生管理区域設定により、通行禁止看板が設置されているところでございますが、その看板の撤去を奈良県家畜保健衛生所から養豚場に指導していただくよう申し入れており、通行について家畜保健衛生所と協議を行ってまいります。
 以上であります。

◯議長(西岡 努) 曽我さん。

◯9番(曽我 千代子) 奈良時代からの歴史や文化を語る上で、東大寺の荘園的な立場であった当尾地域は、重要な意味を持っています。岩船寺や浄瑠璃寺などは、柳生から人が入ってくると、ほら貝を鳴らして東大寺に連絡を入れたという、とりでの役目も果たしていた場所です。今でも、その上に立ってほら貝を吹いたという岩が残っています。奈良の都は、こういうふうにして守られていたのだろうと考えます。
 また、文学的にも多く取り上げられた由緒ある場所です。今回、その関連する資料を幾らか皆様方のお手元に配らせていただきました。
 また、今、どんなふうに危機的な状況になっているかということの資料も、あわせて配らせていただいております。
 しかし、近年、こういう県境は、人の目が行き届かないのをいいことに、荒廃が進んできています。この周辺は、昭和新山と言われるぐらいに、産業廃棄物が埋められた跡が点在しています。そのことから、どんどんと産廃業者がやって来て、リサイクルセンターなどができているのですが、今はまた奈良市の清掃センターも建設されようとしています。清掃センターが建てば、浄瑠璃寺などからも煙が観察されるようになってしまいます。この地域をこのまま放置してなくしてしまうのは、余りにも損失が大き過ぎると思っての私の今回の質問です。
 歴史家から教えていただいたことですが、少し細かい説明をさせていただきます。
 浄瑠璃寺や岩船寺など当尾周辺の寺院は、明治に入るまで興福寺の末寺であり、創建以来、奈良、とりわけ興福寺の強い影響下にあったそうです。
 現在、木津川市と奈良市との境界線上には、遅くとも浄瑠璃寺が開かれた平安時代以降からある古い道があります。奈良から浄瑠璃寺周辺への行き来には、長らくこの道が使われたようです。
 春日社家日記、中臣祐定記に見える簀河路の自然、大和路に見える廣岡越路の自然が、この道に当たります。
 浄瑠璃寺流記事などを見ても、奈良市中ノ川にあった中川寺や興福寺寺領であった奈良市の須川・狭川との頻繁な交流が事細かに記されています。
 浄瑠璃寺周辺の歴史的価値は、奈良の影響抜きには語れないと言ってもよいでしょう。すなわち、現在、木津川市と奈良市の境界をなす古道は、浄瑠璃寺周辺と奈良を結ぶ象徴的な道であり、歴史的にも観光資源としても重要な道と言えます。
 例えば、岩船寺裏手にある弥勒の辻、弥勒磨崖仏は、笠置町弥勒磨崖仏の模刻、つまりまねをした彫刻ということですが、と見られていますが、磨崖仏の前を通る道が、奈良から当尾を経て、狭川、広岡に抜け、笠置へ行っている道であったことを知らなければ、この像がここにある理由を理解できません。
 しかしながら、現在、木津川市と奈良市の境界をなす古道は、東鳴川で人為的に通行が妨げられている影響で、一部が急速に荒廃し、消滅の危機に瀕しています。本気で浄瑠璃寺周辺を世界遺産として登録することを目指さなければ、浄瑠璃寺周辺の歴史を語る上で欠くことのできない木津川市と奈良市の境界をなす、この古道、それがなくなってしまいます。今こそ、ハイキング道として再整備する必要があると思っています。
 先ほど部長がお答えいただきましたけれども、せめてこういうハイキング道として何とかしたいというふうにおっしゃるんでしたら、ぜひそのことが私は必要だというふうに思っています。そのことについて、後ほどもう一度お答えください。
 なお、昭和18年ごろ、堀辰雄夫妻が、まさにこの道をたどり、奈良から2時間余り歩いて、浄瑠璃寺を訪れ、また同じ道を引き返して、春日大社のあたりまで足を延ばしたことが、彼の有名なエッセイ「浄瑠璃寺の春」に書かれています。その後も、この道は、ほんの数十年前までハイキング道として頻繁に利用されていました。
 幸い、加茂町と木津町が合併したことで、現在、この道のほとんどの区間が木津川市の所有する里道となっており、木津川市がその気になれば、いつでも道を観光ハイキング道として復活される状況にあります。
 また、この道を通る赤田川上流の県境付近で、ごみの不法投棄や、赤田川がどぶ川のようになっている原因とおぼしき汚水の排水など、違法行為や迷惑行為が多発していますが、ハイキング客の往来があり得る状況、つまり誰かに見られる可能性がある状況をつくり出せば、迷惑行為の抑止力としても働くことでしょう。
 ハイキング道としての整備は、幾つか荒廃した区間の草刈り及びぬかるみ対策等、奈良市般若寺あたりから浄瑠璃寺にかけて道しるべを設置するだけで済むというふうに考えています。
 それだけで、道しるべによる永久的な奈良からの観光客誘致、道周辺にある牛塚石塔など、新たな観光資源の開発、県境地域の迷惑行為の抑止など、大きな効果があると思われます。
 そのことについて、整備する考えがあるかどうか、お答えいただきたいと思います。先ほどの部長の答弁では、それに近かったと期待しておりますが、いかがでしょうか。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 曽我議員の御質問にお答えいたします。
 ハイキング道として整備するということでございますけれども、今現在、おっしゃっておられますように、養豚場の衛生管理区域という通行を妨げるような状況があるということで、そこのことに対しましては、奈良市の、先ほど建設部長が答えましたように、奈良県家畜衛生保健所のほうから御指導いただき、許可権者でもあるところでございますので、しっかり御指導いただき、対策を講じていただけるように求めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 曽我さん。

◯9番(曽我 千代子) 里道を勝手に占用するなど、奈良市のほうが間違っているわけですね。うちの建設部のほうで、そのことを苦情を入れてくださっているのは、私は大変心強いというふうに思っています。これからもずっとそんなふうに頑張っていただきたいと思うんですが、そのことがなったら整備してくださいますか。確認したいと思います。

◯議長(西岡 努) 生活環境部長。

◯生活環境部長(駒野 弘子) 生活環境部長でございます。
 曽我議員の再質問にお答えいたします。
 もし、奈良市のほうで対策が講じられましたら、また検討して、できるだけハイキング道として復活できるように取り組みができたらと考えております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 曽我さん。

◯9番(曽我 千代子) 先ほど、世界遺産は無理だというお話がありました。
 世界遺産に登録された島根県大田市にある石見銀山の発掘跡もまた、日本でこんなに寂れて荒廃したところはないというぐらい過疎と荒廃が進んだ場所だったそうです。そこを、かつてまちの助役さんだった方のお孫さんが戻ってこられて、現在、私と同じ年の方ですが、自分の育ったまちで義足などをつくる会社をたった一人から興されました。
 事あるごとに石見銀山の遺品を買い集め、世界遺産登録の運動を目指して始められたそうです。おじいさんの話をずっと信じてきてからですと、その方はおっしゃっておられました。100人に満たない小さな中小企業です。しかし、その方の迎賓館の2階、銀行の潰れかけた施設を買い取ったそうですが、いろんなお宝を並べていらっしゃいました。
 世界遺産になった今では、空き家に関係者が戻ってきて、パン屋さんやお土産屋さんを営むようになって、少しずつまちの活性化が進んできています。まちの宝物というのは、こんなところにあるものだと感心しました。
 木津川市こそ、奈良時代から続く、こういう宝物をたくさん持っている地域だと私は改めて思い至りました。市長は、これをどんなふうにお考えになりますか。それと、先ほどの里道の整備についてもどんなふうにお考えでしょうか。間違っているのは、奈良市です。

◯議長(西岡 努) 河井市長。

◯市長(河井 規子) 曽我議員の御質問にお答えいたします。
 私も、この当尾地域、本当にすばらしいところだなというふうに、本当にそういうふうに思っています。
 赤田川の周辺のところ、ずっと上まで歩いた経験もありますし、奥の院も見させていただいたり、また当尾地域、先日も歴史マラソンもさせていただく中で、短期間でもありますが、非常に遠くからも走りに来ていただいたということでは、非常にやはり誇れる地域でもあるというふうに思います。
 そういう面では、世界遺産にしていきたいなという私の願いもございますが、なかなかどういった方法があるのかという思いもあります。
 本当に、木津川市は奈良との縁の深い、奈良時代には、恭仁京に都が移されたということもありますように、本当に縁の深い地域でもありますし、興福寺の創建瓦を焼いたり、また東大寺の柱や、いろんなものの資材を木津川市から運んだりと、本当に木津川市というのは、大きな奈良を支えていた地域ではないかなと思っております。
 そういう点で、非常に奈良とゆかりが深いということでは、奈良の一連の世界遺産と肩を並べて仲間に入れていただいて、本当に十分なぐらいの価値のあるところだというふうに思っています。
 今現在、奈良とは、大仏鉄道ということでは、初めて奈良市との取り組みということでパンフレットをつくったり、案内看板の設置も進めています。
 そういう点では、今後、そういった方向でも、木津川市の文化財なども一緒に取り組めないかなという思いも持っているところでございます。
 一度にはなかなかいかないというふうに思いますが、今、曽我議員さんがおっしゃっていただいたように、やはり自分のまちに本当に誇りを持ち、愛着を持っている人がどれだけたくさんいるかということが今後のキーワードでもあるというふうに思いますので、そういった人たちが力を合わせていく、また今後、子どもたちもそういう自分たちのまちに愛着を持っていく、そういった取り組みも必要であるかなというふうに思っています。
 今、先ほど言っていただいた、通行できなくなっているところですけれども、これまでもいろんな本や、いろんな方に紹介していただいている、そういった歴史のある道ということで、ちょっと今難しいことの中で、ここ、通れなくなって、私も行きましたけれども、犬にほえられたり、そういう状況になっているということで、ちょっと残念な思いをしております。何とかここが解決できたらなという思いでおりますので、そういった面でも、奈良市のほうにしっかり申し入れていきたいなと思っております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 曽我さん。

◯9番(曽我 千代子) 何をするにも、実際には難しい問題が立ちはだかっているのは、私もよく理解しています。しかし、一つずつ解決することで、私は先が見えてくるというふうに思っています。
 もちろん、世界遺産登録に当たりましては、奈良県との連携は不可欠だと思います。これについても、地道な運動が求められると思います。そういう意味では、大仏鉄道の跡地が残ったことは、私は随分大きな意義があるだろうというふうに考えています。
 繰り返しになりますけれども、もう少しこの周辺のことの説明をさせていただきたいと思います。
 浄瑠璃寺から南へ、奈良に至る古い古道ですが、この道は、現在、木津川市と奈良市との境界です。この道は、明治16年に編さんされた山城国「相楽郡村誌」にも、当尾村から中ノ川を経て奈良へ至る奈良道として記載されており、かつては主要道として使われていた道です。現在、この道は、木津川市、または奈良市の所有する法定外公共物里道となっています。
 さて、浄瑠璃寺から赤門坂を下った東鳴川に村田養豚場があります。ここ十数年余り、村田養豚場がさまざまな方法で実質的に里道を占用し、通行を妨害していることは、管理課など関係者にはよく知られていることと思います。
 去年は、放し飼いにされた犬が京都府と奈良市の保健所により野犬として多数捕獲され、40匹余りの犬が群れて周囲を自由にうろついていたものが、現在では、10匹程度に減りました。以前は、浄瑠璃寺周辺でも、野犬化した犬が目撃されておりましたが、現在は幾分改善されたようです。
 木津川市管理課では、木津川市法定外公共物管理条例に基づき、先ほどのお話ですが、村田養豚場の敷地の間を抜ける里道について、その境界を確定し、里道上にあった工作物を数年がかりで撤去させたこと。残念ながら、現在も、本来の里道を通行できる状況には回復していませんが、これは大変意義のあることでした。本当にありがとうございます。
 しかし、村田養豚場の敷地のうち奈良市側では、奈良市が境界確定について申請主義をとっていることから、敷地境界が確定していません。そのため、最近では、里道を含む敷地全体が衛生管理区域であるとして、里道上に立入禁止の札が立つ事態となっています。
 驚くべきことに、これは奈良県家畜保健衛生所の指導によるものです。奈良県家畜保健衛生所は、敷地境界が確定しないことを理由に、村田養豚場に対し、里道を含め敷地全体を立入禁止するよう指導しているのです。木津川市の管理課と違い、ここに至っても、なお奈良市は里道と敷地の境界を確定しようとしていません。
 しかしながら、不動産登記法第123条には、筆界特定手続が規定されており、この制度は、市町村が里道や水路の境界特定のために利用することも想定されています。
 もし、奈良市自身の制度で敷地境界を確定できないのであれば、奈良市はすぐにでも筆界特定制度を利用しなければならないと考えます。
 筆界特定制度によって特定された境界は、筆界確定訴訟で境界が変更されない限り、実務上は、境界確定協議の結果と同じ効力を持ちます。
 木津川市管理課の努力によって、当該里道の木津川市側の通行が回復したとしても、奈良市側で実質的に通行が妨げられていては、木津川市の財産である周辺里道が荒廃することは必定です。事実、周辺里道は荒廃が進み、危機的状況にあります。
 木津川市管理課は、奈良市に対し、村田養豚場の敷地の間を抜ける里道について、法務局に筆界特定手続を申請するよう申し入れるべきです。そして、境界が判明すれば、直ちに原状を回復するよう、村田養豚場に対し奈良市による行政指導がなされるべきです。この件について、木津川市管理課のお考えはいかがでしょうか。

◯議長(西岡 努) 建設部長。

◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。
 ただいまの曽我議員の再質問にお答えをいたします。
 特定筆界制度につきましては、我々も、道路事業等でいろんな手続があることの一つということで私も認識しているところでございます。
 今、お話があった内容につきましても、あくまで京都府側、奈良県側というふうな線はあるわけでございますけれども、今までも奈良県、それと奈良市といろんな面で協議も進めているところでございまして、あわせまして協議の一つとして申し入れたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(西岡 努) 曽我さん。

◯9番(曽我 千代子) ぜひそうしていただきたいと思います。
 ひいては、木津川市の大きな財産を失うことになってしまいますので、私はここは奈良市とどうしてでも連携をしていただきまして、世界遺産を目指して頑張っていただきたいと思います。

2015年06月24日:平成27年第2回定例会(第5号)

◯6番(西山 幸千子) …
 次の質問に行きます。
 3、「当尾の自然と文化を守り、後世に引き継ぐために」。
 市長は、所信表明の中で、「地域資源を活用した観光の取り組み」「歴史的文化遺産を大切に保存する」ことをうたっています。今、浄瑠璃寺から直線距離で380メートルしか離れていない奈良市で、クリーンセンター建設の計画があり、地元では反対の声が大きくなっています。文化遺産を守る立場から、どのような認識を持っていらっしゃいますか。

◯議長(倉 克伊) 教育部長。
   (教育部長 森本 直孝君登壇)

◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。
 西山議員の御質問にお答えします。
 奈良市クリーンセンターの建設候補地は、特別名勝・史跡浄瑠璃寺庭園の指定範囲に近接しておりますが、建設に対して文化財保護法上の規制はございません。
 ただ、当尾南部地域は、京都府歴史的自然環境保全地域や文化財環境保全地区に指定された地域でもありますので、歴史的風土を背景とした自然環境保全について注視してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) 今、お答えいただいたんですけれども、通告書の中では、市長が所信表明の中で歴史的文化遺産を大切に保存するということを言っていますけれども、どうなんでしょうかということをお聞きしました。市長は、いかがお考えですか。

◯議長(倉 克伊) 市長。

◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えいたします。
 これまでも、歴史的文化遺産を大切にしてまいりましたし、各種いろんなものについても修繕をさせていただいたりしておりますので、かなり予算についてもつけさせていただいているというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) そうですね、それは否定はしません。
 じゃあ、今、こういう問題が起こっている中で、どういう認識をお持ちですか。
 この答弁書が皆さんで考えた答弁書でしょうから、奈良市のことですしというふうな考え方だというふうに受け取れるんですけれども、今回のことは、ずっと市長に対しても申し入れもあったでしょうし、本当にこの地域、すぐ南側、奈良、県境にはなっていますけれども、昔の歴史から言いますと、もう一帯の地域でもあるというふうな場所になっています。その中で、言ったら、そういう形のものがある。
 私自身も、別に清掃センターの必要性というのはありますけれども、なぜここなのかということが、それこそ当尾側じゃなくても、奈良市の側でも、なぜなんだというところがあるんですね。
 今回、特に市長は新しく「マチオモイ部」という形でつくられる、そういう観光とかも含めてよさを発信していく、そしてなおかつ市民にとっても、地元を愛する気持ちとかということをもっともっと大切にしたいということをおっしゃっていますよね。
 補修とかに予算をかけていただくというのは、市長の大きな権限でもありますから、それに関しては何も言いませんけれども、そういうことじゃなくて、もう一歩進んで、思うというところでは、どうお考えですか。そこをもう一度お願いします。

◯議長(倉 克伊) 市長。

◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えいたします。
 私は、やはり歴史的文化遺産というのは、これまで100年、何百年と守ってこられた方たちへの尊敬の念を非常に持っております。そのもの自体が国宝であるとか、重要文化財であるというのはすばらしいんですけれども、それをずっと守ってこられた、そこの人たちの思いがやはりとても私は尊敬できると思っておりますので、これからもやはり何百年と残していきたいという思いで、これまで取り組んでまいりました。こういった思いを私は大切にする、まちを思う思いを大切にするということで、マチオモイ部をつくらせていただいたというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) この間、奈良ともすごく有効な形で、例えば大仏鉄道のことですとか、やっぱりお互いに協力しないと残せないものとかというのがあると思うんです。ただし、やはり奈良の側からの困った問題点というのも、あの地域とかでは多いというのがあると思います。
 きのうも、片岡議員のときも、奈良の中の方でも、やっぱりそういうふうな意味で、ちょっと迷惑をかけているんじゃないかとおっしゃっている、そういう木津川市のことを考えてくださっている方もいらっしゃるという中で、やっぱり市長として奈良に対して、注視しているではなくて、木津川市のそういう大切なものを守っていくということで、そういうことを伝えていただきたいと思います。それは、今までも伝えていただいていますよね。

◯議長(倉 克伊) 市長。

◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えいたします。
 当然、私どももクリーンセンター建設のときには、奈良のほうにも説明にも行っておりますので、今後、詳細が決まりましたら、そういった報告もあるというふうに思っておりますし、その点につきましては、十分注視もしていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) 決まりましたらというところが、ちょっと問題があるんですよね。
 そういう部分ではなくて、いろんなものでそうですよね。途中経過をもっと大切にしないといけないんじゃないかというのは、いろんな問題でいろんな議員からいろんな場面の指摘があると思うんです。
 奈良も市長さんが変わられて、世界から尊敬される国際観光都市というものを目指すということで、魅力を十分に引き出したいということを言っていらっしゃるんです。木津川市でも、魅力の中の大きな魅力でもあります。ですので、そちらの部分は大切にしていただきたいと思います。
 副市長も、以前、答弁でも、本当にいろんなことで連携していきたいということも言っていただいていたと思います。そのことで、当尾の皆さんに、当尾の地域の人たちの気持ちですね、それに沿ったことをしていただきたいと思っています。
 これは、待っているだけではあかんと思うんです。やはりきちっと伝えていかないといけないと思っているんです。それは、今後もきちっと伝えてはいただけるということで、いいですか。

◯議長(倉 克伊) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 西山議員の御質問にお答えを申し上げます。
 先ほど私のことも出していただいてということでございましたので、奈良市、あるいは奈良県との関係も含めて、きちっと情報交換、連携をとっているのかということでございますが、かねてから、今、奈良市の清掃センターの関係についての御質問でございますが、このほかにもいろいろと隣接をしている関係で、養豚場の問題とか、例えば我々の新しいクリーンセンターの工事、今しておりますが、木津川の下流部分に奈良市の水道の、いわゆる水源地といいますかね、水源をとっている口もございます。そういうことも含めて、奈良市といろんな連携をとっております。
 去年も、奈良市の副市長がわざわざ来ていただいて、情報交換もしたようなこともございますし、今後も必要な時期には、担当レベルも含めまして、情報交換はしてまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) 一つちょっと確認しておきます。
 奈良に今あるクリーンセンター、あれの水とかというのはどこに流れているんですか、奈良市の側に行っているんですか、木津川市の側に来ているんですか。

◯議長(倉 克伊) 副市長。

◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
 流域としては、鹿川、漢字で「鹿川」と書くと思いますが、鹿川の河川に流れていると思います。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) そうですよね。
 それも含めて、私、皆さん地元の方はおっしゃっていたと思います。
 連携は深めていただきたいですし、私がこれタイトルにも書きましたとおり、「当尾の自然と文化を守り」、「自然と」という部分、そして「文化」というもの、そこをすごく大切にしていただきたいと思います。
 とても、それこそ微妙な問題でもありますし、あちら側とこちら側では180度立場が変わるし、奈良の側でもいろんな反対の声とか、いろんな問題を早く解決してほしいとかという声もあります。
 でも、木津川市の自然・文化、そして今後も後世に引き継いでいかないといけない、途中で壊してしまうようなことになってはいけないというものを含めて守っていただきたいと思っております。そこの部分は、多分、同じ考えだとは思いますけれども、最後にもう一回、市長、それに関して、守っていくという、そういう気持ちのものをもう一度お願いします。

◯議長(倉 克伊) 市長。

◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えいたします。
 自然環境を守っていくという方針には変わりはありません。
 奈良市が実施される事業については、途中でいろいろな意見を申し上げるというところは、なかなか難しいというふうに思っておりますが、十分連携をとっていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(倉 克伊) 西山さん。

◯6番(西山 幸千子) そうですね、府県を超えて、あの地域というものを守っていただきたいと思います。
 本当に、奈良市に対してというわけではなくて、奈良市であろうが、どこであろうが、京都府であろうが、奈良県であろうが、自分たちのものはこういうものがありますということをきちっと伝えていただきたいと思います。これは、市長にも、副市長にもお願いしておきます。
 以上で、私の質問を終わります。